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2021.02.24

レオナルド選手、山東魯能泰山へ完全移籍のクラブ間合意

・先日(2/22)レオナルド選手の山東魯能泰山への完全移籍についてクラブ間で合意したと公式発表されました。決まってしまったものにあれこれ言っても仕方ないのですが、今回の移籍はどうも釈然としない話だらけなので、後学のためにここまでの経緯をまとめておきます。

・レオナルドの電撃移籍話が明るみになったのは2/2。報知によれば「浦和のブラジル人FWレオナルド(23)が中国1部の山東魯能泰山に移籍することが1日、決定的となった。関係者によると、浦和との契約を残しており、億単位の移籍金が発生する見込み。レオナルドは既に沖縄キャンプ中のチームから離れている。」とのことでした。

・またこの時点では中国の有力ポータルサイト「捜狐」から「実際の移籍金はおそらく7億円ぐらいになる。昨シーズンに浦和は3億円で彼を獲得していた」という話も流れていました。山東魯能は今冬にチーム退団した元イタリア代FWグラツィアーノ・ペッレの後釜を探しており、かつ中国スーパーリーグでサラリーキャップ制が導入され、欧州から超高額で有名選手をぶっこ抜くのが難しくなったことからレオナルドに白羽の矢が立ったとも言われています。

・レオナルドは沖縄キャンプの3日目にはインタビューで「それが実行できればこのチームは成長するでしょうし、タイトルも狙えると思います。そう感じたので今季も浦和レッズに残りました」「得点王になるために必要なゴール数が40ゴールでしたら40ゴール決めますし、50だったら50、80だったら80ゴール決めたいと思います。」「僕は『5回チャンスが来れば3点取ります』と彼に言いました。」と、出番が減って不満タラタラだった昨年終盤とは対照的にやる気満々の様子だっただけに、この電撃移籍話には心底驚きました。

Leo

・しかし、レオナルドとの契約期間がまだかなり残っている(当初5年契約との話あり)としても、山東魯能が違約金を満額支払い、かつレオナルドが移籍に同意しているのであれば浦和フロントしては成す術がありません。

・リカも間違いなくレオナルドを戦力カウントしていたとは思いますが、ラファエルと違ってレオナルドはACLでの実績はなく、かつそもそも昨年初めてのJ1で尻すぼみに終わってることを考えると、山東が違約金満額を払ってくれるのであれば浦和のCFの頭数が足りなくなるという致命的な問題はあるにせよ、金額面では万々歳で売り時としては間違ってないとも考えられ、個人的には無理やり前を向くことにしました。

・ところが、2/8にアジアサッカー連盟が山東魯能に対して今シーズンのACLで失格処分を科したことを公式発表したことを契機に話はややこしくなります。山東魯能は債務を抱え給与の支払いが遅延している現状にあることから失格処分を食らったようです。

・従ってレオナルドの移籍話も流れてしまうかと思いきや、2/16に戸苅フットボール本部長が記者会見で「チームは言えませんが現状、移籍することで合意しています。これからメディカルチェックをして正式発表という予定になっております」と移籍話がまとまっていることを認め、翌日のデイリーで「複数の関係者によると移籍金は250万ドル(約2億6千万円)とみられる。」という衝撃的な話が付け加わりました。

・移籍にまつわる金額の話はガセだらけで何が本当なのかさっぱり判らないのですが、先の捜狐と今般のデイリーの話が共に本当なら浦和はレオナルドを新潟から3億円で買って山東魯能へ2.6億円で売るというアンポンタンぶりを遺憾なく発揮していることになります。

・ブラジル人選手の移籍がらみでは怪しい代理人にケツの穴までむしられ続けている浦和のことなのでこの馬鹿げた行為があり得ないとは言い切れないのが苦しいところですが、この赤字売却を合理的に説明しようとすれば「コロナ禍による経営難から目先のキャッシュ欲しさにレオナルドを手放した」とか「リカとレオナルドの間に何らかのトラブルが発生したので、致し方なくレオナルドを手放した」ということになろうかと思います。しかし、それらを傍証するような話はこれまでありません。

・それどころか、2/22の発表を受けて西野TDは「クラブとしては目標達成する上で重要な戦力であり、監督を含め本人とも話し合いましたが、本人の挑戦したい、という固い意志もあり、シーズン開幕直前ですが中国のクラブへ移籍することとなりました。」と語っていて、戦力外ゆえの放出だった説はどうやらなさそうです。

・しかし、浦和がレオナルドを重要な戦力として考えており、かつ山東魯能が移籍金を満額どころか大幅に値切ってくるのであれば浦和は移籍話を破談にすることも出来たはず。破談となればレオナルドのやる気は目先ガタ落ちになるでしょうが、クラブ間で移籍の条件が合わずに破談になるのはよくある話で、何もレオナルドのお気持ちを最優先にする必要はないでしょう。ゆえに売却額2.6億円か、新潟からの購入額3億円かどちらかが大きなガセな気がします。

・死んだ子の年を数えても仕方ないのですが、レオナルドの電撃移籍により浦和のCFらしいCFは興梠と杉本だけに。しかも興梠は驚異の回復途上にあると伝えられているものの如何せん怪我明けで開幕時には無理はさせられず、とりあえず杉本に頑張ってもらうしかない。しかし杉本は浦和の前目で唯一高さがある選手でビルドアップの助けるになるとはいえ、肝心の得点能力は甚だ心もとない。従って今年もまたまた興梠頼みになりそうですが、興梠も既に34歳で無理使いは出来ない。

・今季の過密日程をこなす上ではどう見ても浦和のCFは頭数不足で、せめて興梠のバックアップになりうるレベルのCFが欲しいところ。西野TDは「今後の戦力補強については、焦点を絞り、的確な戦力を迎え入れるために情報収集を行っております。チームの目標達成に向け、4月2日までの移籍ウインドーと夏の移籍ウインドーで色々な可能性を引き続き検証し、最善を尽くしていきます」と語っていますが、コロナ禍を受けての入国制限等で、外国人CFを慌てて採ってもすぐには稼働させられないでしょうし、夏の移籍ウインドーでの獲得が現実的でしょう。それまでの間に興梠が再故障したら浦和は即詰みですが(つД`)

・あと山東魯能が移籍金をちゃんと払ってくれるまでが遠足です!!!

 

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