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2021.09.12

【短感】21-22年第1節:東京NB 1-2 浦和L 

・昨年末の皇后杯で重傷を負った清家がWEリーグ開幕に間に合ったかと思えば、開幕直前に長船が重傷。長船の代わりにはながCBへ。また菅澤が謎のベンチスタート。

・浦和のPSMの試合内容はイマイチだったが、さすがに開幕戦へ向けてしっかり仕上げてきた模様。特にフィジカルが格段に強くなった感じで球際では圧倒的に優勢。立ち上がりは上々の内容だったが、相手を押し込んでからの攻め手を欠いて、決定機は18分猶本FK→ニアで清家ヘッドのみ。立ち上がりに主審が土光の露骨なボックス内ハンド=PKを見逃したのが残念。

・一方守っては再三最終ラインの裏を狙われ、何度か決定機を許した挙句、33分縦ポンで植木の裏抜けを許したのを契機に先制点を取られてしまう。また自陣深い位置でのパスミス、しょーもないボールロストも目立って次第に浦和は防戦一方になり、反撃の糸口も見出せず。

・後半頭から水谷に代えて菅澤を投入して2トップ気味にシフト。これが早速奏功して49分右サイドを疾走する安藤からのクロスをニアで菅澤が叩きこんで同点に。

・これで勢いづいた浦和の動きが良くなって再び戦況は五分五分に。中盤での潰しも効いて前半ほど最終ライン裏をやられまくることはなくなったが、故障明けの清家はともかく栗島が足を攣って交代を余儀なくされたのが誤算で、再び中盤スカスカになって植木に2度裏を取られかかる。途中投入の遠藤が前に後ろにと走りに走って中盤を必死に穴埋め。

・浦和は相手を押し込んでもシュートで終われないのがこの試合を通じての課題だったが、88分ドリブル前進した塩越→菅澤のスルーパスを契機に波状攻撃をかけ、島田シュートのこぼれ玉を拾った塩越がボックス内で北村を背負いながら反転シュートというスーペルゴラッソが決まって浦和逆転勝ち。

・昨年とメンバーはまるっきり同じなのに攻撃面では連係がガタ落ちで流動的なポジションチェンジが自分で自分の首を絞めている感も。一方フィジカルが上がっているので今年の攻撃は昨年とは一転して結構シンプルになるかも。1点目が典型。

・また開幕直前に長船離脱のダメージがでかすぎるのか、前半の最終ラインは極めて不安定だったが、後半長嶋投入が結果的に奏功して一気に安定度を増したのが収穫かな?

・後半またしても東京NBのボックス内ハンド=PKの見逃し臭い場面があり、女子サッカーの審判のレベルがアレなのが目立ったことだけは残念でした。

-----安藤-----
塩越---猶本---水谷
---栗島--柴田---
佐々木-南--はな-清家
-----池田-----

(得点)
33分 植木(東京)
49分 菅澤
88分 塩越

(交代)
HT 水谷→菅澤
49分 清家→長嶋
62分 栗島→遠藤
70分 猶本→島田

・「奥様は18歳」というのはあったけど、「アタッキングサードでドリブルが加速する39歳」というのはあんまり無い。

・ゆずほはコンスタントに点は取らないが、取る時はだいたいゴラッソ。くねくねドリブルのゆずほは「ひょっとこ久保竜彦」みたいな変なタイミングでシュートを撃ってくる系なのかな?だから相手はブロックできずに、決まればスーペルゴラッソ。

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