やよい御膳@やよい軒
やよい軒が2021年1月21日から発売中の「やよい御膳(890円)」を試食。前回往訪時にもらったクーポン券を利用してミニ鶏唐揚げを付けてもらいました。ミニ鶏唐揚げにはなんと小瓶で胡椒が付いてきます。
「やよい御膳」は牛肉のすき焼き小鉢、天ぷら小鉢(海老、れんこん、オクラ)、蒸し鶏と海藻のぽん酢和え、サバの塩焼小鉢と4種類の小鉢がついた定食。多彩な和のおかずを少しずつ味わえるといういかにも年寄り向きの定食で、やよい軒の主要顧客層ではなく、どちらかといえば大戸屋を支持しそうな顧客層がターゲットなのでしょう。
従ってやよい軒としては実験的な商品と思ったのですが、なんと期間限定商品ではなくいきなりレギュラーな模様。随分思い切ったものです。でも、店頭で幟や看板・ポスター類を立てて積極的に推しているようにも見受けられず。
「サバの塩焼き小鉢」はサバの塩焼きと酢漬けにされた大根、ひじきの煮物付き。
「牛肉のすき焼き小鉢」は柔らかく煮込まれた牛肉に糸コンニャクと玉ねぎがトッピング。牛丼のアタマと差をつけたくて糸コンニャクを添えた気がしますが、味わいの上ではすき焼きというよりほぼ牛丼のアタマ。
「天ぷら小鉢」はエビの天ぷらが2尾とオクラとレンコンの天ぷらが1個ずつ。サバの塩焼きや牛肉すき焼きが濃い目の味付けなのに対し、粗挽きの大根おろしがのった天つゆは薄味かつやや甘目。でも肝心の天ぷらのクオリティーが・・・ これは早急に見直しが入って然るべきかと。やよい軒は天ぷらのメニューなんてほとんど扱っていないでしょうし、そんなところで勝負してはいけません。
最後に「蒸し鶏と海藻のポン酢和え」。オクラと蒸し鶏、ワカメが入っており、ポン酢が和えられていますが、なぜか個人的には苦手の梅肉もちょっとだけ添えられていてげんなり。仕方なく梅肉を慎重に除染してフィニッシュ。とはいえ、箸休め代わりになる一品なので評価できます。
ボリュームはデフォルトのご飯一杯ではおかずが余りまくり、軽く一杯おかわりしてちょうどいいくらいでしょうか。
やよい軒らしくないメニューですが、果たしてどうなることやら。
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