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2020.12.01

麺屋武蔵 武骨相伝@上野 ~ 白つけ麺

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 上野駅しのばず口から駅前の大きな交差点を渡ってすぐ。スギドラッグから南へ延びる線路と線路に挟まれたような狭いガード下に店を構えています。約8年半ぶりの再訪。先客1、後客7。

 タッチパネル式券売機ボタンを見るとどう見てもつけ麺推しの店。一応「らー麺」もあるにはありましたが、最も無難そうな白つけ麺(900円)を注文。麺量は並(200g)からなんと3倍盛り(600g)まで同料金のようで、大(300g)を注文。

 つけ麺は白が魚介豚骨、黒が「タマネギやニンニク、コーヒー豆をオーブンで炭化させた物を使用」したビターな味わい、赤が辛味を効かせたタイプ。他にまぜそばも用意。

 店内は厨房に沿って屈曲したカウンターが15席くらい。卓上には消毒用のハンドジェルがあるだけで、着席時に水ポットを配置。調味料類は要望があれば出すとのこと。スープ割りをやっているのかどうか判りませんが、少なくとも店からは勧めてきませんでした。紙おしぼりサービスあり。

 コロナ対策にあれこれ気を遣っているせいか、武蔵系列店でありがちだった店員の奇声や馬鹿声はすっかりなくなってしまい、照明を落とした店内は実に良い感じに。

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 つけ汁は少々魚粉が目立つもののざらつきを覚えるほどではなく、少々とろみがかっているものの粘り気はありません。一応豚骨魚介系ですが、魚介の味わいはあまり強くなく、全体的にやや甘目。食べ進むにつれて酸味を感じるようになってきました。つけ汁の中には刻みネギとサイコロ状のチャーシューが少々。もっとも焦げて堅くなったチャーシューの端っこを刻んだ感じでしたが。

 麺は太麺ストレートタイプ。つるつる&もっちりという形容がしっくりくる麺で、硬くもなく柔らかくもなく、それでいてしっかりした噛み応えを感じるあたりは気に入りました。つけダレの絡みもいたって良好。

 麺の上にバカでかいチャーシューが乗っていますが、これはつけ汁に浸けずにちびちび齧ることを前提としているのかなぁ? でも薄味なのに肉の旨味を存分に引き出しているというわけでもなさげで、良くも悪くも印象に残らず。他にメンマ。

 細かい難点はありますが、武蔵系列らしい食べ手を選ばない無難な一杯です。駅近なので再訪することもあるでしょう

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