【祝】西大伍選手、ヴィッセル神戸より完全移籍加入
・昨年末(12/28)、西大伍選手のヴィッセル神戸からの完全移籍加入が公表されました。
・もう縦横斜めどころか、あらゆる次元から見ても驚天動地としか言いようがない移籍劇!! 12/21に浦和が西獲得に動いているとの一報が流れた瞬間から赤者の間で侃々諤々の議論が沸騰したいわくつきの案件。
・なにせ2014年第30節アウェー鹿島戦で西が興梠の足首を蹴って故障させ、それが同年の浦和大失速に直結したことに始まる因縁。数々の悪事を働いた後に謎の微笑みを浮かべることから「サイコパス」と恐れられたあの西がよりによって浦和にやって来るとは!!!、
・従ってどうしても西を許せないという赤者も依然少なくないようですが、浦和の補強としては非常に理にかなっています。何せ浦和は本職の右SB/WBがおらず、本職CBの橋岡やデンを転用して凌いている状態。昨年は大卒2年目の岩武に期待したものの、結局使い物にならずに放出。今年流経大からやってくる伊藤敦を右WB/SBに回す算段かもしれませんが、それに多くを期待するのは無謀過ぎるので、即戦力を補強するのは当然でしょう。
・西はもう33歳なので「世代交代はどうした!!」と息巻いている方も見受けられますが、もともと適任者がいたポジションに大ベテランを連れてきたわけではなく、もともと適任者がいなかったポジションなので世代交代もへったくれもないかと。来年加入予定の本職右SB=宮本を含め後任が育つまで西が1~2年活躍してくれればいいと割り切っての獲得と目されます。西は神戸で「バルサ化計画」(笑)の薫陶を受けているので、リカ将のスタイルへの馴染みは早いでしょうし。サッカーに関しては腹立たしいくらい頭がいいんだよなぁ、サッカーに関しては。
・翻って西が浦和に来る気になったのかは少々不思議です。ACLがなくなった神戸は否応なしに保有選手を削る必要があり、やむなく高額のベテラン選手から削ったものと目されますが、浦和ももはやそんなに高い年俸を提示してないでしょうし。なんだかんだとリカ将は西にとって魅力なのかなぁ?
・西が数々の恩讐を抱えていることは事実ですが、興梠も鹿島からの直輸入だったので獲得当初のアレルギー反応は凄まじいものがありました。しかし、そんな興梠も赤者の心のツボを早々と抑え、その活躍もまた早かったので、今や浦和では誰からも愛される存在に。西も意外とそんな感じで収まり、数年後にはしれっと興梠の横で「神戸コロッケ」の店でも出しているかもしれません。
興梠「お互いフットボーラーとしての残り時間はもうそんなにないだろ。せめて最後は人としての心を取り戻してみないか?」
西「 」
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