ほたてとあさりのちゃんぽん@リンガーハット
リンガーハットが2021年4月12日から春季限定で販売中の「ほたてとあさりのちゃんぽん(890円)」を試食。
リンガーハットでは従来から春の季節商品として旬の「あさり」と国産の「あおさ」をふんだんに使用した「あさりたっぷりちゃんぽん」を販売していましたが、今年は新たに青森県の陸奥湾で獲れたほたてを加えてパワーアップしたとのこと。
「たっぷりのほたてとあさりは注文ごとにバターで焼き、香ばしさと旨味を引き出しました。」「ほたての焼いた面はカリっと香ばしく、身はジューシーで甘みがあるのが特徴です。あさりとバターの相性も抜群です! 野菜と貝類の旨味がスープに溶け込み、三重県産のあおさをトッピングすることで磯の香りも楽しめます。」というのがリンガーハットのウリ文句。
磯の香りが楽しめるどころか、滅茶苦茶磯臭い!! 海産物たっぷり系のちゃんぽんでもここまで磯臭いものはまずお目にかかれませんから、良くも悪くもリンガーハットの商品コンセプトを尖った感じで表現した一品だと思います。
ただあおさはどこにも見当たらず、フードコート店にありがちな雑な仕事による入れ忘れなのかな?と思ったのですが、終盤になって底の方に固まっているのを発見。うーん、これはこれで雑すぎる仕事・・・ でも磯臭さの主因はあおさではなく、専らあさりとほたてから来ることが判明。
あさり一個一個は心持ち小さめな気がしますが、その代わりに量はたっぷり。また殻から身が外れているのがやたら目立ちます。一方ほたての「カリっとした香ばしさ」なんて全く感じられず、焼きを入れているとはとても思えないのですが「ジューシーで甘みがある」というのは形容として外れてはおらず、これはこれで一興。あとはキャベツ、もやし、ニンジン、きくらげ、水菜等々お馴染みの具材がたっぷり。
野菜と貝類の旨味がスープに溶け込んで、プレーンな「長崎ちゃんぽん」のスープよりあっさりした味わいでいかにも美味そうなのでが、リンガーハットのちゃんぽんは非常に塩分が高いのでぐっと我慢。実際食後の渇水感は相当きついです。
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