しょうが焼カレー定食@やよい軒
「やよい軒」が2021年6月2日から期間限定発売中の「しょうが焼カレー定食(790円)」を試食。「牛すじと野菜のカレー定食」も同時発売。
「9種類のスパイスと、肉や野菜の旨味が溶け込んだスパイシーなカレーに、『やよい軒』人気No.1のしょうが焼をのせた『しょうが焼カレー定食』。カレー定食用のしょうが焼は、柔らかい豚肉を醤油感としょうがの風味、コクのある甘さが特長のしょうがダレで炒めました。しょうが焼の上に刻みしょうがを散らし、カレーのスパイスとしうがの風味のバランスが取れた一品です。」というのがやよい軒のウリ文句。
やよい軒がカレーメインのメニューを出すのは初めてかな? カレー専門店以外外食チェーン店が出すカレーといえば松屋など牛丼チェーン店が先行し、本業を押しのけんばかりの人気商品と化していますが、やよい軒もその流れに乗ろうとしたのかも。そして「スパイスの効いたカレーを“ごはんおかわり自由”の定食仕立てにし」と「おかわり自由」というやよい軒のストロングポイントを押し出してで松屋等との差別化を図ろうとしているようです。
黒々としたカレーはコクと旨み重視であまり辛くありません。そこは別添の「激辛カレースパイス」で各自調整してくれということなのでしょう。この辺りで牛丼チェーンのカレーと差を付けています。しょうが焼きはわざわざカレー定食用に味わいを工夫したものらしいのですが、如何せん強烈なカレー味に包まれてしまって、柔らかく仕上がっている以外良くも悪くも印象に残らず。
おかわりはあの見た目が甚だよろしくない「ブリブリおかわりマシーン」にカレー皿ではなく、別についてくる「いつものお茶碗」をセット。量的におかわり1回ではちょっとルーが余り、胃袋も少々空きがあったので、もう半分だけおかわりしてちょうどいいくらい。
「やよい軒」が初めてチャレンジしたカレーとしては上々の出来。また松屋のベストセラー「ごろごろ煮込みチキンカレー」ほどボリュームはないものの、あの松屋の残念な鶏肉(でもカレーならなぜかそこそこ旨く思える)よりはこのカレーのしょうが焼きは格段に旨いので、個人的にはこの対決はイーブンかな? 値段は「ごろごろチキン」の大よりは「しょうが焼カレー定食」がちょっと高めですが、そこは鶏と豚の差として納得できる範囲内ですし。
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