« 但馬牛と焼き穴子のあいのせ重@姫路・まねき食品(岡山駅「おかやま駅弁」で購入) | トップページ | 麺屋武蔵 武骨相伝@上野 ~ 白つけ麺 »

2020.12.01

マルティノス選手、契約満了

・昨日(11/30)マルティノス選手が契約満了に伴い、2020シーズンをもって浦和を去ることになったことが公表されました。

・まぁこれほど短期間で評価が激変した選手はなかなかいなかったのでは無いかと。今年10月の名古屋戦で大槻監督が突如「マルティノス、サイコロの旅システム」を採用し、前半対面の吉田をチンチンにした辺りから2年半もの深い眠りについていたマルティノスの才能が開花。それからの2ヶ月の活躍はスーペルとしが言いようがなく、マルティノスの退団を惜しむ声が多いのも判らなくはありません。

・しかし、マルティノスが大活躍したのは3年契約のうちのたった2ヶ月に過ぎなかったのも事実。

・敵陣に広大なスペースがあると無類の威力を発揮する一方、スペースがない場合はボールをこねにこねた挙句ロストしがちで、使い方が非常に難しい選手、汎用性に乏しい選手だったのは確か。また基本的に気分屋で、試合中に集中力が切れがちで守備に穴を開けがちな上に、そもそもパフォーマンスが安定しないのも難点でした。

・いかにも気分屋らしく、ノリにノッていた「栄光の2ヶ月」の間は不甲斐ない周囲の選手を叱咤激励するなど頼もしい姿を見せていましたが、それ以前はちょっと相手と交錯するとやたら痛がってピッチにゴロゴロする姿があまりにも目立ちました。退団が決まったマルティノスは「私の決して諦めない姿勢を見てもらうためでした。」とコメントを残していますが、基本的にはそういう選手ではなかったかと(苦笑)。

・ハマれば絶大な威力を発揮するけれども、使い方が難しくて汎用性に乏しい上にパフォーマンスが安定しない割にはそれなりにお高い(というか、そんな選手に約2億円と言われる移籍金を横浜Mに払った山道氏って何なん・・・)となるとコロナ禍による入場料収入激減で経営難に陥った浦和がマルティノスとの契約更新を断念したのも致し方ないでしょう。浦和はマルティノスに単年契約をオファーしたが、それをマルティノスが断ったのか、そもそもぞれ以前に金銭面で折り合いがつかなかったのかは判りませんが。

・パフォーマンスが安定しないことには目を瞑って正しい使い方をすれば絶大な威力を発揮する選手なのは証明済なので、お金に余裕があるクラブに拾われる可能性はそれなりにあると思いますが・・・

・なおマルティノスの正しい使い方を見出すのに2年半もかかった浦和も相当マヌケ。2018年開幕時堀式4-3-3、いわゆる「ホッカー」の右WGとして起用する発想自体は間違っていなかったものの、マルティノスはスペースがないと全く使えないことが第3節長崎戦で早くも露呈し、堀監督が早々とホッカーを諦めたのがマルティノスの不幸の始まり。

・堀監督はリーグ戦5試合で更迭され、その後のオリヴェイラ流3-1-4-2や大槻流「ちょいミシャ」ではマルティノスに最適なSHなりWGなりといったポジションがなくなってしまいました。2020年になって大槻監督が4-4-2に転換した後もシーズン序盤に後半途中からSHでちょっと試行してすぐにお蔵入りになってしまい、今年の夏時点ですら今年は最終的に「マルティノスイヤー」になることを予想するのは非常に難しかったと思います。

・活躍した期間は非常に短かったとはいえ、最後の最後で赤者に強烈な印象を残した外国人選手という点ではマリッチと被ります。また完全に不良債権と化していた時期ですら全く凹むことはなく、何の根拠もなく「今年はマルティノスイヤーになる!!」と公言し、果てはルイ・ヴィトンのモデルをやっていることが明らかになるなど、妙に愛されるダメ人間的なキャラクターを持った選手でもありました。

・そういう選手もそれなりにお高いがゆえに契約更新は無理となると、マルティノス以上に活躍できなかった高額ベテラン選手は軒並み契約満了となるのは間違いないでしょう。経営難の下で新監督の希望に応えるべく選手を入れ替えるにはやむを得ない話ですし、こんな形で世代交代を進めざるを得ないのもしんどい話ですが。

 

|

« 但馬牛と焼き穴子のあいのせ重@姫路・まねき食品(岡山駅「おかやま駅弁」で購入) | トップページ | 麺屋武蔵 武骨相伝@上野 ~ 白つけ麺 »