青椒肉絲定食@松屋
松屋が2021年5月25日より期間限定販売中の「青椒肉絲定食(690円)」を試食。
「ジューシーな牛肉とシャキシャキパプリカを鉄板で炒め、オイスターソースの旨味たっぷり松屋特製ダレをからめた『青椒肉絲定食』は、ごはんとの相性抜群な逸品。チンジャオロースの魅力は何といっても、甘辛のタレと、たっぷり入った野菜。オイスターソースを使用した特製ダレを独自に開発し、お肉にも野菜にも、そしてご飯にもぴったりな味付けに仕上げました。」というのが松屋のウリ文句。
緑と茶色が支配的な一般的な青椒肉絲と違ってパブリカの赤や黄色が目立って思いのほか派手なルックスです。その一方決定的に違和感があるのが牛肉。既存の肉系定食類の牛肉をそのまま転用したためか、全然「肉絲」ではありません。既存の食材を出来るだけ活かしながら新商品を作る松屋らしさ全開です。
また松屋特製ダレはこれまたご飯が進むようにと醤油ダレが強めに出たしょっぱめの味わい。これまた良くも悪くも松屋らしいところ。
「野菜は綺麗な色彩が食欲をそそるパプリカや玉ねぎを使用し、定食のセット生野菜と合わせれば一日に必要な野菜の半分を摂取できるほどの、ボリュームも栄養も盛りだくさんなメニューとなっております。」とやたら野菜の多さを強調しています。
でも青椒肉絲の野菜が多いわけではなく、単に別途生野菜が付いてくるのでトータルで野菜の量が多くなるだけ。でもこの「たっぷり生野菜付き」というのは結構重要で、これがゆえに町中華ではなくあえて松屋で中華を食べる意味が出てきます。油まみれのものを食べた後の良い口直しになりますし。
なお紛らわしい話ですが、松屋が「青椒肉絲」を出したのが今回初めてなだけであって、中華料理系の定食は既に「回鍋肉定食」をリリース済。
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