伊とう@南浦和 ~ 黒い中華そば
京浜東北線南浦和駅西口から彩の国通りを南へ。地下道へ続く交差点を渡ってすぐ。目の前が小さな公園。隣が「らーめん虎丸」。ほぼ9ヶ月ぶりの再訪。先客4、後客1。
券売機はなく、卓上のメニューを見て「黒い中華そば(750円)」を注文。さらに前回もらった無料券を利用して半熟玉子をつけてもらいました。
前回注文した「中華そば」が「黒い中華そば」に相当。いつの間にかメニューが増えていて「白い中華そば(塩)」や「つけそば」も用意。その反面、ライスお代わり自由のサービスはなくなっていました。
店内は縦長カウンター6席のみ。席間にペラペラながら手作り感あふれる大きな仕切り板を設けています。卓上にはあらびきブラックペッパー、一味、酢。なお小上がりがありますが、今のところ客席として使っている感じはせず。
店は老夫婦で切り盛りしているようですが、爺さんはラーメン作りの腕は確かなのに接客が苦手なのか、婆さんがたまたま不在な時は注文を受けることさえままならない様子。一方婆さんは実に接客上手で、空きそうなコップに水を注いだり、配膳が遅くなっている客に詫びを入れたりとこまめに動いていて良いコンビです。
屋号に「黒い中華そば」を冠しているだけあって、出てきたラーメンのスープはまっ黒!! 「富山ブラック」を意識したようなルックスですが、それはあくまでも見た目だけの話で内容は全然違いました。
だいたいたいしてしょっぱくない!! しょっぱくないどころか、豚骨ベースと思しき出汁の旨味がはっきりと判るくらいで、ついつい飲み進んでしまいました。色が黒いのはどうもたまり醤油を使っているからだそうで、そのせいかほんのり甘みすら覚えます。
麺は村上朝日製麺のストレートの並太ストレートタイプ。若干水気が少なめで、密度が濃そうな麺で心持ちざらつきのある口当たり。それでいてスープを吸って啜り心地はいたって良好。
チャーシューに予めブラックペッパーを振ってあるのもルックスだけ「富山ブラック」を意識したのかも。無料サービスの半熟玉子は丸々一個出てきましたがこれといった特徴はなく、冷えているのをドボンと入れただけなのでスープが温くなる悪影響のほうがでかいかも。他に薄切りのメンマ、刻みネギ。
次回は「白」にチャンレジ。なお今回は帰り際に半熟玉子無料券はもらえませんでした。
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