マイカリー食堂@蕨 ~ 欧州風ロースかつカレー
「ごろごろ煮込みチキンカレー」等、度々発売されるカレー関連商品でカレーの実力を何度も証明済の「松屋」。松屋は牛めしよりカレーのほうが美味いと個人的には評価しており、松屋がカレー専門店を出してもなんらおかしくないと思っていたところ、案の定というかなんというかカレー専門店「マイカリー食堂」を首都圏中心に店舗展開しはじめました。
1年半ほどまえに板橋本町店に往訪済ですが、ウチからずっと近い蕨にも「マイカリー食堂」が出来たと聞いて早速往訪。蕨店は板橋本町店とは違って「松のや」が併設しているという造りですが、実はマイカリー食堂は松屋なり松のやなりを併設しているタイプの店のほうが多いみたいで。また蕨店は最近増えている「セルフ式」です。
カレー専門店なのでメニューも豊富。店頭では「マッサマンカレー」を推していましたが、久しぶりの往訪なので無難そうな「ロースかつカレー(550円)」を「大盛(+100円)」で注文。ルーはプレーンか欧州風が選べるので欧州風にしてみました。また辛さはマイルド・中辛・辛口・特辛・激辛の5段階を同料金で選べるようなので「辛口」にしました。タッチパネル式の券売機でメニューから細かいオプションに至るまで全部券売機ボタンで指定。
メニューは他にオムカレー系、ビーフカレー系、バターチキンカレー、野菜カレー系など。店内を見渡すと「松のや」の定食類よりカレーを注文している客の方がやや多め。卓上には福神漬があるだけでらっきょうはなし。
大盛は飯をたっぷり盛るタイプではなく、皿を大きくして面積を増やすタイプ。いずれにしてもボリュームはなかなかのもの。欧州風らしく粘り気が強くてコク深い味わいが気に入りました。「辛口」ですが辛さはさしたることはありません。むしろこの程度のほうがカレーのコク深さを打ち消さず、適度に刺激になってちょうど良いかと。かつは若干薄い気がしますが硬くはなく、値段からすればこんなもんでしょう。
松屋と違ってマイカリー食堂は味噌汁がつかない反面、デフォルトではサラダも付かないのでちょっと寂しい気も。
C&Cみたいな駅ナカの昔ながらのカレー屋よりはかなり美味く、ココイチや日乃屋みたいなカレー専門店よりは安く、コストパフォーマンスで他店を圧倒しているのは確か。まだまだ店舗数が少なくて実験店の意味合いを脱していないのかもしれませんが、バカ高くなってしまったラーメン屋よりはずっとありがたい存在です。
| 固定リンク