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2021.02.04

焼漬鮭ほぐし弁当@新発田三新軒(新潟駅2Fコンコース・新幹線改札口前で購入)

Niigataekiben

 新潟駅全面高架化工事もいよいよ最終段階に入った模様で、ついに万代口改札は閉鎖。駅舎解体も秒読み段階といった感じ。
 
 工事の影響は案外広範囲に及んでいるようで、新幹線と在来線の「東口改札前」にあった大きめの駅弁売り場が知らん間になくなっていてワゴン販売に切り替わっていたのには心底驚きました!!

 しかもコロナ禍を受けて販売個数を絞っているのか、18時半という駅弁が売れそうな時間帯にも関わらずワゴンの中にはたった3種類、しかもいずれも4~5個あるだけという寂しい状態に。そこで一番無難そうな製造「新発田三新軒」&販売「三新軒」の「焼漬鮭ほぐし弁当(1130円)」を購入。

Sakehogushi01

 新潟の郷土料理「鮭の焼漬」。「切り分けた鮭をじっくりと焼き上げ、アツアツのうちに特製ダレの入った甕に漬け込みます。そのまま一晩寝かせ、伝統の味は完成します」と能書きにある通り、正体不明のタレに漬け込んだため、味わいは単なる焼鮭とは全然違って、照り焼きに相通じる甘みがあるのが特徴です。また食べやすいようにある程度ほぐしてあるのも嬉しい心遣い。濃い目の味付けなので、ご飯のおかずにもビールのアテにもなります。錦糸卵は彩にアクセントとつける程度で、味わいにはほとんど影響なし。

Sakehogushi02

 おくらと菊なめこの和え物、舞茸の煮物、赤かぶの酢漬け、鉄火豆も付いて、味わいに変化を付けながらビールを進めるもまた良し。おくらの和え物や舞茸の煮物の下にもご飯がしっかり詰まっているので、見た目以上にボリュームがあります。しかし、焼漬鮭もまた案外厚みがあって、うっすらとほぐし身をご飯の上にばらまいているわけではないので、ご飯を平らげてもなお余ってアテに十分。

 ただオクラの和え物や舞茸の煮物は薄味で焼漬鮭の邪魔をしない、箸休め的な役割に徹しているのに、鉄火豆は味噌がついていてメインの焼漬鮭よりさらに味が濃いというのはバランス的にどうかな? どう考えてもご飯のおかずではなく、ビールのアテにしかならないと思うのですが・・・でもそれはそれでまた一興。

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