冷汁ととり天の定食@やよい軒
「やよい軒」が2021年6月16日から期間限定発売中の「冷汁ととり天の定食(890円)」を試食。
「やよい軒の冷汁は日本各地の郷土料理を定食に仕立てたシリーズの一つで、2009年の発売以来10年以上続く、夏の人気商品」だそうで、以前「冷汁ととり南蛮定食」を試食済。相方の「とり天」に至っては季節を問わずやよい軒の期間限定メニューに頻繁に顔を出しているような気が。
「冷汁は、豆腐ときゅうり、氷の入った冷たい味噌仕立ての汁ものです。味噌は熟成期間の異なる2種をブレンドすることで、風味豊かで旨味の強い味わいに仕上げました。ごはんを入れたり、脂がのった焼きサバをほぐして入れたりすると、夏の食欲がない時でも冷たくさっぱりと食べられる、南国宮崎の知恵がつまった郷土料理です。サクサクの鶏もも肉のとり天は、爽やかな酸味が効いたぽん酢をつけて、お召し上がりください。」というのがやよい軒のウリ文句。
この定食が面白いのは「おいしいお召し上がり方」なる説明書が付いてくること。
、「まずは、とり天でごはんをお召し上がりください」「お食事のしめに、冷汁にごはんと(ほぐした)サバを入れてお召し上がりください」とのことで、冷汁は単なる味噌汁代わりではなく、ご飯を入れてねこまんまにするのが前提みたい。
冷汁はあくまでも「しめ」のためであって、それまではとり天で食いつなぐしかないので、やよい軒でやらかしがちな「何度もご飯おかわり」というニーズには向いていません。もっとも冷汁は味噌汁代わりと割り切って、焼き鯖をそのまんまおかずにしても構わないですが、その場合は不自然なくらい多めにふりかけられた白ごまと小口ネギがもったいないかも。
以前冷汁を食べた際は細かい氷がぷかぷか浮かんでいて、そこに温かいご飯を入れるにはちょっと抵抗がありましたが、さすがにあれはやりすぎと思ったのか今回は氷は見当たらず。ほぐしたサバに付きまとう小骨に悩まされながらも、九州らしい甘目の味噌味をじっくりと堪能しながらフィニッシュ。
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