寿湯@稲荷町
東京メトロ銀座線稲荷町駅から清洲橋通りを北へ歩いてすぐ。ここの銭湯は朝11時から開いているのが最大の特徴。そのせいかどうか判りませんが、銭湯にしては集客範囲がかなり広いようで店の前には自転車がずらり。場所柄レンタサイクルでやってくる観光客も。
外観は昔ながらの銭湯そのものですが、浴室や更衣室などはそこそこ手を入れているようで外観ほど古さは感じません。
更衣室のロッカーは100円リターン式。更衣室から2階へ続く階段があるので不思議に思っていたところ、2階も更衣室でした。というか1階のロッカーは半分くらいが常連向けの長期貸し出しロッカーでした。この辺りにも人気のほどが伺えます。
浴室は都心の銭湯らしくかなり手狭で、手前に縦4個×6面のカランがずらり(リンスインシャンプー&ボディソープ付き)。その奥に日替わりの薬湯と白湯の寝風呂・超音波・ボディーマッサージ風呂。往訪時の薬湯は「抹茶香るわらび餅」と称する深緑の湯でしたが、これが東京の銭湯らしく熱いのなんの!! 一方その隣の白湯は個人的にはちょうど良い湯加減。
なお往訪時には牛乳石鹸とビームス・ジャパンのコラボ企画で、オリンピアンをモチーフにした巨大壁画が描かれていました。こういう企画が成り立つのも人気銭湯ゆえなんでしょう。
この銭湯のウリは大きめの露天風呂。しかもすっぽりと覆いがかかっていて、ただ外気が入ってくるだけのなんちゃって露天風呂ではなく、はっきりと青空が見える露天風呂です。ここも日曜・祝日は変わり湯をやっているようで、往訪時は「アセロラの香り」でした。こちらは薬湯とは対照的にやや温めでのんびり浸かれますし、おまけに休憩用の椅子もいくつか設置されています。
ロビー前には小さめの休憩スペースあり。
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