牛の鍋焼き御膳@吉野家
吉野家は2021年1月28日より期間限定販売中の「牛の鍋焼き御膳(税別648円)」を試食。「御膳」はみそ汁、お漬物、玉子orミニサラダ付きで「玉子」をチョイス。さらにご飯大盛無料とのことだったので大盛にしてもらいました。なおみそ汁が付くだけの「定食」や牛の鍋焼き単品も併売。
「牛の鍋焼き」は「吉野家厳選の牛肉(ショートプレート)と甘味の強い玉ねぎを煮上げてから、生姜・にんにく・りんごを配合した特製生姜だれと一緒に鉄鍋で香ばしく焼き上げる商品」とのこと。
昨年も販売したらしのですが、昨年と比べて「2021 年丑年にちなみ、『牛の鍋焼き』の牛肉の量を大幅に増量しました。牛肉の量で比較すると、そのボリュームは「牛丼並盛」の 1.5 倍以上、「牛丼大盛」および昨年の「牛の鍋焼き」の 1.3 倍以上となります。」とボリュームアップをやたら強調しています。
さらに「今年の『牛の鍋焼き』は牛肉の増量と特製生姜だれの配合変更で、牛肉と玉ねぎの旨さをより一層引き出しながら、鉄鍋で香ばしく焼き上がるようにしました。」とのこと。
如何せん昨年は試食していないので味わいがどう変わったのか検証不能ですが、それ以前にウリ文句にある通り「煮上げてから焼き上げる」という調理工程が曲者。出来上がった鍋焼きは圧倒的に「煮る」要素のほうがでかくて、焼いた感じが全然しません。牛肉自体「牛すき鍋膳」と全く同じのせいか、出来上がりは「牛すき鍋膳」が煮詰まって必要以上に味が濃くなってしまったものとしか思えないんですなぁ・・・ 玉子をからめてマイルドにしてもなお濃すぎて食いづらいレベル。
こうなると牛肉以外はほぼ玉ねぎがあるだけという具のしょぼさが際立ちます。牛肉の量は確かに多いとは思いましたが。
これだとレギュラーメニューの「牛すき鍋膳」のほうが具のバリエーションがあり、かつ味わいの上でも完成度が高くてずっと好み。
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