らーめん潤@蒲田 ~ (背脂煮干し系)中華そば
京浜東北線蒲田駅東口から徒歩5分ほど。ほぼ3年ぶりの再訪。先客2、後客4。
新潟・燕三条系ラーメンが売り物の店で、店内の券売機で定番の「中華そば(800円)」を注文。背脂の量が調整可能ですが、店から積極的には聞いてきません。
メニューは他に味噌、辛味噌、台湾まぜそば、期間限定の「潤次郎」等。往訪時つけめんは販売を休止していました。また前回往訪時にあった「油そば」がなくなっていました。
店内は縦長L字型カウンター17席ですが、入口に近い席は荷物置き場と化していて、実質14~15席かな?。
卓上にはおろしニンニク、柚子コショウ、白コショウ、黒コショウ、一味唐辛子、麺のタレなど。水セルフ。
スープは動物系をベースに煮干を合わせたものでやや煮干しが強め。ひと頃はかえしが妙に自己主張して若干酸味が強めのように感じられましたが、その辺は随分改善されたようで格段にバランスが良くなっていました。卓上に「麺タレ」が置いてあるので、薄いと感じる方がそれで調整してくれということなのかも。また背脂が表面をびっしり覆っていますが「標準」なら見た目ほどスープが脂っこくはならず、出汁・かえし・背脂のバランスが良く取れています。
麺はうどんと見紛うような極太ちぢれ麺で噛み応え十分。量は多めですが、岩のりや刻みタマネギが良いアクセントになつて全く飽きは来ません。卓上にごてごてと調味料がありますが、デフォルトのバランス感が優れているので、変に卓上調味料は入れないほうが無難でしょう。
他にバラ肉チャーシューと細めのメンマ。
都内に燕三条系ラーメンっぽいラーメンを出す店も増えてきましたが、東京では老舗に属するこの店が依然として頭一つ抜けているような気がします。
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