麻婆茄子と油淋鶏の定食@やよい軒
「やよい軒」が2021年7月20日から期間限定発売中の「麻婆茄子と油淋鶏の定食(890円)」を試食。どちらも単品で定食のメインのおかずになりうるものを組み合わせたちょっと贅沢な定食です。こういうのは案外中華料理屋にはありません。
麻婆茄子は「茄子・豆腐・長葱を、牛と豚の挽き肉や辛味が効いたと甘い風味の、痺れる辛味のや八角をブレンドした香辣醤、まろやかなコクとふくよかな香りを持つを使用したタレで味付けしました。」 油淋鶏は「揚げたての鶏肉に、香り豊かで深いコクのある鎮江香酢とごま油を効かせ、生姜や葱の香味野菜と魚介の旨味を加えた、さっぱりとしたタレをかけました。仕上げに振りかける小葱の風味が食欲をそそります。」というのがやよい軒のウリ文句。
でも麻婆茄子は四川風のピリ辛に仕上げたはずなのに全く辛くなく、痺れも皆無。火が通りやすいように茄子を小さくかつ薄くスライスしてあるので食べ応えもイマイチなのは目を瞑りますが・・・
一方油淋鶏のほうは唐揚げに酢やタレがあんまりかかっていないため、若干酸味が効いた単なる唐揚げといった感じ。個人的にはタレまみれで酸味が強くなり過ぎるよりはマシだと思うので、これはこれで悪くないのですが、一般的には物足りないと評価されるかと。
やよい軒は中華系の定食を出した例ってあんまり記憶にないのですが、まだまだ実力不足のようで。
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