豚テキ丼@なか卯
「なか卯」が2021年5月13日より期間限定で販売中の「豚テキ丼(690円)」を試食。
「豚テキ丼」は、「三重県四日市市名物の『トンテキ』を、なか卯らしく丼ぶりにアレンジした商品です。ごはんの上にたっぷりの千切りキャベツと、やわらかくジューシーな厚切りの豚肉をのせました。また、黒胡椒をきかせたウスターソースをベースに、三温糖や人参、ニンニクを加えた特製たれをかけ、甘みとコクのある濃厚な味わいに仕上げています。」というのがなか卯のウリ文句。
豚肉は確かに厚切りで、この手の丼ものチェーン店で出てくる豚肉としては破格といっても良いくらいの厚さ。しかしその「やわらかくジューシーな」とか「旨みを閉じ込めた」というなか卯の形容は虚偽表示としか思えないくらい汁っ気はなくて旨みも乏しいのなんの。
肉がイマイチなところをタレでなんとかごまかすのはこの手の丼ものチェーン店ではよくあるパターンなのですが、残念ながら「特製タレ」の出来ももう一つ二つ。何か豚肉に上手く乗らないというか、フィットしないというか・・・確かにウスターソースベースのタレの味はするけれども肉の味との相乗効果が感じられず。別添のからしだけがやたら自己主張します。
なか卯は随分と完成度が低いものをリリースしちゃったな、というのが正直な感想。なか卯は鶏が得意で豚は全然ダメなのかも。鶏が全然ダメで比較的豚が得意な松屋と良い補完関係ですが(苦笑)。
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