牛カツと牛焼肉の合い盛り定食@かつや
「かつや」が2021年2月5日から期間限定で発売中の「牛カツと牛焼肉の合い盛り定食(790円+税=)」を試食。言うまでもなく「かつや」お得意の「合い盛りシリーズ」というか「屋上屋を重ねるシリーズ」の一環です。またこの手の「ダブル主役系」は丼だとかさばり過ぎて食べにくくて仕方ないので、いつも定食を頼んでいます。
「牛カツと牛焼肉の合い盛り」は丑年にちなんだ牛肉メニューだそうですが、意外なこと牛×牛は初の試みだとか。
「うまさ重ねたミルフィーユ仕立ての『牛カツ』とパンチの効いた特製タレで仕上げた『牛焼肉』を合い盛りに。牛肉を焼いて、揚げて、思わず"ウシシ"と笑いがこぼれる合い盛り」というのがかつやのウリ文句。
圧倒的に出来が良いのは「牛カツ」のほう。本来関西ローカルな「牛カツ」というか「ビフカツ」。ひと頃牛カツをウリに首都圏で店舗展開していた「勝牛」も、その人気が定着するには至らなかったようで近時バンバン閉店している模様ですが、そんな中で果敢にかつやがチャレンジした牛カツはミルフィーユ仕立てにしたのが良かったのか、柔らかい仕上がりで気に入りました。
一方牛焼肉はイマイチどころかイマサンくらい。特製タレが甘すぎて濃すぎて非常に難儀しました。しかもそのタレの量が多すぎて牛カツのほうにまでなだれ込んできて、せっかくのカツのサクサク感を損ないかねないので、慌てて牛カツを千切りキャベツの上へ退避。これ、丼だと牛カツを退避させるところがなくて詰んでたでしょうなぁ。定食にして大正解でした。ドレッシングをかけない「素キャベツ」で濃すぎるタレを緩和しつつなんとかフィニッシュ。
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