元祖田舎っぺうどん 熊谷市役所前店@熊谷 ~ 塩肉ネギ・大もりうどん
熊谷駅北口から北へ延びる大通りを歩いて熊谷女子高交差点を左へ。駅から徒歩10分強。文字通り熊谷市役所の真ん前にあります。先客1、後客6。
ここは武蔵野うどんがウリの店でメニューはすべて「つけめんスタイル」。つけ汁を選んでさらに麺の量を選ぶという注文方式ですが、値段は麺の量のほうにしか振られていないので、つけ汁はどれを選んでも同じ料金なのでしょう。今回は「全国唯一の田舎っぺオリジナル」とされる「塩肉ネギ汁」を大もり(770円)で注文しました。
つけ汁は大別して「温かい」のと「冷し」とがあります。また麺の量は最小の「半もり」から最大「3kg」まで8段階あり。さらにつけ汁に多少トッピングも出来るようです。
店内はL字型カウンター8席と4人卓×2。卓上にはコショウ、七味、すりごま。
やや太目で、山梨の吉田うどんほどではないけれどもかなり硬めでしっかと噛みしめながらいただく、これぞ武蔵野うどんの醍醐味!! 「生地を仕込んで、熟成させ、 一番おいしく食べられるタイミングは実はごく短い時間。 当店では、水の配合分量を変えることで、四段階に仕込み分け、 各時間帯で一番いい状態に熟した生地を延ばして麺を作っています。」というのがこの店のウリ。
つけ汁はとろみがないこともあって麺にさっと絡むだけなので塩ダレが妙に自己主張することもなく、麺の美味さを巧みに引き立てています。店では薬味としてコショウを勧めており、確かにこれは塩つけだれに合う。武蔵野うどんをスパイシーな感覚でいただくってこれまであんまり経験ありませんし。
つけ汁の中には薄くて細かく刻まれた豚肉と白髪ねぎだけ。大もりだとちょっと具が寂しく感じるので、多少トッピングを付けたようが量的バランスを取るにはベター。
食べ終わる頃を見計らってゆで湯が出てきます。ゆで湯でつけ汁を割ると、その旨味はもちろんほんのり甘味を感じるのが面白い。満足の一杯でした。
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