【閉店】篠はら@要町 ~ 醤油そば
有楽町線要町駅から池袋駅西口方面へ。「西池袋5丁目」信号の手前。ほぼ5年半ぶりの再訪。隣にあったはずの光文社ビルは知らん間になくなっていました。開店直前に到着したところ先客1、後客6。
店内の券売機ボタン先頭の「醤油そば(900円)」を注文。ランチサービスなし。
メニューは他に「胡麻らぁ(月・木・土のみ)」と「鯛白湯(火・金・日のみ。30食限定)」など。池袋にしては全般にかなりお値段高めの店です。
店内はくの字型カウンター8席のみ(従前より1席減)。卓上に調味料類はなし。
スープは「旨みが濃く深みがある醤油ダレに貝や鶏ガラ・野菜やお肉・乾物やお酒等様々な食材を贅沢に使用した濃い出汁を合わせた」ものだそうで「強い味わい物同士を重ねアッサリし過ぎていない濃厚なコクある一杯」というのが店のウリ文句。
出汁はどれ一つとして突出することなく(しいて言えば貝が目立つかな?)非常にバランスの良い出来。そして強い味わい物同士を重ねた場合にありがちな「旨み過多」という弊をものの見事に回避し、濃厚なのに飲みやすい仕上がりになっています。醤油ダレも確かに濃厚ですが、コク深いけれども妙な自己主張はなく、飲み進んでもしょっぱくは感じないバランス感覚に脱帽。
麺は中細ストレートタイプ。スープ表面の脂がやや多いせいか、つるつるした口当たり。スープとの相性や絡み具合、啜り心地とも文句なく、細目の割には程よい噛み応えがあって気に入りました。
チャーシューはハムっぽい味わいのと淡白な味わいのが1枚ずつ。短冊状のメンマはちょっと筋っぽくて残念。他に粗めの刻みネギ、白髪ネギ、三つ葉。
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