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2021.08.06

竜葵@川口 ~ 冷やし台湾まぜそば

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 川口駅東口、コモディイイダ前にある「珍来」脇の小路を入る。屋号は「ほおずき」と読みます。7ヶ月ぶりの再訪。先客4,後客5。

 今回は夏季限定メニューの「冷やし台湾まぜそば(980円)」を注文。レギュラーメニューの「台湾まぜそば」に現金で100円追加する方式。「台湾まぜそば」同様大盛無料サービスをやっていたので、大盛にしてもらいました。なおまぜそばの麺量は並200g、大盛300g。

 メニューは相変わらず極端に絞り込まれていて、レギュラーメニューは他に塩そばと醤油そばのみ。サイドメニューとしてなぜか「ひつまぶし」を売り物にしていて、ランチタイムは「塩そば+ひつまぶし」のセットメニューもあります。

 店内は縦長L字型カウンター10席のみ。席間に衝立を設けたので席間が随分狭くなった気も。卓上には七味、胡椒、揚げ玉、果実酢。厨房内は店主と女性アシスタント1名といったところ。水セルフ。

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 麺の上に卵黄、肉味噌、ニラ、刻み海苔、刻みネギ、魚粉という台湾まぜそば標準形に水菜が加わった感じでしょうか。さらに別皿で刻みニンニクと食後の口直し用のミントがついて来ます。以前は天敵大葉も入っていましたが、今年は止めたのかな?

 台湾まぜそばって味が濃いものの宿命で正直どこも大同小異というかどんぐりの背比べというか、極端な当たりも極端なハズレもないという印象を持っていますが、「冷やし台湾まぜそば」は通常の香味油ではなく、自家製の旨辛いラー油を使用したためか、少々ピリ辛。というか、食べている最中は冷たさにマスクされてさほど辛さを感じないのですが、食後にいつまでも辛さが残る塩梅に変化していました。
 
 刻みニンニクを入れる前だと魚粉の自己主張が強い和風の味わいですが、刻みニンニクを入れると味わいが激変。またマヨネーズや胡麻ダレを加えたことで、通常の台湾まぜそばよりも微妙に甘かったり、微妙にマイルドだったりと味わいが複雑になり、面白みを増した気も。

 麺は自家製のストレート太麺。「冷やし」にしたことで麺の噛み応えが著しく強化され、最初は噛み切るのにもかなり力を要しましたが、これはこれで一興。

 台湾まぜそばは自然体で食べていると最後は底に肉味噌やニラが少々余りがち。ゆえに無料サービスの追い飯をもらっても良かったのですが、麺量が300gもあるとそれだけで結構お腹一杯ですし、「冷やし」だとご飯との相性が微妙に思えたので追い飯は割愛。

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