うま辛担々うどん@丸亀製麺
期間限定販売ながらも毎年恒例となりつつある「うま辛担々うどん」。今年も3月2日から販売を始めたので早速試食に出かけました。
昨年より販売開始が2月近く繰り上がったためか、今回は「冷やし」はなし。その代わり「うま辛」と「辛辛」が選べるようになりました。一昨年は辛さがあれこれ選べたのに対し、辛さのレベルが全然選べなくなって寂しく思いましたが、さすがにそればやり過ぎたと見えて今年は一段階だけ分けたのでしょう。
注文したのは「うま辛担々うどん・大(780円)」。「大」は昨年から30円値上げ。
「うま辛担々うどん」は濃厚な担々スープをかけた上に甘辛のそぼろとほうれん草を盛り付け、かつお粉・香味ラー油をかけただけの割とシンプルなもの。従って茹で上がったうどんを受け取る係の方が最初から最後まで一人で作り上げるようで、別途焼き物をのせる系のメニューと比べると工程が単純です。
担々スープはごまダレがきつくてかなりどろっとしているのが特徴で痺れは皆無。辛いもの好きな方には全く物足りないでしょう。ただ食べた後に体が妙にポカポカしてくるどころか、うっすら汗をかいてしまう辺り、唐辛子もラー油も相応に効いているのでしょう。途中で天かすを入れてコクを加えるのも一興。
そぼろは鶏と豚のひき肉を合わせたもの。にんにくとしょうがを効かせてピリ辛に仕上げており、これはこれで一興。
また「担々麺」と違ってあくまでもうどんであり、スープは「うどんに合うようベースには白だしを使用」しているそうで当然ながら和風の味わい。隠し味にかつおの粉を肉味噌に振りかけたのが妙手なのか、ごまダレも肉味噌もなんら違和感なく和風出汁と一体化しており、麺をすすり、肉味噌をサルベージしているうちにあっという間にどろどろスープがなくなってしまいました。担々麺だとスープを全部飲んでしまうなんてまずないだけに、ちょっと新鮮な思い。
「うま辛」「辛辛」とも4月中旬まで販売予定。
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