博龍軒@福岡・馬出九大病院前
福岡市地下鉄箱崎線「馬出九大病院前」駅の東、古い団地に付随した商店群の生き残りみたいな感じの店で、1952年創業で博多ラーメンの源流の一つと言われる老舗。先客5、後客ゼロ。なお「馬出」は「うまだし」ではなく「まいだし」と読みます。
券売機はなく、壁に貼られたメニューを見て「ラーメン(600円)」を注文。後払い。他はワンタン、チャーシュー、メンマ、もやしなどトッピングでバリエーションをつけるだけのシンプルなメニュー構成です。
店内はL字型カウンター7席のみ。卓上には白ゴマ、醤油、塩、コショウ。水セルフですが、コップは店奥に積み上げているだけなのでチト面倒。
若干とろみがかったスープは豚骨臭皆無。しかも見た目に反して割と軽い味わいで塩気も控えめ。それでいて物足りなさは感じず、ついついぐいぐいと飲み進んでしまいました。
麺が個性的で博多ラーメンにありがちな細麺ではなく、なんと平打ち細めストレートタイプ。しかもつるつる、しっとりした口当たり。実はこれが博多ラーメン源流系の定番なんだとか。これは慣れの問題なのでしょうか、個人的にはこの麺はちょっと好みから外れるかなぁ。
具はバラ肉チャーシュー、きくらげ、刻み青ネギ。
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