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2021.03.16

とり釜めし@塩尻・カワカミ(松本駅構内「駅弁あずさ」で購入)

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 松本駅って観光客なり登山客なりが多い駅の割には駅ビルを含めてお土産屋が思いの他しょぼく、駅弁にいたっては改札内の「駅弁あずさ」でしか売っていません。またコロナ禍を受けて品ぞろえも販売個数も非常に寂しくなっていて、お目当てだったイイダヤ軒の「山賊焼」の姿はなし。

 残っている駅弁の中からカワカミの「とり釜めし(970円)」をチョイス。イイダヤ軒が松本駅を拠点にする老舗のお弁当屋さんなのに対し、カワカミは塩尻駅がベースの老舗のお弁当屋さんです。なお「とり釜めし」は同じカワカミの「とりめし」の姉妹品との位置づけだそうですが、「とりめし」は置いてありませんでした。

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 釜めしといっても容器はプラスチック製なのでビジュアルはちょっと残念。もっとも個人的には駅弁としては無駄に重たい陶器製に拘る必要は全くないと思うので、プラスチック製でなんら差し支えないと思います。しかし、容器以上に駅弁そのもののルックスが非常に地味。栗の甘露煮が辛うじて輝きを放っているだけで、他は茶色とくすんだ緑色が全面支配。数多ある釜めし類の中でも突出してルックスは地味かもしれません。

 まず目を惹くのは鶏の唐揚げ。でも調整から時間が経ってしまったせいか、硬い上にパサつき気味でイマイチ。鶏そぼろは可もなく不可もなく、鶏ガラスープで炊いた薄味のご飯とよく合います。うずらの卵がちょっとしたアクセントに。

 そしてダントツに美味いのが野沢菜の油炒め。味わいといい、シャキシャキとしか食感といい、鶏の唐揚げの残念さを補って余りある優れもの。駅弁向けに妙にしょっぱい味付けにしていないのが気に入りました。そして実はこれがメインのおかずではないかと思われるくらい量がたっぷり(苦笑)。鶏唐揚げ→鶏そぼろ→野沢菜と食べてゆくと次第に味わいが軽くなるので箸が止まらずにすみます。そして最後は栗でフィニッシュ。

 釜めしの駅弁って正直同工異曲という感が拭えませんが、ここの釜めしは野沢菜で長野らしさを出すのに成功。あまり期待していませんでしたし、実際途中までその期待値どおりの展開でしたが、野沢菜で大逆転の巻でした!!

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