牛野菜炒めと旨辛チゲスープの定食@やよい軒
やよい軒が2021年2月4日から発売中の「牛野菜炒めと旨辛チゲスープの定食(890円)」を試食。主役級のおかずをドーーーンと2品並べ、先日試食した「やよい御膳」とは対照的にやよい軒の保守本流を行く、「ご飯をどんどんおかわりしろ!!」と言わんばかりの一品です。また冬季限定の人気商品「チゲ定食」の終売に伴って余ったチゲ用食材の有効活用を企図した商品なのかもしれません(苦笑)。
「牛野菜炒めは牛バラ肉とキャベツ、玉ねぎ、人参、ニラのたっぷりの野菜を一気に炒め、にんにくや玉ねぎ、りんご果汁をブレンドした醤油タレで仕上げました。」「旨辛チゲスープは、絹ごし豆腐、豚肉、白菜キムチを、味噌と醤油をベースに、唐辛子とコチュジャン、隠し味に魚醤を入れたスープで仕上げました。」とやよい軒のウリ文句は松屋やすき家のような妙な煽りがなく、淡々とした解説風なのが面白いところ。
牛野菜炒めはデフォルトだとやや甘目の味付けなので、このままでは飽きやすいのが難。そこで小皿で出てくるコチュジャンを時々ちょんちょんとつけて甘辛に味わいを変えながら食べ進むのも良し。また牛野菜炒めは脂ギトギトなので、チゲスープで口をリセットしながら食べ進むのもまた良し。
ただ旨辛チゲスープの具はほぼ絹ごし豆腐で、豚肉は一片だけ、白菜キムチはわずかに認められる程度なので、これだけでご飯を食べるのは難しそう。ご飯のおかずとしては旨辛チゲスープと牛野菜炒めとはかなり実力差があり、「ダブル主演」というのはちょっと無理があるかな。浦和で言えば肉野菜炒め=興梠、旨辛チゲスープ=武藤みたいな感じでしょうか(意味不明)。
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