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2021.05.03

匠104@新宿御苑前 ~ フォアグラ鶏白湯らーめん

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 東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅から、第一旭や東横インが並ぶ通りを北へ。花園通りと交わる角に立地。先客ゼロ、後客1。屋号の「104」は「とし」と読むようです。

 券売機はなく、卓上のメニューを見て「フォアグラ鶏白湯らーめん(750円)」を注文。ランチサービスなし。後払い。

 メニューは極端に絞り込まれていて「フォアグラ鶏白湯らーめん」一本で勝負。トッピングのバリエーションすらあまりありません。

 店内は縦長カウンター10席のみ。残念ながら個人的にはカウンターの高さと比べて椅子が低くて食いづらいのなんの。卓上にはミル入りブラックペッパー、ラー油、黒酢。配膳時に「お好みに応じて加えてみてください」とのとアナウンスがありました。

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 スープはとろみ強め。鶏出汁の旨味ははっきりと判りますが、よくある鶏白湯スープと違って茶濁している上に、妙な酸味があるのが特徴。この酸味は黒酢によるもののようで、さらにフォアグラやオイスターソース、ラー油なども加わっている模様。「またお前か」的な鶏白湯と差別化すべく、思い切りオリジナリティーを出そうとした意欲は買えますが、それが成功しているかどうか、個人的にはかなり微妙。ただベースの鶏出汁が良くできているので、飲み進む気にはなります

 卓上にある黒酢やラー油はこの妙な酸味を強める方向にしか働きそうにないので、無難なブラックペッパーをゴリゴリしてみました。

 麺は浅草開化楼製の中太ほぼストレートタイプ。つるつるとした口当たりともっちりとした食感が楽しく、とろみの強いスープが麺に絡みまくってどんどんなくなって行きます

 2枚ある鶏チャーシューはいずれもしっとり柔らかタイプで淡白な味わい。一方半個の半熟味玉は何か香草っぽいものを仕込んである模様。他に茹でもやし。

 ユニークな一杯で悪くはないのですが、いかにもマニア需要が一巡したら終わりで常連客が付きづらく、これ一本では先々辛いんじゃないか・・・

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