一龍@浅草 ~ 絶品汁なし担々麺
東武浅草駅から馬道通りを北へ。浅草2丁目交差点の先。11時の開店10分過ぎくらいに到着したところなんと店内満席で、外待ち3人に接続。その後も入れ替わり立ち代わり客がやって来て退店時には外待ち4人と結構な人気店の模様。ただ回転は頗る良くて、暑い中でもさほど待つことなく入店できました。
店内の券売機ボタン先頭の「絶品汁なし担々麺(900円)」を注文。半ライス無料等ランチサービスはなさそうなので、ライス(100円)も注文。辛さや痺れのレベルは特に聞かれませんでしたが、そもそもそのオプションがないみたいで。
メニューは他に「名物冷やし担々麺」と「濃厚海老担々麺」など。純然たる担々麺専門店で、ラーメンなどはなし。
店内はコの字型カウンター12席。頼めば紙エプロンを出してくれるようです。
麺は中細緩い縮れ入り。やや柔らかめの仕上がりで少々頼りないものの、びろーんと伸びる弾力性が強めなのが特徴。その上に肉味噌、アミエビ、擦り白胡麻、青ネギ。具材の刻みが細かいこともあってか、一頻り麺を混ぜ混ぜすると麺が汁を吸いまくって、器にはほとんど汁気は残りません。
「漢方を十数種類加えた特性香り辣油」がウリのようですが、少々舌がヒリヒリする程度で辛さも痺れもさしたることはありません。むしろごまだれを効かせている風でもないのになんか甘味を感じるのが不思議でした。辛いもの好きな方には物足りないでしょうが、卓上に調味料は一切置いてありません。
よってご飯がないと食べづらい訳ではなく、量的にもご飯無しでも十分な気もしますが、ご飯があったほうが飽きが来なくていいかも。
麺が頼りない辺りは「広島式汁なし担々麺」の影響を強く受けている感じがします。「広島式汁なし担々麺」は概していかにもファストフード然としていてその代わりに安いのが特徴で、アレはアレでありだと思いますが、ここのは全然安くないからなぁ・・・
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