ウミのチカラ@秋葉原 ~ 3種類の貝出汁塩らーめん
秋葉原駅の北、蔵前橋通りを東へ進んで昭和通りを渡り、「小諸そば」の先。1年4か月ぶりの再訪。先客ゼロ、後客2。
「日本近海の旬の魚、海鮮にこだわったラーメン」がウリの店ですが、前回往訪時からメニューをリニューアルしたようで、券売機ボタン最上段で店お勧めの「3種類の貝出汁塩らーめん(780円)」を注文。ランチタイムは半ライスが無料サービスになっていました。
ボタン3段目にある「真鯛らーめん」は前回試食した「真鯛らーめん・塩」と同じなのかどうか。メニューは他に「3種類の貝出汁醤油らーめん」「魚介鶏白湯らーめん」「魚介鶏白湯つけ麺」など。前回往訪時に2本柱を形成していた「鯖だし」は影も形もなし。また前回は日によって異なると思しき魚介の仕入れ先を黒板に大書していましたが、それも止めてしまったようです。近所の方しか来なさそうな立地で微妙にマニア志向というコンセプトが災いして苦戦しているのかも。
店内はL字型カウンター12席のみ。卓上にはブラックペッパー、ホワイトペッパー、えびごま七味。
3種類の貝出汁とはあさり、ホタテ、そしてホンビノスという謎の貝から成っているとのこと。やや濁りが入ったスープは麺を絡める分には悪くないのですが、飲むと貝出汁の旨味を堪能するには塩気が強すぎるかなぁ? 飲んで美味いと思える程度に塩気を抑えると逆に麺に絡めるには弱いという感じになりがちで、この手のスープはそのバランスが非常に難しいと思います。ちょっとしょっぱいので半ライスがいきなり活躍。
麺は中細ストレート。つるつるした食感でスープが絡みまくり、程よいコシも相まってこれは文句なし。途中でえびごま七味を入れてみましたが、味変アイテムとしては当たりでした。
極薄チャーシューは低温調理のしっとりタイプ。小松菜はしゃっきりしすぎて辛味が残るタイプ。他にあさり、細切りねぎ、糸唐辛子。
個人的には前回試食した「真鯛らーめん・塩」が気に入っていただけに、残念な方向へリニューアルしちゃった感じです。
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