味六屋@浦和 ~ 中華そば味噌味
浦和ロイヤルパインズホテルの北、成就院向かいの路地を東へ入る。判りにくいところにあるので旧中仙道沿いの電信柱に貼り紙あり。約1年半ぶりの再訪。先客ゼロ、後客3。
券売機は無く後会計制。今回は楽しみにしていた冬季限定の「中華そば味噌味(850円)」を注文。ランチサービスなし。
卓上のメニューを見ると基本は「中華そば(醤油・塩)」があるだけ。以前は夜の部は「カレー味」を出していましたが、メニューから「カレー味」はなくなっていました。というか、時節柄夜営業を止めてしまったのかも。
店内は厨房前に向かって縦長カウンター5席(前回往訪時の7席から減席)。卓上調味料はミル入り胡椒と一味のみ。相変わらず店主一人で切り盛り。
スープは大久保醸造店の田舎味噌をブレンドしたとのことですが、その自己主張が強くてやや辛め。ベースは中華そばと同じ鶏白湯なのかな?前回往訪時は「大和肉鶏と会津地鶏」を前面に打ち出していましたが、今回メニューの文言からそれらがバッサリ削られているのが気になりましたが、それでもベースの出来がいいせいか、味噌の自己主張が強い割にはスープを飲み進む意欲は削がれず。揚げネギが良いアクセントになっています。
麺はかん水など食品添加物不使用の自家製手打ち麺で、並太ほぼストレート。しかし残念ながらやや柔らかめの仕上がりで好みに合わず。前回は逆に噛み応えがしっかりしているものの、スープに対しては些か強すぎる印象を受け、この辺かなりブレが大きい店なのかも。
チャーシューは柔らかくて崩れやすいタイプながら旨味をしっかち保っています。そしてもやし、水菜、ニンジンなどをツリー状にトッピング。他にナルト。
この感じだと鶏出汁の旨味を存分に楽しめる基本の中華そばのほうが好み。またメニューのバリエーションがもうちょっとあると再訪の意欲が沸きやすいのですが・・・
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