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2021.05.31

雲林坊@川口 ~ 汁あり担々麺

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 川口駅東口コモディイイダ前、「珍来」の横。ほぼ1年ぶりの再訪で先客ゼロ、後客4。

 今回は券売機ボタン先頭の「汁あり担々麺(900円)」を辛さ・痺れとも普通(レベル3)で注文。この店は激安中華料理店だらけの川口での価格設定に開店以来苦慮していて、前回往訪時はご飯等の「無料トッピング券」を配布していましたが、有効期限がえらく短くて実質的に割引になっていないのが不評だったのか、いつの間にか「麺大盛/ごはん中/味付き玉子/パクチーの中から一つサービス」に変わっていました。

 メニューは他に「汁なし担々麺」「麻婆豆腐かけタンメン」「海老ワンタンと生海苔入り葱油かけ塩タンメン」など。

 店内は厨房に向かって縦長カウンター6+2席と4人掛けテーブル2卓、2人掛け2卓。席間に仕切りを設け、さらに席毎に水ポットを置いて手狭になったせいか、卓上にあったはずの酢、ラー油、醤油といった品々はなくなっていました。

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 ラー油や唐辛子の赤をベースにニラや笹切りネギ、細モヤシなどが映える華やかなビジュアル。頂点には唐辛子等をまぶした肉味噌が鎮座。店では「濃厚でありながらマイルドな胡麻の香り漂うスープ」と謳っていますが、見た目通りでゴマだれの味わいはあまり強くないせいか、辛さ・痺れとも普通(レベル3)でも個人的には結構刺激を強く感じ、特に花椒の痺れがストレートに伝わってきました。鼻のムズムズ感もそれなりに。

これだと個人的にはレベル4だと美味しく頂くにはちょっときついかな?とはいえ、スープは鶏ベースと思しき中にひき肉から染み出した旨味が加わってなかなかの味わいでした。

 麺はやや細めのストレート。やや水気の少なそうな、若干ごわついたような食感。そして最後は底に余ったひき肉を穴あきレンゲでサルベージしてご飯のおかずに。なおサービスご飯には味玉が半個付いてきますが、八角か何かの香りが沁みついるのが些か蛇足。とはいえトータルとしては十分満足してフィニッシュ。

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【観戦記】21年第17節:浦和 0-0 名古屋 ~ 難攻不落名古屋城に手も足も出ず

 前半は一方的な名古屋ペース。後半立て直して相手に何もさせなかったものの、こちらも何も出来ず、名古屋の堅陣を前に90分間文字通り手も足も出ませんでした。勝ち点1で満足すべき試合でしょう。

《スタメン》

・共に前節から中3日。浦和は汰木→山中、達也→関根、敦樹→武田と前節からスタメン3人入れ替え。武田は負傷退場を余儀なくされた第9節徳島戦以来のリーグ戦スタメン。

・名古屋は齋藤→山崎、長澤→相馬と前節からスタメン2人入れ替え。なお名古屋はFW金崎&CB丸山が長期離脱中。

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《試合展開》

・武田をスタメン起用したことで丸判りなように、浦和の布陣は4-1-4-1。ただ小泉が結構下がってくるので4-2-3-1っぽく見える時間帯も結構長かったかと。名古屋はお馴染みの4-2-3-1。

・立ち上がりは悪くはなく、久しぶりに浦和がしっかりとボールを保持しながら相手の隙を伺い続けましたが、中盤で待ち構えるCH米本&稲垣が非常に難儀なのか浦和はボールを持っても縦パスをほとんど入れられず、サイド攻撃なり、深い位置からの縦ポンによる裏狙いくらいしか攻め手無し。また前プレもハマらず、ロングボールを多用しながらシンプルに縦にボールを動かす相手に脆弱な守備陣が脅かされる始末。

・フィッカデンティ監督は試合後「相手に前からプレスに来られて、どうしてもロングボールを蹴らざるを得ないという時間帯」と語っているので意図的にロングボールを多用して浦和の前プレを空転させた訳ではなさそうですが、ロングボールのターゲット=CF山崎が結構厄介で一対一がそんなに強くない岩波はもちろん槙野も苦戦。

・そうこうしているうちに浦和はボール保持すら怪しくなって浦和右サイドが炎上気味に。15分マテウスのクロスが山崎→柿谷へと渡って柿谷がアクロバティックな体勢でシュート。

・そして18分中谷のロングボール→山崎が岩波に競り勝って柿谷へ。柿谷の折り返しを受けた山崎が岩波を振り切って彩艶と一対一になるも、慌ててシュートを撃ってくれたのが幸いして彩艶がセーブ。とにかくでかくて厄介な山崎でしたが、シュートはどうも巧くないようで助かりました。

・浦和は20分深い位置でボールを奪ってからのロングカウンター。小泉→武田→ユンカーと手数をかけずに縦へ運びましたが、ユンカーが単騎カットインしてミドルシュートを放った辺りにボールが全然回ってこない苛立ちが見え隠れ。

・給水タイムを挟んでも戦局は好転せず、26分浦和左サイドからマテウスのクロス性のシュートを浴びてヒヤリとしましたが、ここも彩艶が山崎との交錯を恐れずに飛び出してパンチングで難を逃れました。

・浦和は35分くらいからハマらない前プレをとうとう諦めてリトリート主体の守備に切り替え。こうなると名古屋もどちらかといえばボールを持たされると困るタイプなせいか、試合は低レベルで拮抗状態に。43分明本が左サイドを疾走→山中のクロスはなんとかユンカーに届いたものの、ユンカーはそういうのはあんまり得意じゃないんで・・・

・米本&稲垣に対峙するにはあまりにもフィジカルが弱すぎて全く何の役にも立っていなかった武田をリカは前半限りで諦めて、後半頭から敦樹を投入してはっきりした4-2-3-1へ布陣変更。これで浦和は再びボールを握れるようになり、かつ小泉がズルズル下がって来なくても良くなったせいか前半よりは幾分ボールが前に進むようになりましたが、それでもユンカーまでボールは渡らず、当然ながら決定機は作れず。

・49分吉田と交錯して転倒した際に運悪くユンカーが右肩を痛めてしまい、これがその後のパフォーマンスに影響したかも。

・リカはさらに62分山中に代えて汰木を投入(明本左SB、汰木左SHへ)。67分相手が浦和の横パスをカットし損ねたボールが関根のもとへ転がる幸運から関根がボックス内へ突入する好機がありましたが、中谷にシュートコースを消されていて強引に放ったシュートは枠外。もっともサポートはユンカーしかいなかったのでシュートで終わる気持ちは判らなくもないのですが、結果を出しまくっている達也に対抗して関根はちょっと焦っている気がしないでもなく。

・71分明本のスルーパスで左サイドから汰木が裏抜けに成功。汰木の低いクロスはユンカーに渡る直前で中谷にカットされてしまいました。結局これがこの試合を通じて浦和が作った唯一のいい形だったかも。

・名古屋は74分相馬→長澤、山﨑→齋藤と代えて4-3-3へシフト。一方リカは79分関根→達也、小泉→武藤と代えて戦局打開を図るものの、非常に不思議だったのは汰木を中央、武藤を左SHに配したこと。これについて試合後質疑がなかったので意図は不明のままですが、正直全く機能しませんでした。がってん寿司様は怒り心頭で閉店ガラガラでしょう、たぶん。それどころか80分名古屋が久しぶりに相手を押し込んだ状態から齋藤がボックス内から放ったコントロールショットがポストを直撃!!

・後半の名古屋の決定機はこれ一回きりで、それ以外浦和のパス回しを眺め続けるだけで全く何も出来なかったと思いますが、それでもこの一回の決定機で浦和以上にゴールに迫っていたのも確か。リカが試合後「どちらかというと大きなチャンスは相手の方がより多かったと思います」と語るのも無理はありません。

・見るからにヘロヘロのユンカーに代えて興梠を投入したのはなんと87分になってから。ここで武藤を前に上げて汰木を左SHに戻したものの、やはり何も出来ずにそのまま試合終了。

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《総評》

・浦和のシュートはたった3本で決定機らしい決定機はゼロ。しかもあろうことか前半のボール支配率は4割前後に留まってしまう始末。文字通り難攻不落名古屋城を前に何も出来なかった試合でした。フィッカデンティ監督が「すごく良いゲームが出来た」と自画自賛するのも納得。

・とはいえ、名古屋はシュート数こそ10本と浦和を大きく上回っているものの、決めて然るべき決定機は18分の山崎と80分の齋藤くらいしかなかったような気も。「とにかくゴールが足りないだけ」とフィッカデンティ監督はボヤくものの、もともとボコボコ点を取るチームではなく、あんまり点は入らない、塩試合上等なのがフィッカデンティ名古屋の仕様なのでスコアレスドローはしょっちゅう発生しうる、双方納得の結果ではないかとも思います。

・妥当な結果だったとはいえ、浦和が何も出来なかった試合という印象が強く残ったのは確か。リカは試合前の記者会見で「直接対決」「ACL出場を目指していくのであれば、こういう試合をしっかりものにして上に進んでいくことが大事」と鼻息を荒げてきましたが、残念ながら名古屋との実力差はまだかなりあるようです。それでも昨年アウェーで6失点も喫し、完膚なきまでにタコ殴りされたことを思えば名古屋の背中が見えるところまで追いついてきたのかなという気も少々。

・名古屋はCHが強力すぎて中央から攻められないのでサイドから攻めるしかない。でもそれは相手にも読まれているというなかなか辛い展開が続きました。名古屋相手に手も足も出なかった要因についてリカは試合後も「相手チームや他のチームのヒントになるようなことは言えないのであまり多くは話せない」と口を濁していますが、最終節でその解を見せてくれることでしょう、たぶん。

・武田を久しぶりにスタメン起用しての4-1-4-1はものの見事に失敗。「前半定番スタイルで臨んで後半修正」というスタイルなら判りやすいのですが、リカは前半もそれなりに相手を研究した形で打って出るのに大抵それはあまり機能せず、でも致命傷を負わないうちに後半修正するという、試合運びという観点からは結構変わったスタイルの監督で、この一戦もその例に漏れず。

・名古屋は今の浦和みたいな理詰めで攻めてくるチームには滅法強くて、昨年ホームゲームで名古屋を苦しめた「マルティノスサイコロの旅」みたいなカオス系には案外弱いのかも。フィッカデンティ監督が試合後「相手の特長であるスピードに乗ったカウンターをさせないために、まず前から人をぶつけていくところ、ボールを失ったとしてもボールを持った相手選手の出しどころがなくなるよう、すぐに塞ぐことができました」と浦和のカウンターを巧く潰せたことを評価しているのがその傍証。

・だからといってそのカオスを産み出せる選手をわざわざ飼っておくのは、今の浦和にはコストパフォーマンスが悪すぎて無理なんだよなぁ・・・

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《選手評等》

・柴戸の劇的な成長スピードには驚くばかり。柴戸って限りなくガットゥーゾだと思ってのですが、知らん間にピルロになろうとしているようで!! 「相手を引き付けてからパスを出す」のは小泉の得意技ですが、まさか中盤の低い位置で柴戸がそれにチャレンジし出すとは。もっとも名古屋相手だと危うく掴まりそうになったり、なんとか前を向いてパスを出してもあまり有効打にならなかったりとブレイクにはもう一歩という感じでしたが、出来なかったことにトライしつづけている選手の成長過程を見守るのは楽しいものです。

・前節広島戦でハイネルのCKを被ってしまうミスを犯した彩艶をリカは引き続きスタメン起用。リカは彩艶に対してビルドアップへの関与を強く求めているようで、確かにこの試合ではビシっと柴戸へ付ける場面が目立ちました。これまた成長過程を見守るのが楽しい選手の一人。

・ATに柴戸が両CBに「前に出ろ!」と言わんばかりに怒っていましたが、あれは前が空いているのに持ち運ぼうとしない両CBへの苛立ちなのかなぁ?特に岩波。槙野はまだ多少その意識があるようですが。

・とにかくボールが来ない。ユンカーには気の毒な試合でした。昨年のチームにユンカーがいたらずっとこんな感じだったかも(遠い目)。

・浦和の中で最も走っている柴戸より米本&稲垣のほうがさらに走っているとは!! そりゃ難攻不落のはずですわ・・・

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-----ユンカー-----
明本-小泉--武田-関根
-----柴戸-----
山中-槙野--岩波--西
-----彩艶-----

(交代)
HT 武田→伊藤敦(敦樹がCHへ入って、4-2-3-1へシフト)
62分 山中→汰木(明本左SB、汰木左SHへ)
79分 関根→田中
79分 小泉→武藤 (汰木がトップ下、武藤左SH)
87分 ユンカー→興梠(汰木左SH、武藤がFWへ上がって4-4-2気味に)

-----山崎-----
相馬---柿谷---マテウス
---米本--稲垣---
吉田-中谷--木本-成瀬
-----ランゲラック----

(交代)
74分 相馬→長澤
74分 山﨑→齋藤(柿谷CF、齋藤左WG、長澤トップ下のの4-3-3へシフト)

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2021.05.30

キング軒@神田 ~ 汁なし担担麺

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 JR神田駅西口を出てガード沿いに北へ歩いてすぐ。「ちえちゃんラーメン」の先にあるガード下の店です。先客ゼロ、後客3。

 広島式汁なし担々麺がウリの店で当然ながら広島が本拠ですが、既に都内にも数店舗展開済。但し個人的にはここ神田店が初訪問。店外のタッチパネル式券売機を見るとメニューは汁なし担々麺一本に絞っているようなので、「汁なし担担麺・大(730円)」と「半ライス(50円)」を注文。辛さが0辛、1辛、2辛、3辛、4辛と選べるので店基本の「2辛」で。

 店はL字型カウンター7席のみでやや手狭、かつ今時仕切り板はなし。卓上には鷹の爪、山椒、担々ライス用のタレ、担々ライス用の酢。水セルフ。

 メモを取る暇もなく、あっという間に出てきます。いきなり山椒の香りが襲ってきて鼻がムズムズ。

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 「30回以上混ぜてから食べるように」との仰せに従って一頻りまぜまぜ。麺がタレをどんどん吸ってしまうようで、底にはタレはほとんど残りません。またネギや肉味噌もかなり細かいためか、これらもほとんど麺に絡まって一体化し、具と呼べるものはほとんどなく、食べるときはひたすら麺と格闘する塩梅に。この辺は首都圏で出てくるナッツ類やら干しエビやらゴテゴテと入った汁なし担々麺とはかなり違い、実態はともかくビジュアルがいかにも「カップ焼きそば」みたいなのが難かな?

 麺は細目のストレート麺。見た目は甚だ頼りないのですが、思いのほかコシというか弾力性があってびよーんと伸びる感じ。途中で卓上の山椒をふりかけたところ、少々やり過ぎて咳ごむ始末(^-^;

 前述のように汁を麺が吸いまくってほとんど残らないので、麺が少し残っているうちに半ライスを投入。店の案内に従ってタレと酢をひと回し、さら鷹の爪と山椒を少々かけて担々ライスの出来上がり。酢が加わっているせいか、担々麺と違ってずいぶんさっぱりとした味わいになり、全く飽きません。というか、大盛なら別にライスを頼まずに担々麺に酢をかけて味変しても良いような。

 いかにもファストフード然とした広島式汁なし担々麺って悪くはないんだけど、一般的な汁なし担々麺に慣れるとやっぱいろんな面でチープなのがなぁ・・・

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2021.05.29

からあげ担々つけ麺@からやま

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 「からやま」が2021年5月21日より期間限定で販売中の「からあげ担々つけ麺(690円+税=759円)」を試食。からやま初のつけ麺だそうですが、つけ麺どころか麺類のメニュー自体初めてなのではないかと。同系列の「かつや」でも麺類メニューなんて全く記憶になく、非常にチャレンジングというか半ば以上怖いもの見たさでの試食と相成りました。

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 ところが、これが案外美味かった。「もっちり太麺をピーナッツ香るシビ辛特製担々つけ汁で」というのがからやまのウリ文句ですが、つけ汁は結構辛い。「シビ辛」と称しているものの痺れはさほど感じられず、舌がひりひりするような辛さがストレートに押してくる感じ。またどちらかといえば旨辛かつ酸味強めで、「ピーナッツ香る」といっても若干甘みを覚える程度。ごまだれを効かせたタイプとはほぼ対極。

 麺は断面が四角い中太ストレートタイプ。もうちょっと冷水でしっかり締めるなり、硬めに仕上げてくれると嬉しいのですが、それでも噛み応えはそれなりにしっかりしており悪くありません。

 から揚げはサクサク感を楽しむべくつけ汁にちょん浸けして齧りながら麺と一緒に食べ進みました。つけ汁の中には千切りネギが入っているので、水菜は何か他の野菜に変えたほうが良さげ。

 つけ汁も麺もどこからか仕入れたものを出しているだけなのでしょうが、どちらも工業製品としてレシピが確立しているのでド新規参入組でも一定レベルのものは出せる。しかもつけ麺専門店で似たようなものを出すと間違いなく千円以上取るでしょうから、からやまの新商品はものすごくコストパフォーマンスが高い。

 コロナ禍で窮地に陥った居酒屋がラーメン屋に衣替えしている例をよく見かけますが、店でスープを焚く等変なこだわりさえ持たなければラーメン屋ってものすごく参入障壁が低いことを実感させられた一杯でした。

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たた味@小伝馬町 ~ スタミナ中華

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 東京メトロ日比谷線小伝馬町駅から江戸通りを東へ。小伝馬町3丁目交差点そば。11時半の開店15分前に到着したところ既に先客7。開店時間が10分繰り上がったものの、その時点で後客がゾロゾロ並んでおり、退店時には外待ち10人強と相当の人気店のようです。軒先に看板が掲げられているのに屋号が記されていないのは妙だと思ってよく見ると、雷紋の中に「たた味」という文字が隠れていました。

 店内の券売機を見て「スタミナ中華(880円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは基本「中華そば」「辛スタミナ中華」との3本立てですが、往訪時には「中華そば」は販売されていませんでした。また卵と半ライスが付いた「セット」を頼む客が非常に目立ちました。特に店では卵をつけるよう勧めていますが、徳島ラーメンみたいに肉に卵を絡めて食べることを想定しているようです。

 「スタミナ中華」や「辛スタミナ中華」は、にんにくor生姜/あぶら/からめの無料トッピング付き。配膳直前に要否を聞かれるので「生姜/あぶら/からめ」でお願いしました。なお「からめ」は二郎系にありがちな「味濃いめ」の意味ではなく自家製香唐辛子だとわざわざ注意書きが付されていました。

 ニンニク臭が強く漂う店内はL字型カウンター8席でやや手狭。しかも床が歪んでいるのか、椅子がガタついて難儀。卓上には酢、一味、ペッパー。麺の茹で時間がかかる上に1ロット3杯ずつしか出来ないので着席から配膳まで20分以上かかりました。ただ接客は非常にこなれています。

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 「あぶら」入りにしたので当然ながらスープの表面は油でテカテカ。ただ生姜を合わせたのが奏功して、食べる分には見た目ほど油っぽさを感じずに済みました。もちろんパンチみたいなものを求める向きにはニンニクを合わせたほうが良いと思いますが、いかにもしつこそうなものをあまりしつこさを感じずに食べるのもまた一興。もっとも店がわざわざ「多化調」と主張している通りの味わいですが(苦笑)。「からめ」は別皿で出てくるので、味変アイテムとして途中で投入。

 麺は浅草開化楼製の太麺で強い縮れいり。ワシワシと形容するほど硬くはありませんが、それでも噛み応えは相当なもの。麺量はやや多めで、ボリューム的には半ライスをつけなくても十分。また見た目と違って味がやたら濃かったり、しょっぱかったりするわけでもないのでライスや卵が無いと食べづらいわけでもなく、個人的にはあえて「セット」にする必要はないと思いました。

 具は炒めた玉ねぎがたっぷり入っている他、ニラ・白ネギ・角切り厚めのチャーシュー。炒めた玉ねぎが甘いのはもちろん、ぶっとい白ネギも苦手な臭みは全くなくて甘味満点。

 早い時間帯から行列が出来ているのも納得の一杯。ただその行列に女性が一人もいないのもまた納得(さらに苦笑)。

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2021.05.28

寿湯@稲荷町

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 東京メトロ銀座線稲荷町駅から清洲橋通りを北へ歩いてすぐ。ここの銭湯は朝11時から開いているのが最大の特徴。そのせいかどうか判りませんが、銭湯にしては集客範囲がかなり広いようで店の前には自転車がずらり。場所柄レンタサイクルでやってくる観光客も。

 外観は昔ながらの銭湯そのものですが、浴室や更衣室などはそこそこ手を入れているようで外観ほど古さは感じません。

 更衣室のロッカーは100円リターン式。更衣室から2階へ続く階段があるので不思議に思っていたところ、2階も更衣室でした。というか1階のロッカーは半分くらいが常連向けの長期貸し出しロッカーでした。この辺りにも人気のほどが伺えます。

 浴室は都心の銭湯らしくかなり手狭で、手前に縦4個×6面のカランがずらり(リンスインシャンプー&ボディソープ付き)。その奥に日替わりの薬湯と白湯の寝風呂・超音波・ボディーマッサージ風呂。往訪時の薬湯は「抹茶香るわらび餅」と称する深緑の湯でしたが、これが東京の銭湯らしく熱いのなんの!! 一方その隣の白湯は個人的にはちょうど良い湯加減。

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 なお往訪時には牛乳石鹸とビームス・ジャパンのコラボ企画で、オリンピアンをモチーフにした巨大壁画が描かれていました。こういう企画が成り立つのも人気銭湯ゆえなんでしょう。

 この銭湯のウリは大きめの露天風呂。しかもすっぽりと覆いがかかっていて、ただ外気が入ってくるだけのなんちゃって露天風呂ではなく、はっきりと青空が見える露天風呂です。ここも日曜・祝日は変わり湯をやっているようで、往訪時は「アセロラの香り」でした。こちらは薬湯とは対照的にやや温めでのんびり浸かれますし、おまけに休憩用の椅子もいくつか設置されています。

 ロビー前には小さめの休憩スペースあり。

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【観戦記】21年第16節:広島 2-2 浦和 ~ 危うく月に代わってお仕置きされるところでした

 ATに川辺のスーペルゴラッソを喰らっての悔しいドローでしたが、内容は終始やや押され気味。勝てた試合でしたが勝ちに値する試合ではなく、残念ながらドローは妥当な結果でしょう。

《スタメン》

・浦和は前節から中3日なのに対し、広島は中2日とコンディション面では浦和がやや有利な一戦。浦和は前節から武藤→小泉、阿部→柴戸とスタメン2名入れ替え。

・広島は前節から森島→エゼキエウ、浅野→長沼、青山→柴崎、川辺→ハイネル、柏→東とスタメン5枚入れ替え。広島はどちらかといえばスタメン固定気味なので、5枚もの入れ替えは窮余の一策なのでしょう。

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《試合展開》

・浦和の基本フォーメーションは小泉トップ下の4-2-3-1で守備時4-4-2。

・一方広島は前節同様3-4-2-1。リカは試合後「前節広島は形を変え、あまり多くの情報がない中でしたけれども」と語っている通り、広島はルヴァン杯最終節で控えメンバーだらけで臨んだ一戦だったとはいえ、仙台にまさかの大敗を喫してGS敗退が決まったのを契機に今年取り組んできた4バックベースをとうとう放棄し、前節C大阪戦から3-4-2-1に変えてきました。

・ただ広島は元々3-4-2-1で闘っていたチームなので、広島の選手達はもちろん見ている当方もなんら違和感はないのですが、昨年までの広島を見ていないリカだけが「あまり多くの情報がない」のかも。

・むしろやや意外だったのは広島の守備。守備時はリトリート主体で5-4-1でどっしり構えるのではなく、最終ラインの形こそ5バックなものの、最終ラインをかなり押し上げて前からガンガンプレッシャーをかけてきました。よって中盤より前の配置はかなりグダグダ。見ようによっては5-2-3に見えないこともない感じでしょうか。

・広島は中盤の面子をほぼごっそり入れ替えたからこそ出来た策で、浦和は結構これに悩まされてビルドアップはスムーズさを欠き、ボールは保持しているもののユンカーまでボールが届かない時間帯が長く続きました。リカは試合後「彼らは我々に対して1対1ではめてくるようなディフェンスをしてきて、そこでなかなか違いを作れなかったところはありました。」と率直に苦戦を認めています。

・ところが浦和は15分最初の決定機をいきなり決めて先制。小泉の縦パスで高い広島最終ラインの裏に抜け出した達也がワンタッチでクロス。これはユンカーに合いませんでしたが、逆サイドで拾った汰木のクロスを体勢を立て直したユンカーが押し込んでゴール!!ユンカーに付いている荒木が左右からのクロスに対してどちらもずっこけて何の役も立たず、実に良い味を出しています。

・これで浦和ペースで試合が進むと思いきや、23分ハイネルのCKが直接決まって早い時間帯に同点に。彩艶は頭上を抜かれた格好になってしまったので試合後「自分のミス」と反省しきり。彩艶はそもそもハイネルが直接狙ってくるのを全く予測していなかったのか、若干なりとも予測はしていたのだがボールの落下点を読み違えたのか。

・試合は振り出しに戻ったこともあってか、再び浦和は広島の厳しい前プレに対して苦戦気味。ボールを握っている時間帯こそやや長いものの縦パスを入れた先で相手にガツンと当たられてロスト→ショートカウンターをくらいかかる場面が目立ちました。普段の小泉なら寄せてきた相手からくるりと身をかわして縦パスを出すのが超得意なはずなのに、お疲れなのかこの日はそんな場面なんてとんと見られず。これでは浦和のビルドアップが手詰まり気味なのも道理。

・また20分の岩波へのイエローは妥当だと思いましたが、その後の広島の再三のラフプレーにたいして今村主審が全くイエローを出さないのも浦和にとって難儀でした。ゲームキャプテンの槙野は「怪我人出ますよ!!」と声を荒げていましたが・・・

・先制後の浦和はこれといって良いところがないのに対し、広島はスピードがある右WB藤井が結構面倒な存在で何度も浦和左サイドを脅かし、38分には藤井のクロスから柴崎に決定機。

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・後半は開始早々汰木がセンターサークル付近でボールを奪ったのを契機に汰木→ユンカー→汰木の良い形を作ったものの、それ以降はあろうことか後半は広島に一方的に押し込まれる苦しい展開に。しかも広島が先に動いて58分柴﨑→川辺、長沼→浅野と代えて一気に攻勢。53分浅野ヒールパス→ボックス内でエゼキエウがシュート(敦樹がなんとか寄せて枠外)。56分野上スルーパス→川辺シュート(彩艶正面)、64分川辺スルーパス→ボックス内で浅野シュート(彩艶が間合いを詰めてセーブ)と決定機を量産しましたが、得点ならず。

・リカは63分に敦樹→山中、達也→関根と投入して4-1-4-1に布陣を変えたもののさしたる効果はなし。74分岩波縦パス→ユンカーフリック→柴戸スルーパス→明本が広島最終ライン裏に飛び出すもわずかにオフサイドになったのが惜しかったくらい。

・ただ78分岩波縦パス→ユンカー→関根クロスで終わった場面を含め、この時間帯になると広島の前プレを逆用するような形=相手が食いついてきたところでボールを離して相手の前プレを空転させ、スカスカの中盤でボールを繋ぐことが連続的に出来るようになっていましたし、しかもその過程に小泉があまり関わらなくてもボールが回るようになったのは今後の試合へ向けての明るい材料でしょう。

・79分汰木→武藤、ユンカー→興梠と代えて4-4-2に布陣変更。おいおい広島の守備は大決壊を迎えるだろうと思いながら試合を見ていましたが、浦和の2点目は非常に意外な形から。84分山中のアーリークロスを興梠がヘッドで折り返したところ、ボールが荒木の腕に当たってボックス内ハンドを誘発。荒木がボールを腕で止める意図なんて微塵も感じられませんでしたが、腕の位置が不自然すぎました。VARチェックを経て見事にハンド認定。興梠は難なくPKを決めて、ようやく今季初ゴール。

・しかしなぜか7分もあったATで広島が猛攻。リカは阿部を投入して防戦を図りましたが、引きすぎたのが仇になって川辺の豪快なミドルを喰らい、逃げ切りならず。藤井→浅野へのスルーパスが槙野に当たってこぼれたところを川辺にぶち込まれた形でしたが、ぶち込んだ川辺以上に前半から厄介だった藤井に最後までかき回された印象が強く残った同点劇でした。

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《総評》

・2度リードしたにも関わらず、ATに入ってから同点に追いつかれてしまったドローゲーム。しかも広島の2得点は共にスーペルゴラッソとしか言いようがない見事なもの、悪く言えば再現性のない偶発的なものだったので「勝てた試合」を引き分けに持ち込まれた印象を抱く方も多いかもしれません。

・ただ得点の経過とは裏腹に試合自体は広島ペースだったのは明らか。勝っても負けても浦和のシュート数が相手より少ない(浦和5:広島11)のは通常運転なのであまり気にする必要はありませんが、決定機の数も広島のほうが多く、城福監督が試合後「われわれから見たら勝点3にふさわしいゲームができたなと思っています」「ほとんど進入されることなく、われわれの方がチャンスが多かったと思います」と盛んに負け惜しみを語るのは無理もありません。いや負けてはいないのですが。

・リカも試合後「相手が我々に対して激しく強くディフェンスをした、そういった相手のプレーがよかったところがまず一つにあると思います。そういったところを強く来られて、なかなかうまくプレーできなかった」と苦戦を率直に認めています。日程面では浦和が有利だったにも関わらずどう見ても浦和の方が身体が重そうで、「半分ターンオーバー」が奏功した広島の前プレに苦しめられ続けました。特に小泉が。よって「勝てた試合」だったが「勝つに値する試合」だっとは思えず。

・開幕以来酷使されっぱなしの小泉を気遣ってリカは神戸戦前半はベンチスタートにする等、それなりに手を打ってはいるようですが、小泉がいないとボールがうまく回らないのは相変わらず。そしてとうとう小泉が擦り切れてしまったのか、この試合では小泉がいてもボールがうまく回らないようになってしまいました。

・リカはこれまで複数のフォーメーションなり選手の組み合わせなりを試行してきましたが、そのいずれもが小泉の存在を前提に成り立っていたようなもの。まだまだ続く連戦を前にいよいよ小泉がいない時の「プランX」を考える必要に迫られたような気がしてなりません。この試合の78分に見せたパスワークは小泉なしでもなんとかなりそうな気配を十二分に漂わせていましたが・・・

・またもうちょっと長い目で見た場合、相手の出方に応じてリカは4バックと3バックを切り替えるプランを温めているかもしれません。今は信頼できるCBが2枚しかいないので、相手の出方とは関係なく4バックを採用していますが、デンの復帰に加え本職CB&CBも出来るSBの獲得が噂されている以上、五輪中断明け辺りで3バック併用に転じている可能性は十分あり得ます。

・一方広島も城福監督が力説するほど「勝点3にふさわしいゲームができた」とも思えず。なにせ広島はシュート数で相手を大きく上回りながら一点も取れずに負けることがよくあるチーム。「ボックス内に入るまでに体力を使い過ぎて、最後の最後で精度を欠いてしまう」とか何か構造的な要因があるような気がしてなりませんが、この試合でも決定機の数こそ多いものの浦和守備陣を崩しきったものはそれほどなく、広島サイドから見てもドローは妥当ではないかと。

《選手評等》

・柴戸が劇的に成長してるせいか、開幕時は高評価だった敦樹が相対的に小さくまとまってしまってストロングポイントを見出しにくくなってる気も。もちろん大卒新人としては十分な出来なのですが。そしてその敦樹を超えられない金子はどうしたんや??

・この日は試合中に「スーパームーンの皆既月食」が見られるはずだったのですが、広島は後半から雨で皆既月食どころではなく、首都圏も曇り空。こちらも試合内容同様、思い通りに行きませんでした(´・ω・`)ショボーン

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-----ユンカー-----
汰木---小泉---達也
---敦樹--柴戸---
明本-槙野--岩波--西
-----彩艶-----

(得点)
15分 ユンカー
84分 興梠(PK)


(交代)
63分 田中→関根
63分 伊藤敦→山中(山中左SB、明本IHの4-1-4-1へ)
79分 汰木→武藤(明本左SHに転じて4-4-2へ)
79分 ユンカー→興梠
89分 小泉→阿部


-----サントス-----
--エゼキエウ---長沼--
東--ハイネル--柴崎-藤井
-佐々木-荒木--野上-
-----大迫-----

(得点)
23分 ハイネル
90+2分 川辺 駿

(交代)
58分 柴﨑→川辺
58分 長沼→浅野
67分 ハイネル→森島(故障による交代)
76分 エゼキエウ→茶島

※写真は試合とは全く関係がありません

 

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2021.05.27

Maze Cafe ラーメン美谷@上野 ~ 北海道の白いゆきそば~White Snow~

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 上野駅入谷口から東上野交差点で昭和通りを渡った先。ぽつぽつと居酒屋があるだけの商業地とは言い難い路地裏にあるので判り辛いかも。先客ゼロ、後客2。

 券売機はなく、卓上のメニューを見て「北海道の白いゆきそば~White Snow~(900円)」を注文。ランチサービスなし。後払い。

 メニューは他に「北海道の白いゆきそば~White Special~」「ゆきそば~Black~」「ゆきそば~Sea~」など。また往訪時は春限定メニュー「北海道春キャベツとアンチョビまぜそば」を出していました。

 店内は縦長カウンター5席のみと思ったのですが、後客が2階へ上がっていったのでそちらにも客席がある模様。卓上には酢、胡椒、山椒、自家製辣油。店長の趣味なのか、狭い店内にはアニソンがガンガン流れています。

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 配膳時に「マッシュポテトとアボカドバターを良く混ぜて」との案内があり、仰せに従って天地をひっくり返しながら何度もまぜまぜ。

 タレは「生クリーム・バター・クリームチーズで濃厚に。豆乳も加え」とのこと。そこにパルメザンチーズも加わっているのでかなり乳臭いのが特徴。そこにマッシュポテト&アーモンドバターが重なることによって一段とコクがマシマシといったところでしょうか。

 麺は中太の平打ち縮れ麺でまぎれもなく中華麺なのですが、味わいからすれば限りなくパスタを食べているような気分。ただ麺に噛み応えがある辺りはやっぱりパスタではなくまぜそばかな?またブラックペッパーがたっぷりかかっているので、食後は少々ピリピリ感が残ります。

 野菜はレタスとスライス玉ねぎ、さらに赤&黄パプリカと彩豊か。しかもどれも水気が多い野菜なので、濃厚な味わいで飽きそうなところで良い箸休めになります。その反面生ハムや大ぶりのメンマはなぜかかなりしょっぱくて違和感ありあり。サイズもサイズなのでアクセントとしては過剰ですし。鶏チャーシューみたいな淡白な味付けのほうがせっかくのタレを殺さなくていいような気も。

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2021.05.26

大村精肉店@三島田町 ~ みしまコロッケ

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 立ち食いそば屋で「みしまコロッケそば」を試食するという野望が潰えたので、やむなく肉屋を往訪。三島大社から南へ延びる参道沿いに建っています。早速「みしまコロッケ(140円)」を一個注文。外観通り観光客相手の飲食店ではなく、正真正銘のただの肉屋なので買い食い目的で一個だけ買うというのはやや気が引けましたが、そこはもう仕事みたいなもんだと割り切って。

 肉屋なのでいろんな揚げ物が置いてありましたが、不思議だったのは「みしまコロッケ」ではないただのコロッケも同値段で売られていたこと。「みしまコロッケ」にブランド価値を全く認めていないようなものだと思いましたが、よく見ると「みしまコロッケ」のほうがやや小さく、その辺で差をつけているのかも。

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 「みしまコロッケ」は小さいハート型。袋も含めて観光客受けするようにデザインされています。三島馬鈴薯(メイクイーン)を使っていて、非常に甘みが強いのが特徴、そしてジャガイモ臭さ皆無。また粘り気強めのがあるねっとりとした食感も特徴で、サツマイモと間違えそう。揚げたてだとこの辺は全然違うのかもしれませんが、作り置きでも十分美味しくいただけます。

 またここの「みしまコロッケ」は当然ながら自家製。従って同一ブランドでも店によって多少味が違う模様。

 買い食い対象としてはかなりハイレベル。大満足の逸品でした。

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2021.05.25

ケイジャンロースかつ定食@松のや

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 松のやが2021年5月19日より期間限定で販売中の「ケイジャンロースかつ定食(690円)」を試食。「ケイジャンかつ定食」各種と「麻婆かつ定食」各種が併売されていますが、麻婆ほど味わいに馴染みが無い「ケイジャン」を選択。

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 「ケイジャンかつ定食」は唐辛子とニンニクをたっぷり使用した特製「スパイシーソース」をふんだんに使用した刺激的な辛さがウリ。ソースにしてはとろみが強いというか、ほぼペースト状の「スパイシーソース」がロースかつにべっとり。糸唐辛子も混ざっているため思いのほか辛い反面、痺れはほとんどなくて辛さをストレートに押し出したような味わい。またタバスコのような酸味も感じられ、総じてどちらかといえば中華というよりはメキシコ料理寄りの辛さ&旨さでしょうか。

 「ケイジャン」は松屋で試食した記憶がなく「松のや」が独自に開発したのかもしれませんが、この出来ならいろいろとアレンジされて新商品にバンバン活用されそう。

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空ノ色@王子

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 王子駅南口から線路沿いに南に下って、最初の踏切で都電を渡る。コーセービューティーアカデミーの北、目の前に「安部学院5号舎」。「ZAGINZA」の跡地。ぱっとしない雑然とした住宅地の中にありますが、前店と違って外観が派手なので見落とすことはありません。先客1,後客2。

 店先のタッチパネル式券売機ボタンを見て、基本と思しき「淡口豚骨ラーメン(780円)」を注文。メニューは濃厚豚骨ラーメン(900円)との2枚看板ですが、両者の値段がかなり違うのが謎。麺の硬さの好み等は特に聞かれませんでした。なおコッペパンに焼きそばとかナポリタン等々を挟んだ「かえでパン」もウリのようです。

 店内はL字型カウンター8席のみ。もともと手狭なのにやむを得ず席間に衝立を設けたので一層手狭に感じます。卓上にはホワイトペッパー、ラーメンタレ、紅生姜、白ごま、辛にんにく。

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 スープは豚骨ベースながら豚骨臭は皆無。しかもあまり粘度が無い、あっさり目。食べている最中はしつこさ、くどさを全く感じることなく豚骨の旨みにぐいぐい引き寄せられるのですが、スープに背脂を少々加えているせいか食後は案外胃にずっしり来ました。また最初からスープに少々胡椒がかかっているのが気になりました。

 麺は中細ストレートタイプ。標準的な博多ラーメンと比べると若干太い印象を受けます。デフォルトでも心持ち硬めで、スープの絡みはいたって良好。

 チャーシューはペラペラのが2枚。他に薄くスライスされたゆで卵、刻みネギ、海苔。

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2021.05.24

梅の湯@小台

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 都電荒川線小台電停から「小台銀座」と称するしょぼい下町の商店街を南へ徒歩5分ほど。2016年秋にリニューアルオープンしてからもう4年半も経つ銭湯なのに外観は全く色褪せず。風呂は2階にありますが、今時当然ながらエレベーター付き。

 この銭湯は浴室内に風呂が占めるスペースを目一杯取ったのが特徴。最も手前にサウナ&水風呂、そしてその隣がこの銭湯のウリものらしき大きめな「水素風呂」で湯がちょっと白濁しています。その奥に寝湯・ジェット湯・日替わりの薬湯。さらに戸外にはバイブラ湯と寝湯とあって、さながら小さなスーパー銭湯といった風。

 お湯は東京の銭湯にしては「薬湯」以外はやや温め。特に「水素風呂」は一段と温めでした。

 風呂の数も多ければカラン数も多くて合計19個。しかもボディーソープ&シャンプーを設置。さして広くもない浴室に実に上手く詰め込んだものだと感心します。また外壁に富士山等のアクセサリーがない反面、壁面を白と薄いベージュで統一して清潔感を演出しています。

 驚いたのはケアが必要な常連さんでも入浴してたのか、「見守り隊」の兄ちゃんがしばらく浴室内に仁王立ち。

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 ロビー前にはゆったりした休憩スペースあり。浴室のデザインが機能性一点張りな反面、ロビー前で遊び心を出しています。

 なお梅の湯は隣に焼き鳥屋を併設しているのもウリのようですが、残念ながら往訪時はコロナ禍を受けて臨時休業でした。

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ごろごろチキンのトマトカレー@松屋

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 松屋が2021年5月18日より期間限定販売中の「ごろごろチキンのトマトカレー・大盛(790円)」を試食。普段の新商品と違って大盛無料サービスはやっておらず、大盛は100円増し。なお「ごろごろチキンのチーズトマトカレー」も同時発売中。

 「ごろごろチキンのトマトカレー」は2018年に発売され、「2020年第2回松屋復刻メニュー総選挙」にて激戦の末、1位のシュクメルリに惜しくも「僅差」で敗れたものの、その人気を評価して今般復刻販売したもの。ただ2018年版そのまんまの復刻ではなく、令和仕様にアップデートしたとのこと。

 「トマトの酸味とスパイスの辛味がたまらない『トマトカレー』に、鉄板でジューシーに焼き上げた鶏もも肉をプラスした『ごろごろチキンのトマトカレー』は、その名の通りごろごろ感たっぷりの食べ応え満点な人気メニュー。また、今回は夏野菜もごろごろ入った贅沢仕上げで、旬の野菜をたっぷりお召し上がりいただけます。」というのが松屋のウリ文句から察するに、夏野菜を加えたというのが「令和仕様」なのでしょう。その分2018年試食時より100円値上がり。

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 歴代の「ごろごろ」シリーズ同様、カレーの中に鶏もも肉がごろごろ。何か下味がついているわけではなくいたって淡白な味わい。そのかなり残念な松屋の鶏肉を美味しく頂けるように開発された松屋の「トマトソース」の実力を今回も遺憾なく発揮。先日「松のや」の「チーズトマトロースかつ定食」でもその実力を再確認したばかりですが、ガーリックが効いたトマトソースが鶏肉の美味さを無理やり引き出しています。

 ただトマトソースの酸味が強すぎて鶏肉どころかカレーの味わいすら覆い隠してしまい、あんまりカレーを食べている気がしません。「ごろごろチキンのバターチキンカレー」と比べるとバランスが悪くてちょっとキワモノ臭が強いかなぁ。ハズレではありませんが。

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2021.05.23

味味@三ノ輪 ~ 豚骨らーめん

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 日比谷線三ノ輪駅3番出口から横断歩道を渡って、明治通りを西へ入ってすぐ。約5年半ぶりの再訪。先客、後客ともゼロ。

 店内の券売機でボタン先頭の「豚骨らーめん(730円)」を注文。ボタンはやたら賑やかですが、トッピングの多寡で細かく区分けしてあるだけで「豚骨らーめん」「香味豚骨らーめん」「辛らーめん」「味噌らーめん」が基本メニュー。

 店内は厨房沿いにカウンター5席、壁際に3席でそれぞれ以前より2席減らした模様。卓上には一味、胡椒、ラー油、酢など。昔は無料の辛味もやしと辛味キャベツが置いてありましたが、残念ながらそのサービスはなくなってしまいました。

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 スープは豚骨ベースながら豚骨臭は全くなく、総じて超マイルドかつやや甘みが強いもの。万人受けを狙ったのでしょうが、さすがにここまでマイルドだとかなり物足りない気が。従って早めに胡椒を投入。

 麺は細目のストレートタイプ。わずかにざらつきのある口当たりで、デフォルトだと心持ち硬めの仕上がり。量はそれなりにあって替え玉の必要は感じず。

 チャーシューは意外にも厚みがあって旨味十分。しかも程よく脂ものっていて悪くありません。生姜醤油ダレに浸けてあったようで、生姜の切れ端がちょっと混じっていました。具は他に茹でもやし、刻みネギ、キクラゲ。

 メニューが多いので、近所の方々の普段使いに重宝されそう。

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【観戦記】21年第15節:浦和 2-0 神戸 ~ イニエスタ埼スタデビュー戦はほろ苦いものに(苦笑)

 序盤はボールを保持できずに自陣に押し込まれる時間帯が長かったものの神戸に与えた決定機は多くはなく、給水タイム以降徐々に反撃。後半頭から小泉&柴戸投入で大攻勢をかけて2得点というリカの「差しウマ体質」を遺憾なく発揮した完勝でした。

《スタメン》

・共にルヴァン杯から中2日。浦和はリーグ戦前節比で小泉→汰木、柴戸→敦樹とスタメン2名入れ替え。ルヴァン杯からの連闘は槙野と汰木のみ。ルヴァン杯第6節は必勝を期して小泉・柴戸共90分使ってしまいましたし、小泉はそもそも開幕以来使い詰め。神戸戦の後も中3日&中3日でリーグ戦が続くので、いったんスタメンを外したものと目されます。

・ルヴァン杯で復帰を果たしたデンがサブに入って、ベンチメンバーのポジションバランスは従前よりぐっと良くなりました。そのあおりで杉本はとうとうベンチ外に。

・神戸はリーグ戦前節比で前川→飯倉、中坂→イニエスタ、井上→リンコンとスタメン3名入れ替え。ルヴァン杯からの連闘はリンコン、山口、飯倉の3名。故障明けから後半途中投入続きだったイニエスタをついにスタメン起用したのがサプライズ。イニエスタは神戸在籍時どころか、バルセロナ在籍時の「さいたまシティカップ」を含めても負傷等々で埼スタに来たことがなく、この試合が埼スタデビュー戦。

・サンペールはコンディション不良でベンチ外。

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《試合展開》

・浦和はかなりはっきりした4-4-2。神戸は前目の面子を代えてきたので出方が判りにくかったのですが、蓋を開けてみるとイニエスタはえらく前目にいて4-4-1-1ないし4-2-3-1といった塩梅。裏抜けが滅茶苦茶巧い古橋はなぜか左SHに配されていました。

・浦和は相手の出方を窺っているうちにペースを握り損ねたのかどうか、とにかく浦和の序盤はさっぱりでした。G大阪戦同様相手にボールを握られ、自陣に押し込まれて耐える時間帯が長く続きました。もちろん最初からリトリートして守備ブロックを敷く訳ではなく、それどころかユンカー&武藤で前からプレッシャーをかけてはいるもののこれが全くハマらず、逆にスカスカの中盤で簡単にボールを運ばれてしまう弊が目立ちました。

・またなんとか自陣でボールを奪ってもビルドアップに四苦八苦。小泉不在が祟って良いタイミングで前線にボールが出てこないので、いつも相手が守備ブロックを整えてから攻める羽目に。そして攻めきれずにカウンターを喰らいかかる始末。

・どう見ても序盤は神戸ペースでしたが、神戸も神戸ですっかり「FC古橋」になってしまって、敵陣にスペースがなくて古橋が裏抜けしようがない展開は苦手なのかも。せっかくイニエスタが復帰しても「ボールを回して相手を崩しきる」というリージョ→フィンク政権下での得意技はすっかり錆びついてしまったようで、ボールを握って相手を押し込んでいる割には決定機はさほど多くありませんでした。

・序盤の神戸の決定機は8分イニエスタFK→フェルマーレンがヘッドで折り返して古橋シュートは宇宙開発と、15分佐々木&山川で浦和左サイドを崩して、山川横パス→古橋シュートがわずかに枠外だった場面くらいでしょうか。その後も古橋は再三シュートを放っていましたが、なぜか悉く宇宙開発事業団と化していました。

・給水タイム後は浦和もようやくボールを持てるようになり、34分槙野縦パス→明本ボックス手前からシュートと流れの中からは初めての好機。そして37分相手を押し込んだ状態で汰木縦パス→明本が左サイド奥深くに侵入してクロスもわずかにユンカーに合わずに手前でGK飯倉キャッチとサイド攻撃もぼちぼち形になりはじめました。

・そしてリカは後半頭から武藤→小泉、阿部→柴戸と一気に2枚替え。「後半小泉&柴戸を投入してからが勝負、前半は塩試合やむなし、スコアレスでの折り返しなら万々歳」というのはリカが描いていたゲームプランでしょう。そしてそのリカの目算通り、この2枚替えを契機に前半途中から回復基調だった浦和のパス回し、特にそのスピードが一気に上昇。

・47分柴戸のパスを受けた明本が左サイドで佐々木&山川と対峙しながらタメを作り、佐々木らの背後を駆け抜けた汰木にパス→汰木が珍しく左足でクロス→ユンカーの背後で達也がヘッドで浦和先制!! フェルマーレン&菊池は長身のユンカーに気を取られ、達也は下がってCBから離れてどフリーに。それ以前に郷家の汰木への対応が緩慢過ぎて笑えるレベルですが。

・前半から怪しげだったGK飯倉がとうとうやらかしたのが53分。小泉に寄せられた飯倉の縦パスは敦樹の下へ。敦樹が自分で撃たずに小泉にパスを出したのが祟ってオフサイドになってしまいましたが、前半から諦めずに飯倉や菊池にプレッシャーをかけ続けたのが実りかかった一幕でした。

・50分くらいにFWリンコンがちょっと傷み、さらに右SH佐々木も故障したためか、神戸は56分にリンコン→ドウグラス、山川→初瀬、佐々木→マシカと一気に三枚替え。64分浦和を押し込んで初瀬→イニエスタのスイッチで浦和右サイド深い位置でイニエスタがどフリーで低いシュートという決定機を掴みましたが、彩艶がシュートを片手で弾き、そのこぼれ玉に反応したドウグラスのシュートは槙野がブロック!

・このピンチを見てリカはすかさず達也→関根、汰木→山中と代えて運動量を補充し、その後はほぼ一方的な浦和ペース。81分には岩波サイドチェンジを契機に山中→明本→小泉と左サイド奥深くでボールを繋ぎ、小泉折り返しをボックス内中央で関根シュートという絶好機がありましたが、ここは飯倉がビッグセーブ。

・しかし、85分CKからの流れ。古橋のクリアを拾った西がアバウトに放り込み→それに反応した岩波が菊池と競り合ったのが効いたのか、落下したボールをユンカーがボレーで叩き込んで浦和に待望の追加点。西が放り込んだ時点でユンカーがオフサイド臭いような気もしましたが、中村主審はVARと交信してゴール認定。

・そしてそもそもこのCKは初瀬のバックパスを飯倉が処理し損ねたところから、というのが笑いどころ。

・神戸は最後にフェルマーレンを前に上げてパワープレーを試みましたが、89分ボックス内で古橋がシュートを放ったくらい。それも岩波に難なくブロックされて何の紛れもなく試合終了。

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《総評》

・後半小泉&柴戸を投入してからが勝負というリカのゲームプラン通りの試合展開で、さぞかしリカは笑いが止まらないことでしょう。また達也が試合後「(ハーフタイムに)ビルドアップにおける立ち位置の変更がありました」と明かしていましたが、それが具体的に何なのか気になります。

・一方三浦監督は試合後激オコプンプン丸(死語)。しかも試合後の弁がなかなか振るっていて「アラート」「気の緩み」を連発。「アラートさがない状況での失点」「今季取り組んでいるのは常にアラートにいこう」と、なんか都知事の「東京アラート」並みによく判らないお話の連続、お気持ち論の連続で、これを毎日聞かされる選手はたまったもんではないでしょうなぁ。イニエスタはよく契約更新する気になったなぁ、しかも2年も。

・ところがGK飯倉は最初の失点について「気の緩みよりもワンクッション入れられたことでボールウォッチャーになったことが問題。入りがすごぶる悪い感じはしなかったですね」と監督の弁をばっさり。おまけに「僕たちの距離感が悪くて、後半のスタートと同時に相手がプレッシャーを掛けてきた中で後ろで優位を作れなかったのが後半、ボールポゼッションがうまくいかなかった理由かなと思います。」と良くなかったところを具体的に指摘。うーん、これでは飯倉も辛かろう。

・CB菊池は迎撃能力こそJ1トップクラスなものの足元がかなりヤバイのか、浦和は菊池がボールを持つように誘導し、菊池のところで囲い込む策を多用していましたが、この辺りが飯倉の悩みとちょっと符号している気も。

・点が入らなかったことについても三浦監督は「しっかりシュートを枠に入れる、ゴールを取るんだという気持ちで練習をしていくしかない。」とシュート精度の問題、そして気持ちの問題(笑)としているのに対し、イニエスタは「相手ゴール前での動き出しだとか、精度というところが足りなかった。ラストパスだったり、最後の動き出しで精彩を欠いて、それがゴールにつながらなかった理由」とシュート以前の問題点を指摘して、ボールを保持していても決定機自体多くはなかったことを考えるとイニエスタの話のほうがしっくり来ます。

・また一番点が取れそうな古橋が、一番懸命に前プレしているのって何か設計がおかしいような・・・ これでは肝心な時にシュート精度を欠くのも当然。浦和はあんまり得点を期待されてない武藤にその役を振っているのと対照的。

・外国人FWが続々戦線に加わって、イニエスタも復帰してきたため、三浦監督はここまでそこそこ好成績を収めてきた「FC古橋」からの転換を図っているのかもしれません。その過程で数多いる外国人選手の使い方・最適配置に悩みに悩んで残り半年が終わってしまうかも・・・ 後半途中投入のマシカは寄せ手を振り切りまくっての突進が驚異的でしたが、リンコンは何もできないままでしたし。

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《選手評等》

・左サイドからのクロスに対して逆サイドから突っ込むのは達也の得意技ですが、この試合の得点はボックス内中央で待ち構えているところから。しかもヘッドでの得点。「ヘディングという自分でもビックリする形」だったそうですが、ユンカーをデコイというかCBの寄せを防ぐ盾に使ったかのうような絶妙なポジション取りでのゴールでした。

・達也が得点という非常に判りやすい形で結果を出しまくっているので同ポジションの関根はかなり焦っているかもしれません。それだけに81分の絶好機を逃したのは痛恨。もっとも達也と関根は同ポジションでもプレースタイルが全然違うので、相手に応じてリカが巧く使い分けると思いますし、焦り過ぎてコンディションを崩す愚だけは避けてほしいものです。

・ユンカーのシュート精度はとにかく驚異的。撃てばほぼ枠内。相変わらずハイボールはどうにもなりませんでしたが、スピードがあるので地上戦でのフェルマーレンとの競り合いは見応えがあり、菊池程度なら吹き飛ばして前進!

・今日も無失点の彩艶。U-24日本代表に飛び級選出されて注目度急上昇ですが、この試合は40分に汰木目掛けての超ロングスローで見せ場を作った反面キックミスが目立ち、また64分のイニエスタのシュートも遠くへ弾き切れずにドウグラスに詰められているのを本人も反省している模様。よって彩艶がこのままリーグ戦で起用され続けるかどうか。リカも良い意味で悩ましいことでしょう。

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---ユンカー--武藤---
汰木---------達也
---敦樹--阿部---
明本-槙野--岩波--西
-----彩艶-----

(得点)
47分 田中
85分 ユンカー

(交代)
HT 武藤→小泉
HT 阿部→柴戸
66分 田中→関根
66分 汰木→山中(山中が左SB、明本が左SHへ)
90分 ユンカー→興梠


-----リンコン-----
古橋---イニエスタ--佐々木
---山口--郷家---
酒井-フェルマ--菊池-山川
-----前川-----

(交代)
56分 リンコン→ドウグラス
56分 山川→初瀬(初瀬が左SB、酒井が右SBへ)
56分 佐々木→マシカ
83分 郷家→増山

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2021.05.22

寿宝丸@蕨 ~ 元祖寿宝丸味噌

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 京浜東北線蕨駅東口を出てすぐのセブンイレブン横。先客2、後客4。ほぼ3年半ぶりの再訪。

 券売機は無く卓上のメニューを見て、基本と思しき「元祖寿宝丸味噌(770円)」を注文。後払い。クーポン券で半ライスを付けてもらいましたが、ランチタイムには120円のトッピングor麺大盛の無料サービスあり。

 味噌ラーメンが売り物で、他に赤丸味噌、担々麺、健二郎味噌といったメニューも。往訪時は季節限定と思われる「旨辛冷し味噌」を始めていました。さらに一応醤油や塩も用意。サイドメニューで唐揚げを推している辺り、かつて川口駅近くにあった「満開屋」と同じ系列なのかも。

 なお前回往訪時から商品名が微妙に変わっていましたが、内容は同じでネーミングを判りやすくしただけなのか、内容自体を見直したのか。以前は「川口御成道味噌」を使ったメニューがありましたが、それがなくなっているところから察するに商品内容自体を見直したものと思われます。

 店内は縦長カウンター10数席(但し、隔席で使用)と、6人掛けボックス席×5。なんか内装といい、店員のノリといい、居酒屋っぽい感じ。卓上にはおろしニンニク、一味唐辛子、コショウ。

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 「元祖寿宝丸味噌」は札幌の白味噌を使っているそうで、やや甘目。「味が濃すぎると思う方にはスープ割り可」との貼り紙があるものの、スープ割りしないと食べづらいほどではありません。ただ背脂が案外多くて重く、スープを飲み進む気は起らず

 麺は中太縮れ入りでつるつるした口当たり。スープに負けないようにやや硬めの茹で上がり。

 炒め物はないようで、その代わりに茹でもやしが多め。後乗せのワカメが冷えていて難儀。表面に焼き目の付いたチャーシューは厚みがあってまずまず。他に多めのメンマ、刻み青ネギ。ボリュームはデフォルトでもやや多めで、個人的には麺大盛の必要はなさげ。

 前回往訪時よりも内容は明らかに改善。ラーメン屋どころか外食店だらけのこのエリアで思いのほか長続きしているのも納得。

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2021.05.21

チーズトマトロースかつ定食@松のや

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 松のやが2021年5月12日より期間限定で販売中の「チーズトマトロースかつ定食(690円)」を試食。「チーズトマトささみかつ定食」「チーズトマト厚切りロースかつ定食」も併売され、いずれも「コロッケ1個」の無料サービス付き。

 「チーズトマトロースかつ定食」は過去にも販売経験のある商品ですが、今回の商品はチーズを変えたようで、「今回使用する『グラナパダーノチーズ』は口どけが良く、ミルク風味豊かなしっとり優しい味わい。独自の製法でイタリアの特定の州・地域のみで生産され、原産地名称保護制度で認定されているナチュラルチーズです。」というのが松のやのウリ文句。

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 意外なことに「グラナパダーノチーズ」という粉チーズは別容器で出てきます。粉チーズなんてパスタ同様、個々人が自分の好みに応じてかけて然るべきものなので、これは嬉しい配慮。

 一方ロースかつに予めかかっている「松のや特製トマトソース」はトマトの酸味以上にガーリック風味が強い「松屋」でおなじみのもの。「SNSで『松屋系列のトマトシリーズにはハズレなし』とお声をいただく」という話通り、定番ながら安心・安定の美味さ。もっとも松屋の場合は往々にして鶏肉の残念さをトマトソースで覆い隠すような使われ方をしていますが(苦笑)。

 これだけでも十分美味いのですが、グラナパダーノチーズ・トマト・ガーリックという癖の強そうな三者からなる「トロイカ体制」も意外に相性が良いようで悪くありません。トマトソースがチーズの乳臭さを巧く消して、その旨味だけを活かし、引き出しているような気も。

 松屋系列の総合力の凄さを再確認したような一品でした。

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孫鈴舎 神田大手町店@神田 ~ (鶏豚骨系)らーめん

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 山手線神田駅西口から外堀通りへ出て、鎌倉橋交差点のそば。「天天有」の跡地。東京駅丸の内南口・はとバス乗り場の先にある東京店に続く孫鈴舎2号店です。先客2,後客5。

 約1年前に往訪した東京店では「らーめん」は17時からの販売だったのでやむなく「つけ」を頂きましたが、こちらでは昼から「らーめん」を出していると聞いて往訪した次第。タッチパネル式券売機で「らーめん」のカテゴリーを開くと、なんと最もシンプルな「らーめん」はたった550円!! チャーシューメンでも800円と今時の都内のラーメン屋としては破格の安値。

 店内は厨房前に縦長カウンター7席と壁沿いに縦長カウンター10席。卓上には辛味、コショウ、粗めにおろされたニンニク。

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 茶色く濁ったスープは「鶏と豚、本来の旨味と醤油のキレで食わす」のがウリのようですが出汁は明らかに豚が優勢。醤油ダレも多少うるさくてしょっぱめですが、出汁の出来が良いためかしょっぱめの割には不思議なくらいスープを飲み進む気になりました。

 麺は細目のストレートタイプ。水気の少なそうな麺でややざらついた口当たり。細目の割には濃厚スープに全く負けることなく、意外なくらいに良く合っています。粗めに刻まれたネギが多めに入っているのも、麺を食べる上でどうしても気になってしまうスープのしょっぱさを緩和するのに大いに役立っている気も。麺量は替玉(+100円)必須というほど少なくはありませんが、ちょっと少な目かなぁ?

 またスープにはデフォルトで生姜が入っています。最初から生姜を混ぜずにデフォルトのスープを味わい、生姜を混ぜて味の変化を愉しみ、最後に店のお勧めに従っておろしニンニクを入れてまた味変を愉しむのも一興。

 チャーシューはさすがに値段相応に小さめですが、案外厚みがあってびっくり。

 この値段でこの出来とはいやはや恐れ入りました。

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2021.05.20

花湯スパリゾート@熊谷

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 熊谷陸上競技場のすぐ南、国道17号線熊谷バイパス沿いにある日帰り温泉施設です。熊谷駅から3km強も離れていますが1時間間隔で送迎バスが出ており、路線パスも利用可能(こちらもほぼ1時間に1本)。熊谷陸上競技場へは何度も駅から歩いて(!)行ったことがありますが、競技場への徒歩ルートから微妙に外れているせいか、あるいは出来たのが2017年4月と新しいせいか、この施設があることを最近になってようやく気づいた次第。駐車場には熊谷や大宮ナンバーどころか群馬ナンバーも結構いました。

 料金は大人平日750円/土日祝850円と比較的安めですがタオルは付きません。また+500~600円で「温浴cafeネスト」というエリアで岩盤浴やTV付きリクライニングチェア、無料wi-fi等が愉しめるのが人気な様子。それを利用している人は館内着でウロウロしているのですぐ判ります。そんな中には若いカップルもチラホラ。

 郊外らしいバカでかい日帰り温泉施設で、しかも露天風呂のエリアを大きく取っているのが特徴。といっても庭に当たる面積がやたら広くて風呂一つ一つはあまり大きくなく、「七湯露天回廊」と称する通り、風呂のバリエーションでカバーしています。

 泉質は単純温泉。「源泉使用量 毎分300リットル 1日最大414トン」「当館の温泉浴槽はすべて、地下1,500mから湧き出る自家源泉を贅沢にかけ流しております。埼玉県の楊湯規制の最大量(毎分300L)の温泉を使用しており、当館のもつ豊富な源泉量があってこそ実現した『100%かけ流し』でございます」というのがウリ文句。ただ「源泉のもつ硫黄成分による香りと、黄金色の湯が特長です」というほどはっきりした特徴はないような・・・湯は概してやや温めでのんびり楽しめました。

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 館内にはうどん屋やカフェも併設。「温浴cafeネスト」を利用しなくてもテラスの休憩スペースが充実しているので、ある意味熊谷らしい極端に暑い日や極端に寒い日でなければそこでくつろげます。あえて難をいえば「寝ころび処」が極端に狭い点かな?

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【観戦記】21年ル杯GS第6節:浦和 2-0 横浜C ~ 道中は中位追走、最後の最後で頭一つ抜け出してGS1位通過!

「勝てばGS勝ち抜け、負ければ敗退」という、難しい計算が苦手な赤者にとってはうってつけのシチュエーションで行われたGS最終節。相手を圧倒したと言い切るには微妙なものの、危なげない試合運びでGS見事1位通過を決めました!!

《スタメン》

・浦和は直近のリーグ戦から中2日なのに対し、横浜Cは中3日とコンディション的には横浜Cがやや有利な一戦。浦和はリーグ戦からの連闘は槙野、柴戸、小泉のみでスタメン8人入れ替え。

・横浜Cはリーグ戦からの連闘はマギーニョと瀬古の2人のみでスタメン9名を入れ替え。SH松尾がベンチ外なのはコンディション不良とのこと。

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《試合展開》

・浦和の布陣は興梠1トップ&柴戸アンカーの判りやすい4-1-4-1。勝たないといけない試合なので2列目は攻撃的というか守備にはイマイチ信頼を置けない面子がズラズラ。しかも興梠は武藤と違って最前線での鬼キープは出来るけれどもそんなに中盤に下がってこないタイプなので、同じ4-1-4-1でも鹿島戦で猛威を振るった「武藤ゼロトップシステム」とはだいぶ勝手が違い、アンカー柴戸の守備負担は半端なかったことでしょう。

・横浜Cは判りやすい4-4-2。立ち上がりから2トップ+マギーニョの3人で前からプレッシャーをかけてきましたが、これが全くハマらない。浦和はぽっかり空いた相手最終ライン前のスペースを使って3分山中縦パス→興梠→汰木と軽快に繋ぎ、汰木のスルーパスで小泉がボックス内突入。小泉はGKも交わしたものの角度がなかったのか関根へ横パス→関根がなんとか詰めていきなり先制!

・横浜Cの中盤スカスカはすぐには改善されず、6分西川のフィードを受けた関根がそのままアーク付近まで進出したり(最後に詰めた汰木がオフサイド)、7分左サイドで多数の選手で縦パスを出し入れしながら最後に山中スルーパスで汰木がボックス内に突入(シュートは撃てず)したりと立て続けに良い形を作りました。

・好事魔多しというべきか、10分山中CKからの流れで攻めきれずにカウンターを食らってがら空きのエリアでボールはマギーニョへ。最後尾には宇賀神が控えていましたが、安易に飛び込んであっさり交わされるというベテランらしからぬ失態を演じてマギーニョは西川と一対一。ボックス外に飛び出た西川に対してマギーニョはループシュートを放ったものの、高さがなくて西川はヘッドでクリア! GKがヘディングでクリアするなんて滅多にない場面かも。

・このプレーを気に試合は悪い意味で落ち着いてしまった気も。横浜Cは前プレが全く意味がないことを悟ったようで、負けているにも関わらず立ち上がりほど前から追って来なくなり、リトリート主体の守備に切り替え。そうなると浦和はボールを持っても相手の守備ブロックを前に攻めあぐみ気味に。チャンスらしいチャンスは18分アーク手前から興梠が放ったミドルくらいでしょうか。

・しかし横浜Cは浦和以上に攻め手無し。浦和の素早い攻→守の切り替え&プレスバックによってビルドアップもままならず。試合後記者から指摘があったように武田のところから斜めに通されたパスが何本かあって気持ち悪かったものの、FWへ縦パスが入った後は浦和守備陣が寄ってたかってなんだかんだとシュートを撃たせず。

・三ツ沢での試合では浦和左サイドは汰木&福島&要介護状態の阿部工藤だったのでマギーニョ&岩武にだいぶやられてしまいましたが、今回は汰木&山中のべニヤ板2枚重ねの上に最後は槙野がいるので、そこは安心感がまるで違って全く破綻無し。

・浦和は後半頭から槙野に代えて岩波を投入。これはリーグ戦での疲労を考えた試合前からの予定通りの交代でしょう。一方横浜Cは渡邉→高木、瀬古→手塚と2枚替え。岩武を前に押し出して右WB化 & 高木左WBによる攻撃時3-4-3、守備時5-4-1っぽいフォーメーションに変更。

・早川監督は試合後「守備がだいぶ難しい状況になっていたので、後ろを5枚にすることで安定感を持たせて、前に出ていくところを、カウンターも含めて攻撃につなげていくことが狙いでした。」と語っていましたが、後半特に守備が安定した印象はなく、攻撃に至っては前半以上に絶望的になった気も。少なくとも攻撃力皆無の岩武を前に出す意味が・・・

・52分汰木が高い位置で伊野波からボールを奪い、武田とのワン・ツーでボックス内突入(シュートはブロックされる)。58分柴戸(?)の縦パス一本で関根が裏抜けに成功するも、なんとか戻って来た高木&袴田を交わしきれずにシュートブロックされてしまいました。

・押し込みながらも決定機に至らないなどもどかしい展開になりそうなところで、61分汰木がボックス内左角から巻くようなミドルシュートが炸裂して浦和に待望の2点目。汰木には岩武が対峙していましたが、汰木の前を横切って左サイドへ駆け抜ける山中に釣られてちょっと動いてしまったがために汰木のシュートコースがぽっかり。

・こうなると横浜Cにほとんど攻め手がない以上勝ったも同然とばかりにリカは67分武田→敦樹、興梠→ユンカー、73分関根→明本と順次選手交代。

・横浜Cは57分ジャーメイン→伊藤と代えたのはともかく、71分に小川に代えてカズを投入したのが謎。2点ビハインドなのに全く動けない選手を投入するなんて正気の沙汰ではないでしょうに。当然ながら横浜Cはもうボールを全く奪えなくなり、スカスカの中盤で浦和はやりたい放題。カズ投入後の横浜Cはもう心が折れているようで、伊藤なんて途中投入なのに全然走らない始末。

・そんな相手をユンカーがタコ殴りしても良かったのですが、83分山中→明本へのスルーパスのこぼれ玉に詰めてシュートを放つもののGK南に当たって枠外。85分小泉の縦パスをアーク付近で受け、眼前にうじゃうじゃいるDF陣をものともせずに放ったシュートはポスト直撃。88分汰木のクロスを拾ってボックス内に突入するも強烈なシュートは南がビッグセーブと、ユンカーは短時間で3度決定機に絡みながらも一点も取れず。ユンカーでもこういう日もあるというべきか、最後まで試合を捨てなかったGK南を褒めるべきでしょうか。

・終わってみれば浦和のシュート数が相手を上回っただけでなく、二桁もシュートを撃っている(14本)という珍しい内容での勝利でした。

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《総評》

・勝てばGS突破、それ以外は敗退という非常に判りやすいシチュエーションだったので、この試合はトーナメント並みに結果が全て。そして勝利という唯一無二のタスクを果たした以上何も言うことはありません。

・また決定機になりかかるもののシュートに至らない、あるいはシュートをブロックされてしまう場面が多くてなかなか追加点が入らなかったので「良い試合」とは言い難いものの(まぁ今の浦和はずっとそんな感じですが)、横浜Cがほとんど攻め手がなかったことを思えば10分の大ピンチで失点&西川が退場でもしていない限り流れが変わったとも思えず、概して「危なげない試合」だったと言えるのではないでしょうか?

・そして終わってみればGSを首位通過。C組は横浜Mのようなリーグ戦上位チームがおらず、中下位チームだらけの「どんぐりの背比べ」状態だったので勝ち点わずか9での首位通過でした。それでもミシャ1年目は最終節を待たずにGS敗退が決まっていたことを思えば、リカ1年目でいきなりGS突破しているのは驚きと言って良いのかも。

・今年はリーグ戦自体が超過密日程なので、ルヴァン杯は否応なしにリーグ戦とは大幅に面子を代えて闘わざるを得ず、浦和はデンの故障でとにかく頭数がいないCB以外はほぼフルターンオーバーで臨み続けました。その中でGS序盤は福島や藤原といったユース/高卒新人どころかユース在籍中の工藤まで起用してGSから脱落しない程度に勝ち点を稼ぎ、最後の2試合でリーグ戦でコンスタントにベンチ入りしている面子主体に切り替えて一気に勝ち抜け。一つの試合運びですら「差しウマ」体質っぽいのに、GS全体を通じても「差しウマ」体質だとは(苦笑)。

・そしてGK塩田以外の全選手に出場機会を与えてリーグ戦でスタメンになりうる選手、ベンチ入りは可能な選手を見極め、ルヴァン杯の出来如何では一気にリーグ戦での主力にまで引き上げてチーム内の競争を促す。ベンチメンバーどころかベンチ外の選手も腐らせない。リーグ戦開幕時からしばらくはベンチ入り止まりだった柴戸やベンチにすら入れなかった武藤がルヴァン杯等で場数を踏んで今や鉄板のスタメンと化しているのが一番良い事例ですが、リカは非常に巧くルヴァン杯を使い、しかもGS突破という最低限の結果を出しました。いやはや文句なしの名将です。恐れ入りました。

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《選手評等》

・左足のグロインペイン(股関節痛)に悩まされて昨シーズン終盤から長期離脱していたデンがついに実戦復帰。試合感がないのか、あるいはフィジカルコンタクトを些か怖がっているのか、前半は球際の競り合いがCBにしてはちょっと軽いかなぁという印象を受けましたが、後半はその不安も解消。そして縦パスのスピード&精度で岩波や槙野とは「格の差」を見せつけた気も。まだ90分は使えないようなので、しばらくせいぜいベンチどまりかとは思いますが、デンの実戦復帰でいよいよCBも競争が激しくなりそうです。

・第9節徳島戦で負傷退場した武田も実戦復帰。第7節鹿島戦で猛威を振るった4-1-4-1というか武藤ゼロトップシステムでIHに入った武田の代役としてしっくりくる選手が案外おらず、そうこうしているうちに武藤ゼロトップシステムがお蔵入りになってしまいました。よって武田復帰を望む声は非常に高かったのですが、いくらなんでも高卒2年目、しかも昨年はほとんど出番がなかった選手がチーム全体の出来を左右するほどの影響力があったとは思えず、武田がいないなりのやり方へ移行するのは自然な流れでしょう。

・久しぶりの実戦は4-1-4-1のIHという得意ポジションで出場。勝たないといけないという状況だったので、武田は立ち上がりから何の迷いもなくのびのびやっていましたが、超早い時間帯に先制したこともあってか、次第に守備の粗が見え隠れしたような気も。67分という早めの時間帯に交代させられたもの已む無しかな。

・汰木のシュート意識が上がっているのは非常に良いこと。足の振りがでかくてシュートブロックされやすいっぽいけど、「どうせクロスで終わる」と思われるよりはずっといい。同じようなルヴァン要員的立場だった達也がリーグ戦で点に絡みまくっているのを見て刺激を受けたかな?

・興梠はかなり動けるようになって鬼キープは出来るようになったけれども、得点感覚だけは戻らない感じでしょうか。鬼フィニッシャーのユンカーが来てしまい、その相方は武藤がベストなのも自明な以上、興梠は現状では勝っている試合のクローザー止まりかなぁ。

・今日の面子だと宇賀神がリカ流から取り残されてる感じ。判断が遅いせいか縦パスの選択肢がなくなってバックパス多発。ブレイク前の柴戸みたいな。うーーん。10分の大ピンチでの失態もあり、この状態で酒井ゴリが来るといよいよ出番が・・・

・夕方まで雨だったので久しぶりにSRで埼スタへ行きましたが、浦和のポスターに起用されている「興梠・西川・関根」が怪我でもないのに揃ってリーグ戦でスタメンではない日が来るなんて誰も予想しなかったでしょうなぁ。それくらい今の浦和は競争が厳しい。実に良いことです。

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-----興梠-----
汰木-小泉--武田-関根
-----柴戸-----
山中-槙野-デン-宇賀神
-----西川-----

(得点)
3分 関根
61分 汰木

(交代)
HT 槙野→岩波
67分 武田→伊藤敦
67分 興梠→ユンカー
73分 関根→明本
83分 デン→阿部

---渡邉--ジャメ---
小川-------マギ-ニョ
---古宿--瀬古---
袴田-中塩-伊野波-岩武
-----南------

(交代)
HT 渡邉→高木
HT 瀬古→手塚
57分 ジャーメイン→伊藤
71分 小川→三浦
83分 岩武→前嶋

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2021.05.19

一歩@川口上青木 ~ スジナポリ

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 青木町公園の東、中央道路「青木中央」交差点の北。隣に吉野家あり。最寄り駅は西川口になりますが、駅からはかなり距離があります。焼肉屋のランチ営業で、先客1、後客9。予定していた店が開店時間を過ぎても一向に開く気配がないので近隣のこちらへ転進した次第。2週間前に来たばかりでしたが(苦笑)。

 前回来た時に気になった「スジナポリ(790円)」を注文。サンチュのサラダとワカメスープが付いてきます。

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 ぱっと見はもう典型的な昭和のナポリタン。ウインナーや玉ねぎ、ピーマンなどと一緒に炒められたスパゲティーはかなりべっとりというかべっちょりとした仕上がり。その中にスジ肉が少々混ざっているのでボロネーゼっぽい気もしますが、そのスジがしっかり煮込まれていてかなり甘目。そしてその甘味がパスタの味わいとしては非常に新鮮。

 でも所詮その新奇性だけだもんなぁ。ハズレではないけれども、わざわざ焼肉屋に来て何度も注文しようとは思わない。次は焼肉屋らしいメニューで再訪します。

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2021.05.18

鉄板餃子とから揚げの定食@やよい軒

 「やよい軒」が2021年5月11日から期間限定発売中の「鉄板餃子とから揚げの定食(860円)」を試食。やよい軒はどちらかといえば同時発売中の「せせりと鶏もものから揚げ定食」を推しているっぽいのですが、やよい軒が餃子を出すのは初めてのような気がしたのでこちらをチョイスしました。

 また同時に「から揚げ定食」の値下げに踏み切った辺りは、「からやま」など唐揚げがウリの外食チェーン店が人気急上昇中なことを意識しているのでしょう。

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 「鉄板餃子とから揚げの定食」は、「肉と野菜の甘味を感じるジューシーな餃子を熱々の鉄板で、鶏もも肉のから揚げと共にご提供いたします。大ぶりの餃子はオイスターソースでコクと旨味をプラスし、ニンニクと生姜を控えめにした、優しい味わいです。別添の辛子味噌で、味に変化をつけられます。」というのがやよい軒のウリ文句。

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 鉄板餃子といっても博多や小倉の名物「一口餃子」ほど小さい訳ではなく、「餃子の王将」の餃子よりは少し小さめかな?といった程度。皮はやや薄めな代わりに飴は見た目以上に詰まっていて、ちゃんとご飯のおかずになるボリューム。「優しい味わいです」といっても野菜主体のあっさり味ではなく、野菜と肉とのバランスが取れた味わいで、餃子ビギナーとしては上々の出来だと思います。

 基本はから揚げと共用のぽん酢をちょっと浸けて食べることを想定しているのかな? 別添の辛子味噌は自己主張が強すぎて個人的には餃子との相性はイマイチ。さらに小瓶でコショウも付いてきますが、これは全く意図不明。

 この餃子を主力に「餃子定食」とするのはちょっと無理があるとは思いましたが、この定食のように何かと組みわせての2トップ型定食にするなら十分かと。

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元祖田舎っぺうどん 熊谷市役所前店@熊谷 ~ 塩肉ネギ・大もりうどん

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 熊谷駅北口から北へ延びる大通りを歩いて熊谷女子高交差点を左へ。駅から徒歩10分強。文字通り熊谷市役所の真ん前にあります。先客1、後客6。

 ここは武蔵野うどんがウリの店でメニューはすべて「つけめんスタイル」。つけ汁を選んでさらに麺の量を選ぶという注文方式ですが、値段は麺の量のほうにしか振られていないので、つけ汁はどれを選んでも同じ料金なのでしょう。今回は「全国唯一の田舎っぺオリジナル」とされる「塩肉ネギ汁」を大もり(770円)で注文しました。

 つけ汁は大別して「温かい」のと「冷し」とがあります。また麺の量は最小の「半もり」から最大「3kg」まで8段階あり。さらにつけ汁に多少トッピングも出来るようです。

 店内はL字型カウンター8席と4人卓×2。卓上にはコショウ、七味、すりごま。

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 やや太目で、山梨の吉田うどんほどではないけれどもかなり硬めでしっかと噛みしめながらいただく、これぞ武蔵野うどんの醍醐味!! 「生地を仕込んで、熟成させ、 一番おいしく食べられるタイミングは実はごく短い時間。 当店では、水の配合分量を変えることで、四段階に仕込み分け、 各時間帯で一番いい状態に熟した生地を延ばして麺を作っています。」というのがこの店のウリ。

 つけ汁はとろみがないこともあって麺にさっと絡むだけなので塩ダレが妙に自己主張することもなく、麺の美味さを巧みに引き立てています。店では薬味としてコショウを勧めており、確かにこれは塩つけだれに合う。武蔵野うどんをスパイシーな感覚でいただくってこれまであんまり経験ありませんし。

 つけ汁の中には薄くて細かく刻まれた豚肉と白髪ねぎだけ。大もりだとちょっと具が寂しく感じるので、多少トッピングを付けたようが量的バランスを取るにはベター。

 食べ終わる頃を見計らってゆで湯が出てきます。ゆで湯でつけ汁を割ると、その旨味はもちろんほんのり甘味を感じるのが面白い。満足の一杯でした。

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2021.05.17

鶴一家@横浜 ~ 豚骨ラーメン

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 横浜駅西口から北へ。運河を渡って徒歩5分程度。約5年ぶりの再訪。先客1、後客2。延々と続いていた横浜駅の工事は一段落したようですが、この店の前は依然として盛大に工事中。横浜駅から至近距離にあるのに随分と場末感漂うエリアですが、この工事が終わるとこのあたりの雰囲気も一変するのかな?

 屋号通り家系ラーメンがウリの店で「豚骨ラーメン(720円)」を麺硬めで注文。家系の店といっても豚骨醤油に特化しているわけではなく、豚骨塩、つけ麺、地獄ラーメンさらには鶏ガラ醤油、しじみラーメンなどメニューは多彩。

 店内はJ字型カウンター9席と8人掛け及び6人掛けのテーブルが1卓ずつ。水セルフ。雑然としていてラーメン店というより居酒屋っぽい雰囲気ですが、店員の愛想は正直あまり良くありません。卓上には豆板醤、おろしニンニク、酢、ブラックペッパー、白ごまなど。

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 スープはかえしを控えめにして豚骨の旨みを際立だせた優れもの。これだけ旨みがはっきりしていると「マイルド」と形容するのは当たらないかと。家系には珍しくスープを飲む気になりました。逆に言えばご飯おかわり自由がウリで、ご飯をガンガン食べたくなるくらいしょっぱい店に慣れてしまうと少々物足りないかも。またちょっと油が劣化しているような気も少々。食べ始めはそれが気になりました。

 浅草開花楼の札が掲げられた麺は中太ストレートで、一般的な家系の麺よりも心持ち細い気がしました。量的にもちょっと物足りないのですが、この店は「中盛」がないのが残念。そこで「小ライス(120円)」をつけたくなりますが、ラーメン単体の完成度が高いのでご飯のおかずにしてしまうのはもったいない気も。

 チャーシューはやや小さめ。他にほうれん草、刻みネギ、海苔。ほうれん草を細かく刻んであるんはちょっと珍しいかも。

 クォリティーは二の次で、とにかく安くて腹一杯になればいいという「なんちゃって家系」がやたら増殖する中、久しぶりにまともな家系を食って大満足。

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【DAZN観戦記】21年第14節:G大阪 0-3 浦和 ~ 監督解任ブーストどころか監督解任バーストだったのか・・・

 G大阪は宮本監督更迭という大博打に打って出たものの、松波暫定監督には準備期間が無さすぎて「攻守とも個人能力頼み」という点ではなんら前監督と変わりなし。浦和はボール支配率で相手を下回るという「らしくない試合展開」になりながらも、カウンターで効率よく得点を重ねて完勝。

《スタメン》

・浦和は久しぶりに週央に試合がなかったのに対し、G大阪は水曜日に広島戦をこなして中3日とコンディションは浦和が有利。しかもG大阪はその広島戦に敗れた直後に宮本監督が成績不振のために更迭され、松波強化アカデミー部長が暫定的に監督に就任するという衝撃が走ったばかり。

・浦和は前節から関根→達也、敦樹→柴戸とスタメン2名入れ替え。すっかりルヴァン杯要員と化していた達也は第2節アウェー鳥栖戦以来のリーグ戦スタメン出場。柴戸は故障明けで待望の復帰。

・G大阪は前節からチュ・セジョン→チアゴ・アウベス、パトリック→宇佐美とこちらもスタメン2名入れ替え。なおG大阪はCBキム・ヨングォン、左SB藤春、右SB高尾、SH福田、SH小野瀬と故障者が多発している模様。

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《試合展開》

・浦和はスタメンを2名入れ替えた上に、布陣も前節仙台戦からマイナーチェンジして武藤左SH、小泉トップ下の4-2-3-1っぽい格好に。小泉は左SHに配されても結局えらく中に絞った位置にいることが多いので、最初からトップ下に置いたということなのかも。

・一方G大阪はFW一美の相方が宇佐美ではなく、どう見ても倉田だったのがサプライズ。試合を見ている最中は4-4-2なのか、倉田トップ下の4-2-3-1なのかは微妙でしたが試合後倉田自身は「ひさびさのトップ下だったので」と断言。

・さらに意外だったのはG大阪が前からガンガンプレッシャーをかけてきたこと。宮本監督時代はどちらかと言えばやや後ろが重い感じで、強力すぎるGK&CBを擁していることもあって「あまり点は取られそうにないが、全く点が入りそうにない」サッカーを繰り広げた挙句更迭の憂き目に。消化試合が少ないとはいえ降格圏にどっぷり浸かっている現状で、松波暫定監督はこのままでは拙すぎると思ったのか、かなり攻撃寄りにベクトルをふり直したように見受けられました。

・そんな相手に対して浦和はビルドアップに苦しみましたが、横浜M戦で頻発したような「自陣での危ない取られ方」もしていないのでショートカウンターを食らうこともなく、自陣で4-4-2の守備ブロックを作ってじっと我慢。

・こうなるともともと崩しのパターンを持っているわけではないG大阪は徹頭徹尾宇佐美の一発に賭けるだけに。7分、8分と宇佐美がシュートを放ちましたが、前者は彩艶がセーブ。後者は岩波がブロック。チアゴアウベスも一発がある選手ですが、こちらは全く攻撃に絡めず終始沈黙。

・浦和は3分にユンカーが右サイドからカットイン&横パス→武藤シュートの決定機を作った後は長い沈黙を強いられましたが、16分久しぶりに浦和が相手を押し込んだ形から反撃開始。左サイドからの武藤クロスに予想通り(苦笑)ユンカーは合わせ損ねましたが、右サイドに抜けたボールを拾った達也のクロスはユンカーがしっかりヘッドで捉えてゴール!!

・武藤のクロスに合わせ損ねたユンカーですが、そこで諦めずにすかさずポジションを取り直す辺りが生粋の点取り屋。一応CB三浦とCH井手口が寄せに来ている、かつ下がりながらの体勢でのヘッドだったので結構難易度は高いはずですが、ユンカーはゴールキックやハイクロスのような外野フライ系への対応が苦手なだけで内野フライなら問題ないのかも!!

・その後もG大阪がボールを握るという展開となりましたが、相変わらずG大阪は全く攻め手なく、文字通りボールを持たされている状態。18分自陣で巧く相手と入れ替わってぽっかり空いた左サイドをユンカーが独走→どフリーの小泉に預けたものの、小泉のシュートは東口の正面。うーん、小泉は得点能力だけはないのか・・・

・そして20分自陣右サイドでユンカーが大きくサイドチェンジ。左サイドを疾走する明本が拾って超高速クロス→逆サイドから達也が突っ込んで2点目。この場面、ユンカーのサイドチェンジがでかすぎてDAZNの画面では誰に目掛けて蹴っているのかさっぱり判らず。最後の最後でようやく明本が画面に登場するって、「ゴール板近くになって突然大外から画面に現れる差しウマ」みたいなもの。これには痺れました。

・2点ビハインドに陥ったG大阪は終始前がかりなもののハイプレスが嵌まっているとは言い難く、カウンターに対して極めて脆い。途中で何の役にも立っていないチアゴアウベスを前に出して倉田とポジションを入れ替えましたが全く奏功せず。そうこうしているうちにまたしても浦和のカウンターが炸裂!!

・40分矢島のサイドチェンジを西がカットして前方の達也へ。達也は自陣から昌子と併走しながら右サイドを駆け上がり、一度は昌子のスライディングでボールを失いそうになりながらもボックス内でこぼれ玉を拾ってクロス→ファーでユンカーが矢島の前に入ってゴール!! 矢島に始まって矢島に終わる見事なゴールでした。

・この場面では達也もユンカーもさることながら、ユンカーと並んでボックス内に突入した小泉の動きが秀逸。小泉が「俺に出せ!!」と言わんばかりの駆け引きをG大阪の守備陣と繰り広げた結果、ユンカーに付いているのがよりによって矢島だという惨状を引き起こしている辺りが天晴れでした。

・ただでさえ得点能力が極端に乏しいのに3点ビハインドとなったG大阪は後半頭から一美→レアンドロ・ペレイラ、チアゴアウベス→塚元と二枚替え。依然ボールを保持する時間こそやや長いものの戦局は全く変わらず。攻撃といえば徹頭徹尾個人能力頼みで、時折宇佐美がドリブルで仕掛けてきたり、ミドルを放ったりするだけ。

・勝利を確信したリカは中2日で控えるルヴァン杯を意識したかのように、56分小泉→山中、ユンカー→杉本、67分武藤→興梠、阿部→敦樹と早めに4選手を交代。浦和はもう無理をせずに相手にボールを持たせ、時々自分もボールを持って自陣で回しながら休むという省エネサッカーぶり。勝っている試合をそのまま寝かせて終わらせてしまうのはロティーナ監督の得意技ですが、この試合のリカからはそんなロティーナ臭が少々。

・とにかく攻め手が無いG大阪は71分宇佐美に代えてパトリックを投入したものの、パトリックに良い形でクロスを入れられないのでどうにもならず。長谷川監督時代に猛威を振るったパトリックの姿はどこへやら。

・浦和も浦和で露骨に興梠に点を取らせようとして好機をフイにする場面がチラホラ。終了間際に興梠がボックス内で反転シュートを放ったのが惜しかったくらいで後半の見せ場はありませんでしたが、相手にも好機を与えず楽々逃げ切り勝ち。普段は必要以上に浦和に厳しいDAZN解説福田ですら、今日の浦和にはケチのつけようがなかったという文字通りの完勝でした。

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《総評》

・この試合が非常に不思議だったのは浦和のボール支配率が相手を大きく下回ったこと。DAZNのスタッツだと浦和のボール支配率はわずか42%に留まっており、実際序盤から浦和は自陣で4-4-2の守備ブロックを敷いて耐える時間帯が長く続きました。

・とはいえ、どこからどう見てもG大阪はボールを持たされ、浦和の守備ブロックの外側でボールを回しているに過ぎず、宇佐美の「かいしんのいちげき」に賭けるしか点を取る術はありませんでした。

・G大阪はビルドアップが巧いとは言い難いチームなので、浦和は前からプレッシャーをかけて一気にG大阪を粉砕することも出来たはずですが、それとは真逆の試合運びをしたのがどうにも謎。

・リカは試合後「ガンバ大阪にボールを持たれて支配されてしまって、ボールを奪い返すのはなかなか簡単ではなかったです」「ただ理想を言うと、やはり我々としてはボールを握って試合を支配して進めていくことができればよかったです」「よりボールを持てればよかったのは事実で、そこはさらに改善すべき点だと思います」と語っており、こういう場で三味線を弾く系の監督ではないので、その言葉通り意図的にG大阪にボールを持たせた訳ではないのでしょう。

・相手チームの監督が急に代わってしまい、いままでのスカウティングデータがかなりの部分無駄になってしまって、相手の出方が読みづらい。もともとリカは相手の出方を見てからこちらの出方を決め、後半になって「スキル連発」で勝ちに行く「差しウマ」系の監督なので、一層序盤は様子見の構えが強くなり、さらに意外にもG大阪の前プレが厳しかったこともあって、そうこうしているうちに不本意ながら自陣で耐える展開になってしまったのかもしれません。

・言い換えれば仙台戦のような残念な試合の入りをしがちな浦和が、出方が判らない相手に立ち上がりに奇襲を食らって失点を重ねてしまう。そんな試合展開だけは避けようとしたのかもしれません。

・ただリカは理想的な試合展開ではなかったとしても「別の武器で試合をものにできたことは、また一ついい部分でもあると思います。そういうことでよりコンプリートなチームになると思いますし、ただボールを握るだけでなくて、苦しい時間でもそういうことができるのはいいことだと思います。」とも語っており、たとえ作為的でなかったとしても、ボールを支配できなくても勝てるパターンを作れた、勝ち筋が増えたことをリカは率直に喜んでいる風でもあり。

・サッカーは如何せん相手があるゲームなので、いつもいつも自分の得意な形に持ち込めるとは限らず、一つの勝ち方しかないと展開が向かずにバ群に沈んでしまうことがよくあります(ミシャがしばしば陥ったパターン)。浦和が「ボールを持って良し、持てなくてもそれなりに闘える」という「脚質自在型」になりつつあることを示した点で非常に有意義な試合でした。

・一方G大阪の監督交代の是非はともかく、松波暫定監督はあまりにも時間が無さすぎて気の毒でした。せめて浦和戦の後の監督交代なら週央に試合がないのでちょっとはマシになったのではないかと。またスタメンを大きく変更してチーム内の競争を煽るという、大槻流の「時間が無いなりの手立て」を打つ訳でもなく、さして代わり映えのない面子で「前からどーーーんと行ってみよう!!」的なアバウトな手しか打たなかったのも残念でした。

・安定していた守備ももともとGK&CBの個人能力に頼っている面が大だったので、ユンカーといい達也といい、個人能力で上回る相手が出てくるともう打つ手なし。

・この大敗を受けてG大阪は松波暫定監督の後釜探しに懸命にならざるを得ないでしょうが、果たしてどうなることやら。

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《選手評等》

・第2節アウェー鳥栖戦以来のリーグ戦スタメン出場だった達也が1ゴール2アシストと大暴れ。達也はこれまで基本的にルヴァン杯要員に留まっていましたが、リカはルヴァン杯柏戦やエリートリーグなどの出来を見て達也のスタメン抜擢を決めたとのこと。そしてその抜擢した選手が決定機に絡みまくっての完勝なのでさぞかし監督冥利に尽きることでしょう。

・この試合の得点場面のように、達也がクロスに対して逆サイドから突っ込んでくるのは大分時代からの練習の賜物。達也はスピードも馬力もあるので、この試合のように敵陣にアホほどスペースがあると非常に活きます。

・ただリカも認めるように最初からカウンター狙いで達也を起用した訳ではなさそうなので、相手を押し込んでしまって敵陣にスペースが無いという通常運転でも達也が活きるのかどうかが見もの。これまで達也が出場機会を与えられても基本的に空回りに終わり勝ちだったのは、キャンプでねん挫したこともあってコンディションがなかなか上がらなかったことにも一因があった模様で、これからが楽しみです。

・ノルウェーリーグはイスラエルリーグよりかなり格上という噂話は本当でした(苦笑)。ユンカーは「運動量でチームに貢献するタイプではなく、肝心な局面で肝心なところにいるタイプ」という意味では西とそっくり。そしてFWとして最も肝心なのは点を取ることで、そのポジショニングに全振り系。但し外野フライだけは(つД`)

・アウェー鳥栖戦で仙頭の岩波へのライダーキックをなぜかイエロー止まりにしたことで悪名高い笠原主審はこの試合も不可解な判定を連発。柴戸が黒川と交錯した場面は五分五分の競り合いにしか見えないのになぜか柴戸にイエローと出したかと思えば、チアゴアウベスの明本へのラリアットはなぜかスルー。ユンカーが後ろから削られてもスルーで、これにはさすがにユンカーも激怒。もっとも笠原裁きで損をしたのは浦和だけではなく、試合終了間際には杉本の肘打ちで昌子が負傷するもカード無し。うーん、これでは特別指定「あ行」主審と言わざるを得ないかと・・・

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-----ユンカー-----
武藤---小泉---達也
---阿部--柴戸---
明本-槙野--岩波--西
-----彩艶-----

(得点)
16分 ユンカー
20分 田中
40分 ユンカー

(交代)
56分 小泉→山中(山中左SB、武藤&ユンカーの2トップ気味に)
56分 ユンカー→杉本
67分 武藤→興梠
67分 阿部→伊藤敦
79分 田中→関根


-----一美-----
宇佐美--倉田---アウベス
---矢島--井手口--
黒川-昌子--三浦-奥野
-----東口-----

(交代)
HT 一美→ペレイラ
HT アウベス→塚元
71分 宇佐美→パトリック(パトリックFW、倉田左SH)
78分 井手口→チュ セジョン
78分 倉田→シウバ

※写真は試合とは全く関係がありません

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2021.05.16

たまがった@横浜 ~ (大分とんこつ)らぁめん

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 横浜駅西口から相鉄ジョイナスを抜けて、南幸橋を渡った先の飲食店街内。相鉄ムービルの対面あたり、先客4、後客5。首都圏ではあまり見かけない「九州・大分とんこつらーめん」を正面に打ち出した店です。

 店外の券売機ボタンを見て基本と思しき「らぁめん(750円)」を注文。食券を渡した際に麺のお好みを聞かれたので「硬め」で注文。また「味濃いめ」を注文している客もいたので、あれこれ細かい調整が効くのかも。なお平日ランチタイムは半ライス無料サービスあり。なおどういうわけか半ライスにチャーシューの切れ端のサービスも。

 メニューは他に「うま辛みそ」など。

 店内はL字型カウンター7席でかなり手狭。卓上にはおろしニンニク、紅生姜、すりごま、秘伝のタレ、一味、コショウ。さらに頼めば豆板醤を出してくれるようです。

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 若干とろみがかったスープは豚骨臭こそありませんがその旨味はたっぷり。醤油タレが不必要にでしゃばらず、濃厚なのにしょっぱくはないというバランス感覚が気に入りました。もっともこれが物足りなくて「味濃いめ」を頼む方がいるのでしょう。

 麺は自家製で細めストレート、かつやや口当たりにざらつきを感じるタイプ。指定通りしっかり硬めというか、わずかに粉っぽさを感じるくらいの茹で上がりで登場。量的には替玉必須というほど少なくはありません。

 丸いばら肉チャーシューは半ライスのおかずとしては十分すぎるくらいの大きさのが2枚も! 海苔もでかい! そして刻み青ネギも多め。その代わり標準的な博多ラーメンにありがちなキクラゲがありません。

 店の外観から事前の期待値は低めで臨みましたが、その期待値を大きく上回るポジティブサプライズでした。

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2021.05.15

豚テキ丼@なか卯

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 「なか卯」が2021年5月13日より期間限定で販売中の「豚テキ丼(690円)」を試食。

 「豚テキ丼」は、「三重県四日市市名物の『トンテキ』を、なか卯らしく丼ぶりにアレンジした商品です。ごはんの上にたっぷりの千切りキャベツと、やわらかくジューシーな厚切りの豚肉をのせました。また、黒胡椒をきかせたウスターソースをベースに、三温糖や人参、ニンニクを加えた特製たれをかけ、甘みとコクのある濃厚な味わいに仕上げています。」というのがなか卯のウリ文句。

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 豚肉は確かに厚切りで、この手の丼ものチェーン店で出てくる豚肉としては破格といっても良いくらいの厚さ。しかしその「やわらかくジューシーな」とか「旨みを閉じ込めた」というなか卯の形容は虚偽表示としか思えないくらい汁っ気はなくて旨みも乏しいのなんの。

 肉がイマイチなところをタレでなんとかごまかすのはこの手の丼ものチェーン店ではよくあるパターンなのですが、残念ながら「特製タレ」の出来ももう一つ二つ。何か豚肉に上手く乗らないというか、フィットしないというか・・・確かにウスターソースベースのタレの味はするけれども肉の味との相乗効果が感じられず。別添のからしだけがやたら自己主張します。

 なか卯は随分と完成度が低いものをリリースしちゃったな、というのが正直な感想。なか卯は鶏が得意で豚は全然ダメなのかも。鶏が全然ダメで比較的豚が得意な松屋と良い補完関係ですが(苦笑)。

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くまい@川口 ~ 豚バラキムチ炒め定食

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 川口駅東口、樹モール商店街の北端近く。先客2、後客2。約5年ぶりの再訪。地味な外観でぱっと見は敷居が高いのですが、地元ではそれなりに定着している定食屋で正午を回ると結構混みあい、意外にも女性の一人客もいます。

 4品ある「本日のサービスメニュー」の中から「豚バラキムチ炒め定食(800円)」を注文。サービスメニューは焼魚定食と豚生姜焼き定食がほぼ鉄板のスタメンで、それ以外が日替わりといった感じでしょうか? 店内の壁にはサービスメニュー以外の定食メニューもベタベタ貼られていますが、それらよりサービスメニューは20~70円安め。
 
 店内は4人掛けテーブル7卓。川口の昔ながらの店にありがちなことですが喫煙可なのが鬱で、先客がもうもうと煙を上げていました。またこの店は基本的には定食屋なのですが、店の雰囲気は居酒屋に近いものがあってかなり煮詰まり加減。

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 ライス大盛りサービスとのことで大盛りを頼んだのですが、相変わらず盛りがでかい!! 前回「ミックス定食」を食べた際にここの揚げ物はイマイチで炒め物のほうがベターという教訓を得ましたが、その教訓は5年の時を経てもちゃんと活きているようで、出てきた豚バラキムチ炒めは豚肉が柔らかく仕上がっていて十分満足できる出来。なぜレモンが搾り器付きで出てくるのかは謎でしたが。

 味噌汁はややしょっぱくて半残し。他に超小さい冷奴と柴漬け。さらにランチタイムは食後コーヒーのサービス付き。

 斜向かいに「やよい軒」があってそこも連日繁盛していますが、上手く棲み分けが出来ているのでしょう。こちらは喫煙可なのが難儀ですが、その代わりに料理にチェーン店にはない手作り感があるのがウリかな?

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2021.05.14

ニラ玉ラーメン@餃子の王将

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 「餃子の王将」が5月限定メニューとして販売中の「ニラ玉ラーメン(750円)」を試食。

 「たっぷりの旬のニラと、ニンニクと豆板醤が効いたコク旨スープの相性バツグン!ふんわり玉子がアクセント」というのが王将のウリ文句。

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 「たっぷり」と豪語している通り、麺の上にはニラともやし、ひき肉、そして玉子を主体とした炒め物がどっさり!! そのボリュームだけで十分評価に値します。炒め物の中には玉ねぎやニンジンも少々。ただ玉子はしっかり炒められて硬くなっており「ふんわり」という表現にはほど遠いかと。

 麺は中細ストレート。炒め物の量があまりも多いためか、麺がそれらに押しつぶされたような恰好になって玉になってしまい、少々食べづらいのが困りもの。麺を掘り出すのに苦労しました。今年1月に同じ具沢山の「五目あんかけラーメン」を食べた時にも同じような感想を抱きましたが、王将はその辺に無頓着なようです。

 またもやしを炒めすぎて水が出ているのか、「ニンニクと豆板醤が効いたコク旨」という感じは全くせず。さして辛くないのは卓上のラー油で誤魔化せますが、コクも今一つ二つかと。

 とはいえ、値段を考えればニラ玉の充実ぶりはスープの残念さを補って余りあり、このコスパはまずまずの一品だと思います。

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なごみ@駒込 ~ 肉汁つけうどん

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 駒込駅の北、霜降銀座商店街の西端、染井銀座商店街と接する辺り。近所のスーパー「サカガミ」が運営するうどん屋です。ほぼ1年ぶりの再訪。先客1、後客5。店先ではワンコインで天丼弁当を売り出している他、テイクアウトにも積極的に対応するなど何処もコロナ禍での経営維持は大変そう。

 券売機はなく、メニューを見て一番人気の「肉汁つけうどん(759円)」を大盛(+100円)で注文。

 店は結構キャパが広く、4人卓×6と2人卓×3、さらにコの字型カウンター6席。前回往訪時より若干座席を減らしていました。卓上には京七味と藻塩。

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 つけうどんが人気の店ですが、ここは「武蔵野うどん」のような硬い太麺ではなく、つるつるした口当たり&もっちりと形容するには若干硬めでコシがしっかりした讃岐うどんっぽい麺が出てくるのが特徴です。大盛は1.5倍とのことですが、見た目通り大盛でもそんなに量は多くありません。まぁ高齢者だらけのこの辺りの客層からすればあんまり量を増やしても意味がないのでしょう。

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 つけ汁の出汁は前回往訪時には「国産の煮干しと北海道産の利尻昆布を中心に厳選したサバ節・鰹節など」がベースとの能書きがありましたが、その頃と変わっていないかな? 首都圏でありがちな、やたらかえしが強くてしょっぱいタイプではなく、出汁が良く効いたタイプで、これまた合格圏内。つけ汁の中に豚肉や油揚げはともかく、ネギよりも茄子が目立つのには意表を突かれました。他にえのき茸が少々。薬味は九条ネギと生姜。

 湯桶には蕎麦湯ならぬうどんの出汁が入っていて、食後につけ汁を薄めて頂ける趣向。

 武蔵野うどん系の肉汁つけうどんに慣れてしまうと、ここのはよく言えばお上品、悪く言えばなんだか物足りない気が。

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2021.05.13

秘伝豆レタスチャーハン@ぎょうざの満洲

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 埼玉では有名な餃子チェーン店。ただ店舗網が西武池袋線・西武新宿線・東武東上線沿線に偏っていて、京浜東北&埼京線沿線にはあまり出店していない(川口駅・西川口駅周辺には全くない!!)ので、個人的には馴染みがありません。往訪したのは蕨東口店ですが、「ぎょうざの満洲」の往訪はなんとほぼ1年ぶり。なおマスコットの少女は「マン子」ではなく「ランちゃん」とのこと。

 往訪の契機となったのは5月限定メニューとして「秘伝豆レタスチャーハン」を売り出していることに気づいたこと。今回はその「大盛(700円)」を注文。並だと590円で、通常のチャーハンより90円増し。チャーハン単体の注文でも玉子スープだけでなくお新香も付いてきます。

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 配膳されてびっくり!! てっきりレタスは細かく刻んでチャーハンに混ぜ込んでいるものと思っていたところ、結構粗刻みで出てきてまるで焼肉屋のサンチュ。チャーハンなのにレンゲだけでは非常に食べづらいとは・・・

 また「秘伝豆」とは「秘伝の豆」ではなくそういう固有名詞で「青大豆の一種。味と香りが良く、低脂肪で甘味の強いのが特徴」らしいのですが、そのウリ文句とは裏腹にこれといった特徴は感じられず、正直あんまり味がしないというかなんというか。とにかくチャーハンとフィットしているようには思えず。

 ぎょうざの満洲のチャーハンは割と薄味で大いに結構なのですが、秘伝豆を混ぜたせいで淡白さマシマシになっているような・・・ またぎょうざの満洲のチャーハンは玄米と白米が半々なせいか食感が若干ごわついていますが、秘伝豆効果でそのごわつきもマシマシになっている気もしました。

 なんか期待の新戦力を加えたものの、かえってチームバランスが崩れてしまったチームみたいで。

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せまかっちゃん@神田 ~ 本場博多ラーメン

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 神田駅西口から神田駅西口商店街を抜け、外堀通りを南へ下がってすぐ。先客ゼロ、後客2。店先の暖簾には"powered by 博多食堂園"とありますが、博多食堂園の正体は不明。

 店内の券売機ボタンを見て、基本と思しき「本場博多ラーメン(650円)」を注文。麺の硬さを聞かれたので「硬め」で。なおランチタイムはライスの無料サービスあり。

 博多ラーメン一本の店と思いきや、券売機ボタンには「辛味噌ラーメン」も用意。また朝ラーメン(8~10時)もやっていたようですが、往訪時は「まん防」を受けてか11時から開店になっていました。

 店内は厨房前に横長カウンター6席と通りに向かったカウンター1席。屋号でいうほど狭い店ではありません。卓上には紅生姜、辛子高菜、すりごま、コショウ、ラーメンのタレ、生にんにく。

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 スープは豚骨臭皆無、かつとろみもほとんどなく、いかにも首都圏向きの食べ手を選ばないマイルドな味わい。

 麺はストレート細麺。ざらつきがあまり感じられないのはともかく、「硬め」で頼んだはずなのにたいして硬くありません。この感じだと「バリカタ」で頼むのが正解かな? 

 チャーシューが値段相応に小さいのはともかく、一部妙な臭みがあってげんなり。具は他にきくらげ、刻み青ネギ、海苔。

 ご飯は一晩中ジャーに入れっぱなしなのか、超ぱさぱさで参りました。具がしょぼいのでご飯のおかずには向いておらず、替玉無料サービスのほうがずっと良いのになぁ・・・ 具のしょぼさを補うべく途中からすりごまや辛子高菜などを入れて見ましたが、もともとややしょっぱめなので辛子高菜の入れすぎには注意。

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2021.05.12

澤田@新宿御苑前 ~ (動物魚介系)支那蕎麦

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 東京メトロ丸の内線新宿御苑駅2番出口から、新宿通りの1本北側の小路を東へ。「しろ八」の跡地。先客ゼロ、後客5。

 券売機ボタン先頭の「支那蕎麦(800円)」を注文。ランチサービスなし。

 メニューは白醤油支那蕎麦との2本立て。券売機ボタンには「つけ麺(昆布水)」も用意されていましたが、往訪時には未発売。また肉雲呑や海老雲呑も売り物にしている模様。。

 店内はL字型カウンター9席のみ。卓上には一味、胡椒、酢。水セルフ。店は店主一人で切り盛りしていてちょっとしんどそう。

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 スープは豚、鶏、煮干し、節系などがベースで、無化調無添加。またタレは5種類の醤油をブレンドしているとのこと。動物・魚介のバランスが良く、また見た目通りすっきりとした味わいですが、惜しむらくはちょっとしょっぱめ。食べ始めはそうでもないのですが、食べ進むに従ってしょっぱさに嫌気が差してきました。当然ながらあまり飲む気は起らず。

 麺はストレート中細タイプ。つるつるとした口当たりで、スープとの相性や絡み具合は文句なし。

 チャーシューは小さめでバラとロースが一枚ずつ。他に大ぶりのメンマ、青菜、白髪ネギ。ロースのチャーシューとメンマはスープに合わせて濃い目に煮込まれており、基本的に濃い味好き向けの店なのかも。でも帰りしなに店先に掲げられたメニューをよく見ると、店のお勧めは券売機ボタン先頭の「支那蕎麦」ではなく、2段目の「白醤油支那蕎麦」でした。うーん、なんちゅートラップやねん・・・・

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2021.05.11

刀屋@上田 ~ ざるそば・普通盛

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 北陸新幹線上田駅から徒歩10分ほど。上田駅の北、海野街商店街よりやや南側のエリアにある老舗人気店ですが、夕方の中途半端な時間帯に往訪したため先客ゼロ、後客2とガラガラ。

 ここはとにかく量が多いことで有名。「ざるそば・普通(800円)」を注文。後客への説明を聞いていると「小」が東京の蕎麦屋の普通サイズで、「中」が二人前、「普通」が三人前だそうです。よって「普通」を注文すると「普通で良いですか??」と念を押されます(苦笑)。

 ここもコロナ禍を受けて、狭い店内のテーブルを全て壁際に追いやってカウンター席化(3+3+3席)。他は小上がり(4人卓×2、2人卓×1)があるだけ。

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 蕎麦は意外に早く出てきました。そして圧倒的な山盛りのビジュアル!! 若干黒みがかった麺は太め、かつ堅めでごわごわ・ざらざらとした食感が特徴の典型的な「田舎蕎麦」。

 つけ汁は東京のようにやたら辛くもなく、関西でありがちな甘いタイプでもなく、まさに中庸。ただ力強すぎる麺と比べて些かつけ汁が弱いようにも思え、よく言えば蕎麦本来の味わいと風味を存分に楽しめる趣向になっています。

 麺を噛みしめながらワシワシと食べ進んで一気に完食。ボリュームは相当なものですがそこは所詮蕎麦。「ラーメン二郎」と違って脂っぽくはなく、濃厚魚介豚骨つけ麺のような胃もたれしそうなしつこさ、重さもないので楽勝です。でも先述のつけ汁の弱さゆえか、個人的にはボリューム系の蕎麦としては山形で「板そば」にクォリティーで及ばない気も少々。

 なお大昔ここは接客態度があまり良くない印象を受けましたが、その辺は著しく改善されていて一安心。

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2021.05.10

大湯@別所温泉

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 上田電鉄別所温泉駅から緩い坂を上り詰めたところに建つ「大湯」。小説「新・平家物語」ではこの地に療養にきたという設定になっている木曾義仲と葵御前にちなみ「葵の湯」とも呼ばれています。「石湯」や「大師湯」よりは駅から近い上に、別所温泉の中心部からやや外れているせいか、いつ来てもあまり混んでいないため別所温泉の共同浴場の中では一番のお気に入り。

 ただ外観はともかく、更衣室や浴室・湯舟は石湯と比べると結構素寒貧としていていかにも地元民向けといった風です。内湯はタイル張りの長方形のが一つあるだけですが、石湯と違って明らかに硫黄臭が強く、かつわずかに黄色みがかっていて、それらも大湯が気に入っている理由。

 ここの湯は別所温泉4号源泉にやや源泉温度が低い大湯源泉を注入して温度調整しており、それが硫黄臭の違いとなって表れているのかな?共に単純硫黄泉ですが。またそのせいかどうか判りませんが、石湯より若干ぬるい気もしました。

 戸外に小さな露天風呂あり、こちらには無色透明の湯に湯の花が浮かんでいましたが、ぬるすぎて入る気が起こらず。

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 湯上り後には近くの北向観音を参詣。

 

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【観戦記】21年第13節:浦和 2-0 仙台 ~ 絆ジャッジも何のその、SIEG ZION!!

 立ち上がりの浦和はズタボロでしたが彩艶の好守でなんとか凌いだのが大きく、その後は尻上がりに内容も良くなって後半2得点。終わってみれば完勝でしたが、浦和が強いと言うより仙台が弱すぎるといって然るべき試合でした。

《スタメン》

・共にルヴァン杯から中3日。浦和はリーグ戦前節福岡戦との比較では興梠→ユンカー、柴戸→敦樹、西川→彩艶と3名入れ替え。ルヴァン杯からの連闘はユンカー、阿部、槙野、岩波、彩艶の4名のみ。

・ルヴァン杯柏戦で浦和デビューを果たしたばかりのユンカーをリーグ戦でもいきなりスタメンで使ってきたのはともかく、リーグ戦でとうとう彩艶がピッチに立ったことには驚愕しました。リカは試合後「西川周作に関してですが、これまでが悪かったわけではありません」と庇っていましたが、前節福岡戦での凡ミスがGK交代の契機となったのは間違いないでしょう。

・浦和のGKは長らく実質的な競争がなく、「枠内に撃たれたらほぼアウト」という絶不調の時期ですら西川は代えられませんでしたから、彩艶がリーグ戦でピッチに立ったのは実に感慨深いものがあります。

・仙台はリーグ戦前節との比較では、真瀬→蜂須賀、赤崎→氣田と2名入れ替え。なお昨年キャプテンだったCBシマオマテって大怪我してからコンディションが戻らないのか、今はカップ戦要員でこの試合はベンチにも入れず。

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《試合展開》

・浦和の立ち上がりはとにかく最悪でした。仙台のフォーメーションはいつもの4-4-2ではなく、はっきりした西村1トップ。しかもその下に関口がいる4-2-3-1っぽいフォーメーションでした。関口がサイドではなく中央にいることに個人的には非常に違和感がありましたが、浦和はこの仙台の出方を全く予期していなかったかのように立ち上がりにパスミスを連発。

・前からプレッシャーをかけても全くハマらず、やむなくリトリートして耐えるしかなく、自陣深い位置でなんとかボールを奪ってもそこから前方へ展開出来ないという、まるで昨年の浦和に戻ったかのような醜態をさらし続けました。

・そして6分自陣深い位置での小泉の横パスが直接氣田に渡ってしまう大惨事。氣田→ボックス内の西村という絶好機を作られてしまいましたが、GK彩艶が巧く西村との間合いを詰めてビッグセーブ!! 彩艶は最初の守備機会でこの見せ場。彩艶自身これでしっかりゲームに入れただけでなく、一気に波に乗ったことでしょうが、それだけではなく終わってみればこのビッグセーブが浦和完勝をもたらしたと言っても良いくらいの大きな意味がありました。

・その後もミスだらけ、怪しい場面だらけの浦和がようやく反撃の糸口を掴んだのは15分小泉の縦パスをユンカーが胸で収めて左サイドの武藤へ展開→武藤クロスをどフリーでユンカーヘッドという決定機を得ましたが、ユンカーの体勢が伸びきった感じになってしまってヘッドはバーの上。

・この辺りからようやく浦和が安定してボールを支配し始めましたが、やや下がってボールを受ける武藤までボールは渡るもののユンカーには繋がらないという時間帯に。また浦和の怪しさもなくなったわけではなく、32分には敦樹のバックパス(?)が氣田に渡ってしまってヒヤリ。

・30分くらいからようやくユンカーがボックス近くでボールに絡み出し、34分武藤縦パス→アーク付近でユンカーポスト→敦樹シュートの良い形。39分明本クロスがCB二人の間でどフリーになっているユンカーに合うもユンカーは撃ち切れず。ユンカーの使い方を模索し続けて前半終了という感じでしたが、2度の決定機逸や彩艶のロングキックに対する対応を見ているとユンカーは高身長だがハイボールへの対応はあまり上手くない疑惑がフツフツと・・・

・芳しくない前半を受けてリカが打った手はビルドアップのやり方。前半は最初はCB二人だけ、途中から敦樹が最終ラインに下がって後ろ3枚でのビルドアップを試みていましたが、後半は敦樹ではなく西を下げて「左肩上がり」のビルドアップに代えました。

・この意図についてリカは試合後も「ビルドアップのところをよりハッキリさせたくて修正しました。前半の途中からもそういった場面は見受けられていたのですが、後半はハッキリと、どういったところにどういった立ち位置を取るのかについて細かい話をしました」と抽象的な話しかしてくれなかったのではっきりとしたことはよく判らないのですが「今日も途中でやり方を変え、それは全く練習していないやり方ではあった」ことは驚きでした。

・両SBを高く押し上げて、SH&SBが相互にレーンを変えながら攻めるような形を目指していたのを諦めて、SH&SBのコンビネーションによる崩しは左サイドのみ。右は専ら関根に打開させる感じに割り切ったのかもしれません。それがいきなり奏功したのか、47分槙野縦パスから明本→武藤→小泉に決定機。小泉はボックス内で後方から削られているように見えましたが・・・

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・そして先制点が生まれたのが58分武藤→小泉→武藤のワン・ツーによる中央突破から。武藤が仙台守備陣をアホほど引き付けたおかげで最前線でユンカーがどフリー。ユンカーは至近距離にいるGKにぶつけることなく冷静に左足で流し込むようにゴール!! ルヴァン杯のゴール同様、地上戦ならユンカーの決定力は輝くようです。

・リカが興梠の準備を始めていただけに、代えられる前にちゃんと結果を出すとは現金といえば現金ですが(苦笑)。ユンカーは64分に興梠と交代しましたが、これはコンディションを考慮した半ば予定通りの交代でしょう。

・序盤の絶好機を逃して以降全く攻め手がない仙台は64分加藤→マルティノス、64分関口→赤﨑と2枚替え。浦和最終年で妙に人気が出たマルティノスの登場で埼スタがそのワンプレー、ワンプレー(特にやたら痛がる場面)毎に笑いが巻き起こる始末。まだ1点リードでしかないのにスタジアムの雰囲気が緩んでしまうってどうなのよ??? そしてそれこそがマルティノスの魔力なのか・・・

・マルティノスは相変わらず誰とも噛み合わず、しかも縦は「対マルティノス決戦兵器」と化した明本に封じられて基本的には何の役にも立っていませんでしたが、突然カットインしてきた時の突破力だけは抜群でした。でもただそれだけ。とにかく誰とも噛み合わないので自分一人で打開してシュートを撃つしかない。

・またそもそもそのマルティノスを活かそうにも、仙台はこの時間帯になると浦和からボールを奪うことすらままならず。とにかくボールの奪いどころが定まらないのでビハインドなのに浦和にボールをぐるぐる回され続けるって屈辱的だろうなぁ・・・

・68分関根→興梠→阿部→明本と繋いで明本がボックス内に飛び込んだところでCB平岡に後方から引っかけられているように見えるのですが、これも何故かPK無しよ。しかもVARすら発動せず。70分にはCKの流れから槙野バイシクルシュートの見せ場も。

・73分自陣深い位置からのサイドチェンジを契機に関根のパスを受けてCB吉野と入れ替わろうとした小泉がファウルゲット。そのFKを阿部が直接決めて追加点。GKスウォビィクは阿部から見て妙に左に寄った位置に立っていたので、右ポストぎりぎりに飛んだ阿部のFKには触れることすら出来ず。やや珍妙な場面で、ひょっとしてスウォビィクは阿部が高精度のFKが蹴れることを知らなかったのかも。阿部は長年FK蹴ってなかったし。

・追加点を取られた仙台は77分松下→中原、氣田→真瀬と2枚替えて絶望的なバンザイ攻撃風に前からボールを追い始めましたが、浦和も77分小泉→汰木、武藤→杉本、83分関根→達也、阿部→金子と順次代えて運動量を補充して防戦。

・86分マルティノスが単騎カットイン&ミドルシュートという見せ場を作ったものの、ここも彩艶が好セーブ。マルティノスがあそこから撃ってくるのはミエミエなので、身長が低いGKならともかく彩艶にはそんなに難しい場面ではなかったような気も。昨年アホほどマルティノス相手に練習していたでしょうし。

・あとは変にオープンな展開になることもなく、大分戦のようにパワープレーに苦しむこともなく、楽々逃げ切り勝ち。

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《総評》

・とにかく浦和の試合の入りは最悪でした。手倉森監督は「構えたときに拓真と並列になるのはやり方として持っていて、プレスをかけたときは2人が縦関係になってアンカーを1人が消していくというやり方は、浦和に対して準備してきた」と語っていて、確かにそれが巧くハマっていたような気もします。ただ仙台が優勢だったのは最初の15分だけ。そしてちょっと強いチーム相手なら浦和はその15分間に複数失点を食らってそのまま負けていたことでしょう。

・ただ残念ながら仙台は優勢だった時間帯に一点も取れず。しかもその後はマルティノスの一発までほとんど攻撃の形を作れませんでした。ゆえに大分のように最後の精度に問題があって勝てないのではなく、そもそもそんなに決定機を作れていないので勝てない状態のように伺えました。よって最初の15分の好機を逃した後は浦和の貧打に助けられてスコアレスドローの目はあったかもしれないけれども、勝ち目はほとんどなかったかと。

・浦和も何度も決定機を作れたわけではないので完封勝ちとはいえとても褒められた内容ではなく、端的に言えば「浦和が強いと言うより仙台が弱すぎる」といって然るべき試合でした。ただ実戦の中で正しいユンカーの使い方を学ぶのに前半45分を費やした末になんとかゴールに結び付け、さらに彩艶が堂々のリーグ戦デビューを果たしてついに浦和GKに本格的なポジション争いを持ち込む等、長い目で見れば大きな成果があった試合、エポックメイキング的な試合だったともうちょっと後になってからふり返る日が来るのかもしれません。

《選手評等》

・ユンカーの正しい使い方を模索し続けたような試合で、前半二度の決定機逸を始めユンカーの出来自体はさほど良いとは思いませんでしたが、それでも好機に点が取れるFWが現れたのは誠に慶事。なにせ今年の浦和は2列目を含めて「点が取れる選手」がいませんでしたから、それ以外が少々残念であっても点が取れる選手は非常に貴重。地上戦なら任せろ!とばかりの決定力。いやはや恐れ入りました。

・ただ高身長なのに空中戦は残念すぎたのもまた確か。イケメン高身長だが空中戦は強くないってまるで永井の後継者。ハイクロスはともかく、ゴールキックに対する競り合いを見ていると素早く落下点に入るのが下手っぽい。外野を守らせるとバンザイしやすい系。

・途中でユンカーの高身長は全く意味がないことを悟ったのか、CK時にはユンカーがショートコーナーの最初の受け手とか、アーク付近でこぼれ玉を拾う役とか、普通小さい選手がやる仕事を任されていたのは全米が泣いた!!

・高山主審はやたら笛を吹いて難儀。最も笑ったのは前半終了間際、西村が下がって西にぶつかっただけなのになぜか西がファウルを取られた場面。あれにはさすがに西も怒っていました。かと思えばボックス内で西村の阿部に対する乱行はお咎めなし。PK臭い場面ではVARで確認すらせず。久しぶりに「絆ジャッジ」という言葉を思い出しました。手倉森監督躍進の原動力だったんだよあ、あれが(苦笑)。

 

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---ユンカー--武藤---
小泉--------関根
---敦樹--阿部---
明本-槙野--岩波--西
-----彩艶-----

(得点)
58分 ユンカー
75分 阿部

(交代)
64分 ユンカー→興梠
77分 小泉→汰木
77分 武藤→杉本
83分 関根→田中
83分 阿部→金子


-----西村-----
氣田---関口---加藤
---松下--上原---
石原-平岡-吉野-蜂須賀
-----スウォビク----

(交代)
64分 加藤→マルティノス
64分 関口→赤﨑
77分 松下→中原
77分 氣田→真瀬
87分 石原→フォギーニョ

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2021.05.09

特選W牛焼肉丼@伝説のすた丼屋

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 「伝説のすた丼屋」が2021年4月27日より期間限定発売中の「特選W牛焼肉丼(980円)」を試食。

 「特選W牛焼肉丼」は、ニンニク醤油をベースに隠し味として味噌やごま油を加えた特製の漬け込みダレにじっくりと漬け込んだハラミ肉と大きめにカットしたジューシーなカルビ肉を焼き上げ、具材の玉ねぎとともに刻み玉ねぎの食感とニンニクのパンチが特徴の特製すたみな焼肉ダレで炒め上げ、それらを茶わんおよそ3杯分の大盛りご飯の上に盛り付けたもの。いかにも伝説のすた丼屋らしいボリューム満点のメニューです。

 またただ肉を焼いて提供するだけではなく、タレを焦がした風味と肉の旨味をそのままに召し上がってもらえるよう調理する技術は、高火力で一気に仕上げる事がウリである「すた丼屋」ならではのクオリティなんだとか。またカルビもこれまですた丼屋の期間限定商品で使用していたものより大きめにカットにして食べ応えを向上させたとのこと。

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 ウリ文句は実に饒舌ですが、タレに漬け込んだ肉をさらに焼肉ダレで炒め上げるというセンスから想像がつくように、個人的には焼肉ダレが濃すぎる上にその量も多すぎて難儀でした。しかもタレは旨辛いというより単にしょっぱい系。これだけ味が濃いと「茶わんおよそ3杯分の大盛りご飯」がないと食べづらいのではないかと。

 半熟玉子が小鉢で付いてきます。店ではこれを丼に入れて食べることを想定しているのかもしれませんが、それだと濃厚すぎるタレの味わいに玉子本来の味わいがかき消されると思って、すき焼きの要領で小鉢の半熟玉子に肉に絡めながら食べ進みましたが、大勢に影響なし。

 「伝説のすた丼屋」は近所に店がなく、竹ノ塚や池袋まで行かないといけないのが難儀でしたが、先日「背脂にんにくクラッシュすた丼」を食べた時の感想と重ね合わせると個人的には相性が良いとは言い難く、焼肉丼のチェーン店ならアリオ川口フードコートの「肉丸商店」や「豚屋とん一」、あるいは安楽亭の格安ランチで十分という結論に。

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2021.05.08

草笛@上田 ~ くるみそば

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 北陸新幹線上田駅から徒歩20分ほど。上田駅の北、海野街商店街を抜けて延々と東へ歩いた郊外に立地。小諸に本店があり、長野県数カ所で店舗展開している「草笛」は割と駅近の店が多いのですが、上田店はある意味田舎らしい郊外立地です。11時開店の10分過ぎくらいに到着したところ、既に駐車場は結構埋まっていてびっくり!入口近くでは職人さんが蕎麦を打っている姿も。

 コロナ禍のため席数を半分くらいに減らしている上、おひとり様用のカウンターがほとんどないこともあって、奥の小部屋に通されました。ここの名物「くるみそば(1000円)」を注文。

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 くるみそばはつけ汁の容器に予めペースト状のくるみだれ(?)が入っていて、そこにちょっとずつ蕎麦汁を加えて食べるみたい。くるみを割って粗くすり潰したようなざらざら感は全くなく、全体が完全にペースト状です。

 そしてこれがかなり甘い。蕎麦汁を加え、薬味の刻みネギを投下すると多少はマシになりますが、それでも結構甘い。うーん、長野も山梨の「鳥もつ煮」に相通じるような甘いもの好き文化なのかなぁ・・・ くるみの香ばしさを楽しめるものだと思っていたら完全に肩透かしに合いました。

 一方麺は秀逸。細目の割には冷水でしっかり締められていることもあって、硬くはないのに結構噛み応えがあって気に入りました。また蕎麦を盛った器は底が深くて、見た目よりもボリュームがあります。なお「草笛」の蕎麦は地産地消&自社栽培にこだわっているらしく、自家製麺どころか浅間山三麓に自社専用栽培農場を持っているんだとか。

 繁盛している店らしく、早い時間帯でも蕎麦湯はドロドロ。そして薬味にわさびが付いているのが最後まで謎でした。

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2021.05.07

石湯@別所温泉

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 2019年の台風19号で流されてしまった上田電鉄の千曲川鉄橋が無事再建され、2021年3月28日全線運転再開となったことを契機に久しぶりに別所温泉を往訪。

 別所温泉は信州最古の温泉といわれる共同浴場が充実した温泉で、しかも国宝や重要文化財などの歴史的建造物があって「信州の鎌倉」とも呼ばれ、お風呂前後の散策ネタにも事欠かないところですが、実態は潰れた旅館も目立っていて全体に活気がありません。

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 最初に訪れたのは別所温泉駅から緩やかな坂を登って10分強のところにある「石湯」。池波正太郎の「真田太平記」にも出てくる「真田幸村の隠し湯」だそうですが、あの小説は冗長すぎてあんまり印象に残っていないんだよなぁ・・・

 上田電鉄の「外湯入浴券つき切符」を使ったのが良くないのか、入浴前に氏名と連絡先の記入を求められました。コロナ禍でよそ者に過敏になっているのは判りますが・・・ なお入浴料金は150円とかなり安め。

 脱衣所は階段を降りた半地下。浴室はさらに階段を降りた地下にあるので採光は良くありません。風呂は岩風呂風で、岩風呂のうえから湯が流れ落ちてくる仕組み。別所温泉4号源泉から来る湯は無味無臭の単純硫黄泉ですが、かすかに硫黄臭がするかな?といった程度。岩に硫黄がついている感じもせず。

 また湯は基本かけ流し(気温の高い期間のみ加水/循環併用)。熱くもなく温くもなく、のんびり&思い存分温泉を楽しめました。

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一歩@川口上青木 ~ スジチゲ定食

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 青木町公園の東、中央道路「青木中央」交差点の北。隣に吉野家あり。最寄り駅は西川口になりますが、駅からはかなり距離があります。焼肉屋のランチ営業で、先客、後客ともゼロ。約2年ぶりの再訪。

 卓上にはランチメニュー4種だけが置いてあり、結局これだけにメニューを縮小したのかな?と思っていたら前回同様別のメニューも渡され、その中から「スジチゲ定食(790円)」を注文。明らかに別メニューのほうがそそる品が多く、なんでこちらのメニューも予め各テーブルに置かないのか、実に不思議です。スジ肉がウリものなのか、スジオムライスやスジナポリといった焼肉屋らしくないメニューも。

 店内は4人卓×4、6人卓×1、壁に向かってカウンター5席。暇すぎるためか、昼間はオヤジ一人で切り盛り。

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 まっ赤っ赤な鍋がぐつぐつ煮えたぎった状態で登場。唐辛子が大量に投入されてるため辛さは相当なものですが、甘いスジ肉がたっぷり入っているため、スープはストレートに辛いというより甘辛いという形容がぴったり。また豆腐も案外多い他、小さめながら生卵も入っていて辛さの緩和&旨味アップに一役。キムチチゲではないのでキムチは見当たらず、野菜はネギが少々といったところ。

 ご飯はデフォルトでどんぶり飯。サンチュのサラダも付いてバランスも良好。

 焼肉屋のランチ営業にしてはメニュー構成が変わっていますし、川口らしい安めの価格設定なので、次は変わり種の「スジナポリ」を試してみます。

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2021.05.06

うま辛まぜ釜玉うどん@丸亀製麺

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 丸亀製麺が2021年4月20日から期間限定で売り出し中の「うま辛まぜ釜玉うどん・大(700円)」を試食。この商品は同時期に売り出し中の「豚キムチぶっかけうどん」を提供できないSC内店舗等で販売されているものです。「うま辛まぜ釜玉うどん」は温/冷が選べず、「温」だけのようです。

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 「うま辛まぜ釜玉うどん」は、「茹で釜から直接すくい上げた釜揚げ麺の上に、しょうゆをベースにしょうがとにんにくを利かせた甘辛なそぼろ、ラー油を絡めた白ねぎ、刻みのり、仕上げに温泉玉子を添え、ごま油風味のたれが絡むスタミナ満点のひと品です」というのが丸亀製麺のウリ文句。シャキシャキ感を増すべく青ネギを、そしてコクを加えるべく天かすも加えて一頻りまぜまぜ。

 丸亀製麺は「にんにくとラー油の香りが食欲をそそる」とも謳っていますが、どちらもそんなに香っては来ないような・・・ 

 普段釜玉うどんって食べないので、標準的な釜玉うどんとの違いは全く判らないのですが、温泉玉子とごま油風味のたれ、そして甘辛なそぼろがなんらケンカしないどころか見事に絡み合って旨味は抜群! ただ「うま辛」の「辛」のほうは全く表現できておらず改善の余地大と思いました。まぁ変に「辛」を打ち出さないほうが万人受けしやすいのかもしれませんが。

 なお本商品は6月初旬まで販売予定とのこと。

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【TV観戦記】21年ル杯GS第5節:柏 3-3 浦和 ~ 劇的な幕切れながらもぼんやりとした不安が・・・

 ユンカーでデビュー戦でいきなり先制ゴールという最高の立ち上がりだったにも関わらずその後の試合運びが芳しくなく、不運もあって一気に逆転されるという大分戦と似た展開に。ATに2点ぶち込んでなんとか同点に追いつくという劇的な結末でしたが、先々やや不安感が漂う試合内容でした。

《スタメン》

・共にリーグ戦から中3日。浦和はリーグ戦から槙野&岩波の両CBを除く9名を入れ替え。前回ルヴァン杯湘南戦と比べると涼太郎→ユンカー、福島→山中、敦樹→槙野、藤原→岩波の4名入れ替え。

・浦和は先月26日にチーム合流したばかりのユンカーがいきなりスタメン出場するのがビッグサプライズ!! さらにデンがついにサブに戻って来たのも朗報。一方この試合で負けてしまうとグループリーグ突破が難しくなるので、ここまでルヴァン杯で起用されていた福島や藤原はベンチ入りも見送られたものと思われます。

・柏はリーグ戦から全員入れ替え。前回ルヴァン杯横浜C戦と比べてもアンジェロッティ→細谷、ヒシャルジソン→三原、北爪→サヴィオ、川口→サントスと4名も入れ替え。柏は浦和以上にルヴァン杯を出場機会に恵まれなかった選手たちのコンディションを上げるという狙いを持って臨んでいるようです。

《試合展開》

・いつの間にか基本フォーメーションを4-4-2から3-4-2-1に転換した柏は快勝した徳島戦のように前から激しくプレッシャーをかけてくると予想したものの、そのような素振りはなくて拍子抜け。ネルシーニョ監督は試合後「序盤から自分たちのテンポでボールを動かせて、非常に良い入りができたと思うんですが」と語っていますが、全然そのようには見えず。

・立ち上がり厳しく前から追ってくるわけでもなく、かといって福岡のようにしっかり守備ブロックを敷くわけでもない柏に対して、浦和は汰木を使って左サイドからチャンスメーク。3分山中の縦パスを受け左サイドを抜け出した汰木クロス→ファーの杉本がダイレクトボレーでいきなり決定機。

・そして9分、自陣深い位置で槙野がボールを弾き返したところから杉本ポストプレー→汰木が左サイドを疾走して突破してユンカーへパス。ユンカーはチラチラ見張っているCBの眼を巧みに掻い潜って肝心なところでCBの前に出て、やや角度のないところから正確にゴールマウスをぶち抜くというストライカーらしい技をいきなり披露!!

・ところが柏は先制されたことで目が覚めたのか、やおら前がかりになってプレッシャーを強め始めました。こうなると戦前から懸念された通り浦和はたちまちビルドアップが怪しくなってユンカーまでボールを運ぶどころかボール保持すら怪しくなってしまいました。この試合は強風に見舞われてサイドチェンジが使いづらい上に、清水主審がフィジカルコンタクトに非常に寛容だったのも災いして浦和のビルドアップは簡単にぶつ切りにされ、自陣に押し込まれて度々柏の波状攻撃を浴びる羽目に。

・しかしここは守備陣が踏ん張って柏のクロスを悉く跳ね返し、危ない場面ではシュートブロックなどで最後の最後で相手にやらせず。内容は良くはないものの、リカが試合後「前半に関してはいい時間帯に点も取ることができましたし、相手に決定的な場面を作らせることなく、試合を展開できたと思います」と評するのは妥当だと思います。

・清水主審がフィジカルコンタクトに非常に寛容なので怪我人が出かねないと思っていたところ、案の定柏に故障者が発生。もっともCFハウルが槙野の交錯した後に手のつき方が悪かったことによる故障(脱臼)で、この件については主審も槙野も悪くはないのですが。ただ45+2分にネルシーニョがやむを得ず投入したアンジェロッティがその後大活躍し、この交代が結果的に文字通り「怪我の功名」に。

・あまりにもビルドアップ出来ないことに業を煮やしたのかリカは後半頭から阿部に代えて小泉を投入。これがいきなり奏功して48分小泉の縦パスをフリーで受けた汰木がそのままアーク付近までドリブル進出して達也へ展開→達也クロス→どフリーで汰木ヘッドの決定機を作りましたが、汰木はヘディングシュートなんてやり慣れてないようで、ただスラしてしまっただけに・・・

・さらに49分柏のロングボールを槙野が跳ね返したところから左サイドを汰木→山中→杉本と繋ぎ、杉本→金子→達也と左から右へ繋いで達也がフリーでクロスという良い形も。

・小泉一人でこんなに変わるのか!!!と感心しましたが、残念ながら良かったのはこの5分間だけ。また浦和はボール保持が安定しない状態に逆戻りし、それどころか柏得意のオープンな展開になり始めました。浦和は概して攻→守の切替が遅く、山中CKからカウンターを食らうこと2度。攻→守の切替が遅いので高い位置でのボール奪回が出来ず、それゆえボール保持も安定しないのでしょう。

・そして59分柏FK→アンジェロッティのヘッドが杉本に当たって角度が変わってしまうというやや不運な形で失点。ここは失点そのものよりも、むしろFKを与えてしまった失態(サヴィオへの縦パスに対して後ろから迫った岩波が簡単に反転を許してしまい、その尻ぬぐいのために宇賀神が後方からサヴィオを引っかけてイエロー)のほうが後半の苦戦を象徴しているような。槙野は長身のアンジェロッティに当たりにいって一発で交わされてしまう場面が2度もありましたし。

・同点に追いつかれた直後にリカは達也→関根、杉本→興梠と投入するもさしたる効果はなく、67分小泉が自陣ボックス内で途中投入の仲間から無理にボールを奪いに行ったところで相手の足を踏んでしまうような恰好になってしまい、当然ながらPKに。アンジェロッティが彩艶の逆を突いてPK成功。この失態を気に病んだのか、小泉はしばらくガチ凹み状態に。

・浦和は73分明本→汰木→明本のワンツーで明本に好機がありながらも、なぜか明本はシュートを撃たずに横パスを選択。そこでリカは80分山中に代えて敦樹を投入し、明本左SB、小泉トップ下と配転するもこれまた奏功せず。それどころか84分押し込まれた状態から途中投入の古賀に3点目を取られてしまいました。

・この失点も古賀のシュートが敦樹に当たって角度が変わるという不運なものでしたが、それ以前に守備の人数はいるのにアンジェロッティやシノヅカに自由にやらせすぎている緩さがいやはや何とも。

・88分敦樹とのワンツーで上手く右サイドを抜け出した関根からのクロスがファーでどフリーの汰木に合う決定機がありましたが、汰木は得点意欲を絶望的に欠いているのかダイレクトにシュートを撃たずに中へ折り返して決定機をフイに。

・戦況は極めて絶望的で、大入りの埼スタでこの状況だったらATにはゾロゾロ客が帰っていたと思いましたが、オープンな展開が好みでしっかり守備ブロックを作れない今の柏の弱さが最後の最後で露呈。

・90+2分CKを槙野→興梠と折り返して最後は敦樹ボレーで1点返し、さらに90+3分槙野が柏のゴールキックを跳ね返したところから浦和がロングカウンター。跳ね返した先で汰木が潰れているのが効いて小泉に繋がり、小泉の縦パスを受けた関根が柏最終ラインの裏を取って土壇場で同点ゴール!!!

・最後の場面、勝っている柏がなんでATにスカスカの陣形で最終ラインを上げているのか謎過ぎました。ネルシーニョは今後外国人選手のコンディションが上がってくれば闘えると考えているようですが、なんかオルンガ麻薬が切れて、次の麻薬を打ちたがっている廃人みたいな状態じゃないかと。もっともそんなチーム相手に苦戦する浦和のチーム状態もそんなに良くはないということなのでしょう。

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《総評》

・ユンカーがデビュー戦、しかも9分でいきなりゴールを決めるというこれ以上ない形で先制しながら、その後の試合内容は芳しくなく、ビルドアップに苦しんで安定的にボールを保持できず。ルヴァン杯組では前からプレッシャーをかけられるとビルドアップに難があるのは湘南戦でも明らかだったので、ここまではある意味諦めが付きました。

・問題はむしろ続々とリーグ戦組を投入した後半。なぜかやたらオープンな展開になり、そうなると浦和守備陣の脆弱性が露わになって一気に逆転されてしまいました。浦和は槙野・岩波とリーグ戦組をスタメンで起用し、さらに後半から小泉・明本・興梠・関根まで注ぎ込んでこの試合内容なので、この試合負けていればフィジカル的にもメンタル的にもリーグ戦まで悪影響を及ぼしかねなかったと思います。

・開幕から続く連戦で浦和は層の薄さがここにきて露呈したのかな? 代えが効かない両CBは疲労困憊なようで、この試合では軽い、軽すぎる守備を連発。明本や小泉も酷使が祟ってすっかりキレを失ってしまったかのよう。福岡戦でも顕著でしたが、入国規制明け等で続々と外国人選手が稼働しだしたチームと比べると選手層でこの時期浦和が劣っているのは否めないかと。この試合では前半終了間際に投入されたCFアンジェロッティに槙野が悩まされ続けました。ゆえに、浦和はユンカーに続いてデンが稼働しだすと嬉しいのですが。

・内容はともかく、それでも浦和は負けなかった。リカは試合後「最初のころは点を取られたり逆転されたりすると気持ちの面で沈んでしまって、そこからズルズルと負けてしまうことがありましたが、だんだんとそういったところの悪い癖はなくなってきました。点を取られてもまだやれるというふうに良くなっていると思っています」とメンタル面での成長を高く評価しています。

・4月に入って結果が出たため自分たちがやっていることに自信がつき、その自信=メンタル面での成長がまた勝ち点に繋がるという好循環。

・試合後にリカが「追いつくまでの点の取り方も適当にロングボールを放り込んで拾って攻撃ということではなくて、チームとしてしっかりやること、基準を持ちながら攻撃できました。そこはC大阪戦とは違い、自分たちのやるべきことをブレずにやり続けられ、そして2得点できたことはすごくポジティブなところです」と語っているのがそのメンタル面での成長の具体的な表れでしょう。

・C大阪戦では最後に槙野を前線に上げてパワープレーを試みたものの決定機を作れないどころか、カウンターであわや!という場面を作られる羽目になったことを率直に反省し、この試合は徹底してリカらしくボールをしっかり繋いで闘い続けた結果が2点目に繋がりました。あのCKをもたらしたのは槙野の攻撃参加でしたが、それも地上戦でしたし。

・この結果を受けて「最終節勝てば無条件にグループステージ突破だがそれ以外は敗退」という、難しい計算が出来ない赤者にはおあつらえ向きな向きな状況に。最終節横浜C戦は「まん防」のためまたしても5000人制限試合になってしまいましたが、ユンカーみたさに平日にも関わらずワラワラやって来た赤者で沸き返るのかなぁ?(歓声が沸いてはいかんのだが)。

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《選手評等》

・ユンカーは先月26日にチーム合流したばかり。しかも西野TDが「今シーズンに関しては時間が掛かると思っています」と断言していたのでもっとも早くても試運転は5/19のルヴァン杯横浜C戦だろうと予想していたのですが、その予想を良い意味で大きく裏切って随分と早い時期、しかも途中出場ではなくいきなりスタメンでのデビューとなりました。

・そして西野TDが「得点を取るためには得点を取る場所にボールを運ぶ、正確なボールを入れるということも併せて必要になってきます。そうした態勢が整ったときにはリーグのトップスコアラーになってくれる可能性がある選手」と評していた通り、ユンカーはボックス内での点取り屋っぽい仕事をいきなりやってのけました。

・ただ今のコンディションでは「一番前の選手から守備のスイッチを入れる」ことまで求めるのはかなり無理があるかな? ゆえにリーグ戦では当面ビハインド時の切り札として起用されることになろうかと思います。そんな切り札なんて今の浦和には無いも同然でしたから、今のところはそれだけで十分でしょう。

・ユンカー合流でたちまち立場が怪しくなると思われた杉本ですが、この試合を見る限り「ユンカーを活かす人」と割り切って見れば結構頑張ってたと思います。最後尾からのビルドアップがさっぱりなので盛んに中盤に下がってボールを引き出そうとしていましたし、しかも守備もしっかりやってたような。その手の仕事は武藤のほうがさらに巧いとは思いますが、今の興梠ではコンディション的に難しいでしょう。

・阿部が小破から戻ってきて以来あまり状態が良くないような。ルヴァン杯湘南戦で槙野を休ませるべく阿部をCBで起用したらこれがさっぱり。この試合ではCHで起用しましたが、これまた可もなく不可もなしという出来で前半だけでお役御免。キャンプ時からリカの信頼を掴み、開幕時はCHで絶対的な存在だったのに、いきなり酷使されたのが仇になったのかなぁ・・・

・一方すっかりルヴァン杯要員になってしまった金子ですが、プレッシャーをかけられても安易に後方に下げずになんとかプレッシャーを交わし、場合によってはくるっと反転して前にパスを出そうとしてる意欲は伝わってきました。それは柴戸も通ってきた道。頑張れ!!

・山中は前節福岡戦でとうとうスタメン落ちの憂き目に遭いましたが、あれは戦術的な意味合いではなく、どうも山中の調子が落ちているだけなのかも。この試合は強風で難しい面もあったかと思いましたが、後半立て続けに低いCKが相手に引っかかってカウンターの引き金になってしまったのが気になりました。得意のFKも枠に飛ばず。

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---ユンカー--杉本---
汰木--------達也
---金子--阿部---
山中-槙野-岩波-宇賀神
-----彩艶-----

(得点)
9分 ユンカー
90+2分 伊藤敦
90+4分 関根

(交代)
HT 阿部→小泉
58分 ユンカー→明本
64分 杉本→興梠
64分 田中→関根
79分 山中→伊藤敦

-----ハウル------
--サヴィオ----細谷--
大嶽-ドッジ-三原-シノヅカ
-田中--上島--サントス-
-----佐々木----

(得点)
59分 アンジェロッティ
67分 アンジェロッティ
84分 古賀

(交代)
45+2分 ハウル→アンジェロッティ(故障による交代)
58分 サヴィオ→仲間
77分 大嶽→古賀
77分 三原→椎橋

※写真は試合とは全く関係ありません。

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さかなや@清水 ~ 握りとサーモンいくら丼

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 超久しぶりの日本平でのサッカー観戦。その前にエスパルスドリームプラザの「清水すし横丁」に寄って腹ごしらえ。清水駅から海沿いの荒涼&殺伐としたエリアを歩いて20分くらい。

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 前回来た時は出来てさほど年月が経っていなかったこともあって「清水すし横丁」は赤者で大賑わいでしたが、もう出来てから20年以上経ったこともあって建物はだいぶ老朽化が進んでいるように見受けられました。平日の夕方という時間も時間だったので、どの店もガラガラ。それでも赤者がチラホラ(苦笑)。

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 往訪したのは入口近くの「さかなや」。その裏にある「漁師丼の店」と同一経営のようで板さんが両店を行き来していました。早速「握りとサーモンいくら丼(1400円)」。「さかなや」はカウンター10席くらいだけの小さな店で、暇すぎる時間帯のせいか板さん一人で黙々と握っていました。

 おかわり自由の「あら汁」を飲みながら出来上がりを待つものの、あら汁は寸胴の底をかき混ぜてもかき混ぜても骨だらけ殻だらけで身が・・・

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「握りとサーモンいくら丼」は握りも丼も共に半人前のセットもの。クォリティー自体はは可もなく不可もないといったところですが、コスパは良いとは言い難く、これなら近所の「がってん寿司」のほうが満足度ははるかに高いと思いました。もっとも清水なら本来マグロを食べるのが正解なのかもしれませんが・・・

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2021.05.05

爽亭@三島 ~ ソースカツ丼セット

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 JR三島駅南口改札を出てすぐのところにある立ち食いそば屋です。店の間口が狭いのは見ての通り。しかも奥行きもあまりなくてやや手狭な店です。「爽亭」は名古屋駅構内のきしめん屋「住よし」と同系列なので東海エリアがベースなのかな?と思いましたが、池袋や上野にも店があるようです。

 ここを往訪したのは「みしまコロッケそば」というローカル色満点のメニューがあると聞いたため。でも券売機をじっくり見渡しても「みしまコロッケそば」は見当たらず。そこでやむなく「ソースカツ丼セット(610円)」を注文。なおメニューに「きしめん」があるのが目を惹きました。

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 配膳されてびっくり! ソースカツ丼にミニそば、あるいはそばにミニソースカツ丼が付いたセットと思い込んでいたら、どう見てもどちらもミニではない!! 強いていえばソースカツ丼のほうが単品ならちょっと量が少な目かな?といった程度。従って量はかなりあり、「安くてとりあえず腹一杯になる」というニーズに全力で応えています。

 このメニューを頼んだのは券売機横にポスターが貼ってあった「長泉あしたかつ」が気になったから。「長泉あしたかつ」は「愛鷹山麓の広大な大地と、富士山の豊富な湧水で育まれ、全国表彰もされた最高級の牛肉『あしたか牛』と、長泉で採れた甘くて柔らかい『長泉白ねぎ』のコクと旨みが ギュッと詰まったジューシーなメンチカツです。」というのがウリ文句。

 でもソースカツ丼に乗っているのはどう見てもメンチカツではなく、ジューシーには程遠いただのトンカツ。しかもウスターソースをさっとくぐらせたスパイシーなタイプではなく、濃い目のべたついたソースがべっとりと付いている奴。うーーーーん、「長泉あしたかつそば」というメニューが別にあるので、そちらにすべきだったと激しく後悔するも時すでに遅し。またこの店は「長泉あしたかつそば」推しに変わったので、「みしまコロッケそば」が除外されたんだろうな、たぶん。

 かけそばのほうは「いろり庵きらく」化する前の旧NRE系列の立ち食い蕎麦や、同じ三島駅構内の桃中軒よりは上だが、「いろり庵きらく」には劣るかな?

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 さらに帰り際に東海道線上りホームの「桃中軒」に「みしまコロッケそば」があることに気づき、二重三重のショックを受ける羽目に。なんてついてない日なんだ・・・

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2021.05.04

豚キムチぶっかけうどん@丸亀製麺

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 丸亀製麺が2021年4月20日から期間限定で売り出し中の「豚キムチぶっかけうどん・大(800円)」を試食。温/冷が選べるようなので「温」を注文しました。

 「豚キムチぶっかけうどん」は、豚キムチとマヨネーズにだしが香る調和のとれた味わいが特徴で、「ぶっかけうどんの上に、柔らかな豚肉と酸味と甘みのあるキムチ、ニラをにんにくの利いたタレと一緒に一気に焼きあげ、仕上げにマヨネーズを添えたスタミナ満点のひと品です。ジュージューと音を立てながら、注文ごとに一杯ずつ丁寧におつくりする本商品は、食べる前からラードとキムチの香りが食欲をそそります」というのが丸亀製麺のウリ文句。 丸亀製麺が「ぶっかげうどん」へ乗せる肉といえば牛肉が定番で、豚肉を乗せた商品はあまり記憶がありません。

 例によって期間限定モノにありがちな、レジ横で調理したものを麺にのせるオペレーションなので出来上がりに少々時間がかかります。また配膳直前にマヨネーズの要否を聞かれます。なおこうしたオペレーションの都合からか、「豚キムチぶっかけうどん」はSC内店舗など小さい店では売っていないようです。

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 最初から盛大にうどんをかき混ぜてしまうとそれこそマヨネーズの味しかしなくなる可能性があるので、マヨネーズは終盤の味変アイテムとすべく慎重に食べ進むことに。でも「食べる前からラードとキムチの香りが食欲をそそります」と豪語するほど香りは強くありません。

 また定食屋にありがちな「豚キムチ炒め定食」みたいな味わいを予想していたのですが、豚キムチは全然辛くなくキムチの酸味だけが目立つ格好。豚キムチがだしとケンカしていないと前向きに捉えるか、だしが豚キムチの個性を押し流していると後ろ向きに捉えるべきか、微妙なところ。でも丸亀製麺が頻繁に発売する「牛すき焼き」系のぶっかけうどんの妙な甘ったるさ&濃すぎる味と比べると格段にマシで個人的には前向きに評価したいと思います。

 最後は盛大にマヨネーズで味変してフィニッシュ。正直マヨネーズは別皿にするか、小袋で別添にしたほうが良いと思いますが・・・

 なお本商品は6月初旬まで販売予定とのこと。

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ごろごろ煮込みチキンカレー@松屋

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 松屋が2021年4月27日より約1年ぶりに再販中の大人気商品「ごろごろ煮込みチキンカレー・大(730円)」を試食。但し、残念ながら前回より並で590円→630円と40円値上げ。

 「ごろチキ」は、「松屋特製オリジナルカレーソースに鉄板でジューシーに焼き上げたチキンがごろごろ入った松屋の大人気メニュー」というのが松屋のウリ文句。2019年12月より松屋のスタンダードカレーは「オリジナルカレー」から「創業ビーフカレー」へ変更したけれど、「ごろチキ」にはわざわざオリジナルカレーを合わせているようで、この商品の販売中は「創業ビーフカレー」は販売休止。

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 相変わらず「ごろごろ」の形容は誇大表示ではなく、確かにカレーの中に鶏もも肉がごろごろ。何か下味がついているわけではなくいたって淡白な味わいで、「ジューシーに焼き上げた」と形容するものもどうかと思いますが、カレーにはよくあっています。松屋の鶏が主役の定食類って個人的にはハズレが多いと思っていますが、なぜかこの「ごろチキ」だけは鶏がジャストフィット。

 松屋のカレーは変なアレンジを加えて自爆さえしなければいつ食っても美味い。客層に合わせてかかなりスパイスを効かせて辛めの仕上がりで、ややとろみがあってコクもそれなり。これならカレーチェーン店と比べても遜色なく、しかもコストパフォーマンスは圧倒的に上。正直松屋は牛めしよりカレーのほうが美味く、松屋からスピンアウトしたような「マイカリー食堂」が出来たのも至極当然だと思います(苦笑)

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2021.05.03

ねばとろごはんととり天の定食@やよい軒

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 「やよい軒」が2021年4月28日から期間限定発売中の「ねばとろごはんととり天の定食(890円)」を試食。これは新商品ではなく、昨年も同じ時期に販売されて試食済。

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 「ねばとろごはん」は「納豆、とろろ、オクラの3種のねばねば食材と、栄養価の高いまぐろ、そして食感のアクセントとなるたくあん、茎わかめなどの海藻を使用しています。そこに卵黄と、国産昆布の風味と旨みが効いた特製だし醤油を加えてよく混ぜ合わせ、ごはんにかけて召し上がっていただきます。“とろ~り”とした食感と、あっさりとした味わいは、初夏を迎えるこれからの時期におすすめ」というのがやよい軒のウリ文句。

 ご飯は丼で出てくるわけではなく、いつもの深めの茶碗で出てきます。従って粘りものを全部ご飯にドバッとぶっかけてしまうと茶碗から粘りものが溢れ出てしまう危険性が極めて高く、昨年は「ねばとろ」の食べ方が判らない人が続出したためか、ウリ文句もその辺に軽く触れています。でも卵黄の横にある醤油みたいなのはとり天のつけダレではなく、粘りものにかけるだし醤油だというのは気づきにくいかも。

 とり天のウリ文句は昨年は「本醸造醤油とにんにく、生姜でしっかりと下味をつけた鶏もも肉を、ご注文をいただいてから衣をつけて揚げます。サクサクの衣と、ジューシーな旨味たっぷりの肉汁がたまりません。」でしたが、今年は「ご注文をいただいてから衣をつけて揚げる鶏もも肉のとり天は、ぽん酢をかけてご提供いたします」とえらく簡潔に。「ねばとろ」に文字数を取られたからかな???

 とり天はフライや唐揚げのような油っぽさがあまり感じられない、ずっと軽めの味わいなので、あっさりの極みともいえる「ねばとろ」との相性は抜群。ご飯お代わりをMAXレベルの「中盛」にしても「ねばとろ」の威力は絶大で、全く箸が止まることなく一気に完食。

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匠104@新宿御苑前 ~ フォアグラ鶏白湯らーめん

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 東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅から、第一旭や東横インが並ぶ通りを北へ。花園通りと交わる角に立地。先客ゼロ、後客1。屋号の「104」は「とし」と読むようです。

 券売機はなく、卓上のメニューを見て「フォアグラ鶏白湯らーめん(750円)」を注文。ランチサービスなし。後払い。

 メニューは極端に絞り込まれていて「フォアグラ鶏白湯らーめん」一本で勝負。トッピングのバリエーションすらあまりありません。

 店内は縦長カウンター10席のみ。残念ながら個人的にはカウンターの高さと比べて椅子が低くて食いづらいのなんの。卓上にはミル入りブラックペッパー、ラー油、黒酢。配膳時に「お好みに応じて加えてみてください」とのとアナウンスがありました。

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 スープはとろみ強め。鶏出汁の旨味ははっきりと判りますが、よくある鶏白湯スープと違って茶濁している上に、妙な酸味があるのが特徴。この酸味は黒酢によるもののようで、さらにフォアグラやオイスターソース、ラー油なども加わっている模様。「またお前か」的な鶏白湯と差別化すべく、思い切りオリジナリティーを出そうとした意欲は買えますが、それが成功しているかどうか、個人的にはかなり微妙。ただベースの鶏出汁が良くできているので、飲み進む気にはなります

 卓上にある黒酢やラー油はこの妙な酸味を強める方向にしか働きそうにないので、無難なブラックペッパーをゴリゴリしてみました。

 麺は浅草開化楼製の中太ほぼストレートタイプ。つるつるとした口当たりともっちりとした食感が楽しく、とろみの強いスープが麺に絡みまくってどんどんなくなって行きます

 2枚ある鶏チャーシューはいずれもしっとり柔らかタイプで淡白な味わい。一方半個の半熟味玉は何か香草っぽいものを仕込んである模様。他に茹でもやし。

 ユニークな一杯で悪くはないのですが、いかにもマニア需要が一巡したら終わりで常連客が付きづらく、これ一本では先々辛いんじゃないか・・・

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2021.05.02

喜楽々@東川口 ~ 鶏肉麻辣麺

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 東川口駅を出て武蔵野線の築堤沿い(南側)に東へ。先客、後客ともゼロ。約1ヶ月半ぶりの再訪。

 今回の狙いは期間限定の「鶏肉麻辣麺(880円)」。「チーローマーラーメン」と読みます。いつもと違って「麺の硬さ」は聞かれず。また定番メニューの「喜楽々らーめん」は細麺と太麺が選べますが、この商品には選択肢はないようです。

 店内はL字型カウンターが10席程度。卓上にはラー油、塩昆布、花山椒入り胡椒。

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 「麻辣麺」とあるので勝手に担々麺みたいなのを空想していたのですが、出てきたものはその空想を完全に裏切る醤油ラーメン。鶏ベースの煮干し系混じりといったところでしょうか。「麻辣」らしく花山椒が入っているので痺れというかヒリヒリ感はやや強いものの、辛さはさしたることはありません。そのせいもあってか、旨味に引き寄せられてついついスープを飲み進んでしまいました。

 麺は中細ストレートの水気の少なそうな麺で、心持ちざらつきがある口当たり。スープとの相性は抜群。

 鶏チャーシューが周囲に少々焦がし入り。オレンジ色に見えるのはゼリー状の卵黄という変わり種。他に笹切りネギ、白髪ネギ、水菜。

 文句なしの逸品でした。

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【TV観戦記】21年第12節:福岡 2-0 浦和 ~ 凡ミスによる失点で自ら試合を難しくするの巻

 立ち上がりこそ上々だったものの、西川まさかの凡ミスで失点した後は福岡の守備ブロックを前にほとんど手も足も出ず。リカ得意のブレイクタイムでの指示や選手交代の甲斐もなく、終始福岡ペースで試合は進んで終盤に追加点を取られるという全く見所の無い完敗でした。

《スタメン》

・共にルヴァン杯から中2日。そのため両チームともルヴァン杯ではいったんほぼフルターンオーバーしているので、その前のリーグ戦とのスタメン比較だと、浦和は大分戦から杉本→興梠、山中→敦樹と2名入れ替え。故障明け後もなかなかコンディションが上がらない興梠はこれがリーグ戦初スタメン。

・一方山中がリーグ戦でスタメンから外れるのは今季初で明本が左SBへ。これは大分戦後半で得たインプリケーションなのか、あるいは右SBサロモンソン対策なのかは判りませんが、いずれにしても開幕当初は攻撃面での大黒柱だった山中がスタメン落ちしたのは浦和が何か違うフェーズに入った印象を受けました。

・ルヴァン杯湘南戦の内容がさっぱりだったことを受けてか、ベンチ入りメンバーは全く新味無し。この辺は非常に判りやすい監督です。

・福岡は広島戦から金森→クルークスと右SHを入れ替えたのみ。クルークスは元ベルギーU19代表だそうですが、直近はオランダ2部のクラブ在籍で、しかもコロナ禍を受けてチームへの合流が遅れ、試合に出たのは第10節になってから。しかし、これが大当たり臭いのが浦和にとって誤算といえば誤算でした。

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《試合展開》

・浦和の基本フォーメーションは4-2-3-1というか4-4-2ながらも興梠・武藤の縦並びっぽい感じでしたが、そんなことより攻撃時は福岡の2トップに対し、敦樹が槙野の左へ降りて3バックのような形でビルドアップ。左SB明本を極端に前に押し出し、小泉がかなり中へ絞る形になっていたのが目を惹きました。

・もっとも福岡の2トップは大分と違ってあまり前から追ってこないので、この形のビルドアップが効果的だったかどうかはまた別の話(浦和の両CBが自ら持ち運んで福岡2トップを追い越さないのが謎とか)になりますが、とにもかくにも浦和が立ち上がりから福岡を自陣深くに押し込み、ボールを失ってもすぐに回収して福岡を自陣に釘付けにすることに成功。とはいえ決定機には至らないというお馴染みの展開でしたが、立ち上がりは非常に良かったと思います。西も試合後の弁では「はめようと来ていた中で全くはまらないボール回しができていました」と手応えを感じていた模様。

・ところが好事魔多しというかなんというか。8分志知のクロスは西川がジャンプして楽々キャッチと思っていたところ、西川が着地しようとしたところで下にいた明本と交錯してまさかのファンブル。ブルーノ・メンデスがこぼれ玉を拾ってゴール。

・極めて残念な形で失点してしまいましたが、これで一気に試合が壊れたわけでもなんでもなく、なおも浦和は福岡を押し込み続けて攻勢。13分関根のクロスをアーク付近で受けた興梠が左サイドの小泉へ展開→小泉クロスからファーの関根がシュートと初めて決定機を作り、15分ショートコーナーの流れから武藤シュートがDFに当たったのが幸いしてループ気味にゴールマウスを襲う見せ場も。しかしここはGK村上の好守に阻まれてしまいました。

・しかし、終わってみれば浦和が良かったのはここまで。その後浦和の攻勢は急激に尻すぼみになり、逆に福岡のカウンターの脅威に晒される場面が目立ち始めました。23分浦和が攻めきれずに福岡DFが跳ね返したボールをメンデスが拾ってロングカウンター発動。メンデスは追走する槙野&柴戸を簡単に振り切って右サイド深い位置からクロス→渡がどフリーでバイシクルシュート!! ここは西川の好守に救われましたが、渡に対して敦樹や岩波は何でぼっーーーーとしているのか。

・24分にはセンターサークル付近で柴戸が後方から渡に絡まれてボールロスト。ボールを拾った田邉がそのまま前方進出して際どいミドルシュートを撃たれてヒヤリ。

・この時間帯から福岡は浦和が縦パスを入れてくるところで厳しくガツンと当たる場面、中盤でまごついている選手にがっつり食いつく場面が目立ち始め、浦和はただ福岡の4-4-2の守備ブロックの前でボールを持っているだけで攻め倦みの様相に。40分敦樹の縦パスが珍しく福岡最終ラインと2列目の間がぽっかり空いてフリーになった小泉に通り、バイタルエリアでどフリーになった小泉から左サイドの明本へ展開→明本クロスがわずかに興梠に合わず、が惜しかった程度。

・後半頭から柴戸に代えて山中を投入し、山中左SB、明本左SH、小泉CHと配置転換。これは戦術的な交代ではなく「彼は痛みがあって、大事に至らないようにということで交代」したとのこと。福岡の度重なる厳しい当たりというか単なるラフプレーじゃないかと思われるような行為で柴戸は前半終了間際に足を痛がる素振りを見せていたのでやむを得ない交代なのでしょう。ただ戦術的な意図をもった交代ではなく、アクシデントによる交代だったためか、この配置転換は戦況を好転させる効果は全くありませんでした。

・さらにリカは62分前半イエローカードをもらった関根に代えて汰木を投入し、汰木左SHはともかく、武藤右SH、明本トップ下という奇策(?)を打ちましたがなおも戦況は一向に好転しないどころか、汰木&山中のベニヤ板2枚重ねで脆弱になった浦和左サイドを右SHクルークスに蹂躙されかかる始末。浦和はボールこそ保持しているものの急所にボールはほとんど入らず、当然ながらシュートも撃てず。多少形になったのは67分山中のクロスがファーで西に合いかかった場面くらいでしょうか。

・それでも辛抱強く攻撃を仕掛けていれば、ボールを回され続けて終盤電池切れが予想された福岡相手になんとか同点に追いつく可能性はあるだろうと思いながら見ていたところ、珍しく福岡が浦和を押し込んで波状攻撃を仕掛ける中で86分志知のクロスを途中投入のジョン・マリがトラップ&反転シュート!! 西川は弾き切れずにボールはゴール内へコロコロ。マリのシュートはエムボマを髣髴させる豪快なものでしたが、対峙していた槙野は見たことが無いFW相手に間合いを図り損ねて対応しきれなかったのかどうか。

・決定的な2点目を取られてからリカは杉本を投入するも、これはもうリングにタオルを投げ入れたも同然でした。

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《総評》

・公式記録ではシュート数6対10。浦和は勝った試合ですらシュート数は相手より少ない試合がほとんど(シュート2本で勝った試合も!)ですからシュート数が少ないこと自体はあまり気にする必要は無いかと思いますが、その少ないシュートで決定機を全くといっていいくらい作れなかった。GK村上を脅かしたのは15分ショートコーナーの流れからの武藤の一本だけだったような気がします。

・ボールは70%程度浦和が支配しており、CK8対2で象徴されるように相手を押し込んでいる時間帯も長かったのですが、リカが言うほど「全体をコントロールできていた」ようには見えず、時間の経過と共に福岡の守備ブロックの後方でボールを回しているだけで、「押し込んだ後のところが改善点として残る」どころか押し込む以前の問題にすら思えるように。

・また押し込んだ後の改善点として西が「確率と、たまに強引にというか確率を無視した攻撃を織り交ぜながらできればいいかなと思います」と語っているのも重要かと。リカは明らかに点が取れる可能性がより高いプレーを選択するよう推奨する監督で、特に小泉はそれを忠実に守っているのでしょうが、攻撃に意外性が無いと相手も次第に馴れて対応しやすくなりますし。

・さらに言えば昨年J2最少失点だったことに象徴されるように元来守備的な福岡相手に、西川の凡ミスで早々と失点したのが試合を難しくしたのは明らかで、あれがなかったら試合の様相は全然違ったものになったかもしれません。しかし、それだけが敗因だったのかどうか。

・特にこの試合を通じて浦和の球際の弱さは気になりました。福岡といい、同様に完敗を喫した鳥栖といい、一対一でガツガツ来るような相手には浦和は実に弱い。鳥栖はガンガン前から来るのに対し、福岡はリトリート主体ながらも縦パスの受け手に対してガツンと来るという違いはありますが、その「ガツン」に対して浦和は脆さを呈し続けました。村上主審が後方からのガツンに対してほとんどファウルを取らないのが福岡には幸いし、浦和は柴戸負傷退場という形で露骨に不利に働いたのですが、ここまでやられ続けると主審のせいにするのも虚しいかと。

・また2点目のジョン・マリのゴラッソに象徴されるように、浦和が福岡に選手の質で負けている、浦和が福岡に外国人選手の個の力で殴られる側に転落していることに目を背けてはいけないでしょう。サロモンソン→クルークス→メンデスと繋がる福岡の右サイドからのシンプルな攻撃は結構強烈でした。もっとも福岡は大金を叩いて外国人選手をかき集めた訳ではなく、長谷部監督の要求仕様に当てはまる「お値打ち品」を上手く使っているだけなのでしょうが。でも外国人選手が8人もいるとマネジメントが難しそう。

・一方浦和はコロナ禍に伴う経営難を受けてコストパフォーマンスが悪すぎる外国人選手の整理を先行させざるを得ず、「お値打ち品」路線への転換が立ち遅れた結果、福岡に選手の質で殴られる羽目になったのでしょう。逆に言えば次回対戦時にはデンやユンカーが加わった浦和が福岡とどう闘うかが見ものです。

・またこれでリカは対長谷部3連敗。さらに言えば徳島も今年福岡に負けていて、リカ流合計4連敗。さすがに長谷部水戸時代は選手の質の差が大きかったようで3勝1分と無敗でしたが・・・

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《選手評等》

・福岡の外国人選手以外で目を惹いたのが左SB志知。志知は水戸時代に長谷部監督の下で急成長したものの、昨年横浜Cではイマイチ。しかし再度長谷部監督の下へ戻って輝きを取り戻し、この試合ではとうとう対面の関根を途中交代に追い込みました。これはもう監督との相性としか言いようがありません。ちなみにCH前、GK村上、CB宮も水戸時代からの長谷部チルドレン。長谷部監督のそんな情け容赦ない水戸からのぶっこ抜きが就任初年度でのJ1昇格をもたらしたわけで。

・一方昨オフ渡井獲得に失敗したリカは来オフこそ徳島からのぶっこ抜きを敢行するかなぁ・・・特にCB福岡とかCHチマとか・・・

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-----興梠-----
小泉---武藤---関根
---敦樹--柴戸---
明本-槙野--岩波--西
-----西川-----

(交代)
HT 柴戸→山中
62分 関根→汰木
87分 興梠→杉本

---渡---メンデス---
石津--------クルクス
---田邉--前----
志知-グロリ--奈良-サロモン
-----村上-----

(得点)
8分 メンデス
86分 マリ

(交代)
59分 石津→金森
77分 渡→重廣
82分 メンデス→マリ
82分 クルークス→湯澤

※写真は試合には全く関係ありません

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2021.05.01

刺身しらすと生桜海老丼@なか卯

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 「なか卯」が2021年4月21日より期間限定で販売中の「刺身しらすと生桜海老丼(690円)」を試食。丼ものチェーン店の中ではぶっちぎりでなか卯が優位性をもっている海鮮系の丼です。

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 「刺身しらすと生桜海老丼」は、「たっぷりの瀬戸内海産の刺身“生”しらすをたっぷりと盛り、“生”桜海老を贅沢に合わせた、二つの海の幸をふんだんにお楽しみいただける海鮮丼です。刺身生しらすのなめらかな舌触りととろける旨さ、生桜海老の優しい甘さが、口いっぱいに広がります。“海の宝石”ともいわれる美しく淡いピンク色の生桜海老が、見た目にも春らしさをプラスする、この時期にぴったりの一品です。」というのがなか卯のウリ文句。

 まぁ値段が値段ですし、また生しらすも生桜海老も鮮度が厳しく問われる食材なので、丼チェーン店で出てくるものに多くは期待できず。実際生しらすも生桜海老もちょっと黒ずんでいて、食感も旨みもなんか違うような・・・ 湘南や駿河まで出かけなくてもこの手の丼が食べられることで満足すべきなのでしょう。前回試食した「キーマカレー親子丼」のようなキワモノ・ゲテモノと違ってなか卯らしい商品ですし。

 もっとも駿河湾の桜海老ってここ数年極端な不漁続きと聞いていただけになか卯がどうやってこの丼を実現したのか気になります。

 なお本商品は6月上旬に販売終了予定とのこと。

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