照月@酒田 ~ ワンタンメン
酒田市役所の南すぐ。JR羽越線・酒田駅から歩くと20分強かかります。先客7、後客6。朝7時から開いている反面、昼は15時までしかやっていません。
店内の券売機ボタン先頭の「ワンタンメン・細麺(750円)」を注文。ランチサービス無し。
メニュー構成はシンプルでワンタンメン・ラーメン・つけ麺のみ。ワンタンメンとラーメンは細麺と太麺が選べます。
店内は厨房に向かってL字型カウンター6席と壁際に3席、さらに4人卓×2。卓上にはブラックペッパー、ホワイトペッパー、ラーメン醤油。水セルフですが、店の片隅に給水器がおいてあるだけなのでチト面倒。
この店の非常に変わっている点は、食後に客が丼を返却口へ下げに行くというフードコートみたいな方式を取っていること。返却口近くの席に案内されたので正直鬱陶しいのなんの。また丼を返却口に下げずに退店する客もいるので、なんだかなぁという気も。
スープの素材は「イワシ煮干、飛び魚、カツオ、昆布、干椎茸、親鶏、モミジ、豚ガラ、豚肉」とのこと。厨房から煮干しの香りが強く漂ってきますが、そこからくる期待を裏切ることなく、最初は煮干しの味わい強く感じました。ただ煮干しで押しまくるわけではなく、食べ進むに従って動物系とのバランスが良いことに気づかされます。
醤油が出汁の旨みを邪魔しないのもまた良し。ただ卓上に「ラーメン醤油」が置いてありところを見ると、これを味が薄いと感じる人がいるのかも。
麺は自家製の中細&細かい縮れ入り。「熟成多加水の麺を直前で手もみして、さらにコシともちもちを兼ね備えた麺に仕上げました」とのこと。スープの持ち上げは抜群で、相性文句なし。なお麺量は155gと妙な端数が。さらにラーメンだと220gと麺量が違うのも謎。
およそスープに合いそうにない太麺のオプションがあるのが不思議ですが、「こってり」を頼む人向けなのかなぁ?
ワンタンは4つ入り。超極薄で、とろけるような食感なのが最大の特徴。飴は豚団子かな?
チャーシューはロース肉で若干パサつき加減ながら、噛みしめると旨味が出てきます。他に板状のメンマ。刻みネギ、海苔。もともとの完成度が高いので下手にコショウはかけないほうが良さげ。
遠征のし甲斐があった大満足の一杯でした。
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