たこめし@三原・浜吉(福山駅改札内・浜吉駅弁売り場にて購入)
三原の老舗駅弁屋「浜吉」。「のぞみ」が止まらない小駅で駅弁業者が生き残っているのが不思議ですが、駅弁業者の淘汰が進む中で生き残った業者が販路をぐんぐん拡張し、福山駅や岡山駅でも浜吉の駅弁を売り出しています。福山駅なんて在来線改札内に駅弁専用の売り場を設けているくらい。こういうのはよほど大きな駅じゃないと見かけなくなりつつありますし。
早速浜吉を代表する駅弁「たこめし(1030円)」を購入。
炊き込みご飯の上にウリもののタコ旨煮がゴロゴロ。当然ながら食感が堅いのが難ですが、その辺は目を瞑りましょう。昔はいかにも駅弁向きに甘目かつ濃い目に煮込まれていたような覚えがありますが、超久しぶりに食べてみると見た目と違ってかなり薄味に変わっていました。もちろん炊き込みご飯も同様で、嗜好の変化に合わせて味を変えたのかも。今や栄養成分表示で駅弁にもがっつり塩分が表記される時代で、「たこめし」は1包装あたり食塩3.6gと駅弁にしては確かに塩分控えめ。
飽きが来ないようにたけのこ、えび、うずら、椎茸、玉子焼、しば漬けと具を取りそろえていますが、総じて「たこめし」はアテ向きでなく、完全にご飯として楽しむべきもの。一番アテ向きなのはちょっとだけ付いてるしば漬けかも(苦笑)。
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