鮭いくらまぶし弁当@一ノ関・斎藤松月堂(東京駅構内「駅弁屋 祭」で購入)
東京駅構内の巨大駅弁売り場「駅弁屋 祭」はまだ多少空いている棚が残っているものの、首都圏近郊以外の駅弁も少しずつ戻っていたようで何より。今回は一ノ関・斎藤松月堂の「鮭いくらまぶし弁当(1100円)」をチョイス。
一ノ関駅で駅弁を買う機会なんて無いせいか斎藤松月堂という駅弁業者は恥ずかしながら初耳でしたが、明治23年創業、明治26年駅構内営業開始という結構な老舗のようです。その割に掛け紙がペラペラなのはコストダウンに努めた結果なのでしょう。
また「鮭いくらまぶし」という随分説明的なネーミングで、「はらこめし」ではないのはご飯はほぼ白飯で鮭の煮汁で炊いた炊き込みご飯ではないからなのかな? でもこの手の駅弁にハズレはありません。冬季の早朝に買ったものゆえご飯が冷えて固まり気味だったのは致し方ありませんが。
鮭はほぐし身ながら意外に量がある反面、いくらは申し訳程度。また残念なことに1/3くらいはただの海苔弁。でも往々にして鮭といくらしかない「はらこめし」系の駅弁と違って玉子焼き、フキ煮、柴漬け、糸こんにゃく、おかずが豊富で、ビールのアテには向いています。
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