金長本店@山形 ~ げそ天ラーメン
山形駅から東へ歩いて15分くらい。山形のメインストリート「七日町大通り」の東に広がる住宅地に立地。先客8、後客ゼロ。
外観はどう見ても蕎麦屋ですが、店先に「らーめん」の幟が複数立っていることから推察できるようにラーメンも人気商品で、卓上のメニュー先頭はなんとラーメン類。ここでも山形のゲソ天カルチャーに敬意を表して「げそ天ラーメン(850円)」を注文。「別皿にしますか?」と聞かれましたが、ゲソ天はトッピング扱いにしてもらいました。
店内は4人卓×2と1人卓×1,さらに小上がりに4人卓×7。卓上には一味とブラックペッパー。水セルフ。店は山形のバスケットチームをガチ推しな一方、モンテディオ山形を表すものは何一つ見当たらず。
スープは牛骨ベースでかなり甘めの味わい。しかも結構オイリーで、最初は軽い味わいと思えたものの、食べ進むにつれて胃にボディーブローのように効き出し、だんだん重くなってきます。
麺は中細の縮れ入り。つるつるした口当たりで心持ち柔らかめ。スープは意外にもさっと絡む程度。
スープはどちらかと言うと洋風の味わいなので味変にはブラックペッパーが合いそうですが、トッピングのゲソ天はガチガチの和風なのでブラックペッパーとは相性悪そう。というか、そもそも牛骨スープとゲソ天がケンカしている感じですし、ゲソ天の脂が染み出してスープの重さに拍車をかけている気も。店が「別盛りにしますか?」と予め聞いてきた意味が食べ終わった頃によく判ったものの時既に遅し。別盛なら全く感想は違っていたかも。
チャーシューは見た目こそ旨味抜けた感じですが、噛みしめると旨みが出てきてまずまず。他に薄いメンマ、ナルト、刻みネギ。
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