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2020.12.26

岩武克弥選手、横浜FCへ完全移籍

・昨日、岩武克弥選手の横浜FCへの完全移籍が公表されました。こちらは昨朝スポーツ紙上に情報が出たかと思えば夕方には公式発表というあっという間の出来事でした。

Iwatake

・岩武は明治大卒の2年目。大分の下部組織出身でU―15、17と年代別の代表歴があり、2014年に2種登録されてJ2で10試合出場。本職右SBながら明治大では身体能力の高さを生かしてCBもやっていました。

・明治大の主将ということもあって浦和加入当初は非常に期待されたようですが、残念ながら浦和での出場機会は僅かに留まりました。

・浦和は右WB/SBの層が極端に薄いので岩武が早々とポジションを掴んでもなんらおかしくなかったのですが、オリヴェイラ監督も大槻監督も本職CBの橋岡をWB/SBに転用して酷使し続け、橋岡を使えない時は宇賀神を右に転用したり、これまた本職CBのデンをSBに回したりして、岩武の序列は非常に低いままに留まりました。

・たまにスタメン出場の機会を得ても消極的なプレーぶりが目についてか、監督の評価を覆すには至らなかったようです。特に攻撃力の無さが致命的だったように見受けられました。今年は最後の三試合に立て続けにスタメン出場しましたが、守っては三笘にボコボコにされるなど「もうJ1でやるのは厳しい」という印象を強く受けました。

・大槻監督もなんとか岩武を活用すべく、左SBで活かす道を探ったこともありましたが、そこで見たものは「攻撃に多くを期待できない山中」と化した岩武の姿でした(つД`)

・従って今般J1のチームからオファーがあったことにびっくりしました。横浜FCは2年連続のオファーだったようで、評価の観点が浦和とは全く違っていたのでしょう。大卒2年目なのに浦和ではコンスタントに出場するどころかベンチ入りの目途すら立たない以上、環境を変えて出番を探るのは岩武本人に取って望ましいことだと思います。ましてや2年連続で請われてのことですから。

・浦和は非常に層が薄いWB/SBの選手といっても目先戦力になる見込みの立たない大卒選手を抱えていても仕方がないので、放出やむないと判断したものと思われます。当然ながらWB/SBの選手を獲得する目途が立っているからこその岩武放出なのでしょうが、それが噂の西@神戸なのかなぁ・・・

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