ビャンビャン麺@バーミヤン
バーミヤンが2021年3月18日から期間限定で販売中の「ビャンビャン麺(税別699円)」を試食。「ビャンビャン」の本来の漢字は非常に難しいことで知られています。他にボリューム満点の「海老と菜の花のタワーかた焼そば」も併売。共に6月2日まで販売予定。
ビャンビャン麺は、平たいことを意味する「扁扁(ビェンビェン)」、麺を打つときの「ビャンビャンッ」という音などの由来がある中国・西安の屋台メニューで、「自家製の幅広麺と、唐辛子・花椒・八角などをブレンドした刺激的な辛味と旨みのタレをよく混ぜて食べればやみつきに!特製醤油ダレで柔らかく仕上げた煮豚とともにお楽しみください」というのがバーミヤンのウリ文句。
まぜそばの類なので「よくかき混ぜてから食べるように」と配膳時に案内されます。
もやしの下からちょっとだけ顔を覗かせていますが、あまり見たことが無い幅広麺が特徴。幅はほうとうの麺とほぼ同じくらいですが、それほど厚みはありません。でもきしめんよりはずっと幅広で厚みもあります。口当たりこそつるつるしており、硬いわけでもありませんが、いかにも小麦がみっちり詰まっていそうな密度が高くて噛み応えが強い麺です。
そして思いのほか辛い!! バーミヤンは店の性格上万人受けすることを至上命題にしているためあまり辛いメニューはないと持っていましたが、ビャンビャン麺は期間限定ゆえちょっとチャレンジしてみたのか、食後も結構辛さが後を引くレベル。もっとも汁なし担々麺にありがちな痺れはなく、ストレートに辛いタイプです。そしてその辛さをしゃきしゃきとしたキャベツやもやしの水気で緩和しながら食べ進めると吉。
八角の香りこそしますが、それ以外は癖のある香辛料や香草は混じっていないようで、この辺がバーミヤンらしい万人への配慮なのかも。
細かく刻まれた煮豚は一転してかなり甘目の煮込み加減で、全体を支配する辛い味わいに辛うじて変化を付けています。他にゆで卵半個、刻みネギ。
バーミヤンの期間限定メニューが意外にも侮れないことを発見した想い。また面白そうなメニューが出たらチャレンジしてみます。
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