海鮮ごろごろシーフードクリームキーマカレー@松屋
松屋が2021年8月24日より発売中の「海鮮ごろごろシーフードクリームキーマカレー(850円)」を試食。
「海鮮ごろごろシーフードクリームキーマカレー」は"夏のシーフードカレーフェア"第一弾として先駆けて全店販売中の「海鮮ごろごろシーフードカレー」に続く第二弾メニュー。
「刺激的なスパイスとひき肉の旨味が凝縮された本格キーマカレーに、海鮮の旨味たっぷりホワイトソースの波が押し寄せます。キーマカレーとの絶品マリアージュで至福のひと時間違いなし。カレーに肉もシーフードも入ったわんぱくな松屋"ごろごろ"シリーズ、ミンチも海鮮もごろごろの欲張り・贅沢な逸品に仕上がっております。」というのが松屋のウリ文句。
「海鮮ごろごろシーフードカレー」と違って「マイカリー食堂の人気メニューを松屋流にアレンジ」という文言がウリ文句に入っていないので、マイカリー食堂にはないメニューなのかも。
それはともかく、「海鮮ごろごろシーフードクリームキーマカレー」の実態は「「海鮮ごろごろシーフードクリームシチューライス」と「キーマカレー」の単なる合い盛りであって特にマリアージュしておらず、「一つ屋根の下で暮らしてはいるが別々の部屋で住んでいる」いわば家庭内別居状態。あえて合わせない限りはキーマカレーにホワイトソースの波は全く押し寄せません。
ただそれぞれ単品だと途中で飽きが来そうなところを合い盛りにすることで飽きずに食べられるくらいの良さはあるかと。カレーを先、あるいは交互に食べるとどうしてもカレーの味わいにクリームがかき消されがちになるので、まずはクリームの方から試食。
メニューのネーミング通り、「海鮮ごろごろ」なのは「クリーム」のほうだけ。イカや海老の量は「海鮮ごろごろシーフードカレー」と大差ないのか、面積が半分になったこともあってごろごろ感は「海鮮ごろごろシーフードカレー」よりずっと上。また個人的にはクリームシチューをおかずにご飯というのはやや抵抗があるのですが、ここのは乳臭さがなく、妙なしつこさやコッテリ感もなく、全く問題なくいただけました。
一方キーマカレーのほうは定評ある松屋のカレーがベースですからはずれようがないのですが、あえて難を言えばひき肉がちょっとぱさつき気味で肉の旨味が逃げがちなところかなぁ。
今回の「夏のシーフードカレーフェア」はどちらもハズレではないものの、完成度がイマイチでまた食べたいという気にはならないレベルでした。
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