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2021.09.19

トマたまカレーうどん@丸亀製麵

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 丸亀製麺が2021年9月3日から期間限定で販売中の「トマたまカレーうどん・大(800円)」を試食。

 この商品はTOKIOの松岡昌宏氏と共同開発したもので、しかもカレーだし自体にアレンジを加えるのは丸亀製麺で初めての試みとのこと。カレーだしにはトマトの酸味だけでなく、白だし、にんにくやしょうがなどの隠し味も加えたんだとか。食べ物に関するTOKIOの面々の造詣には並々ならぬものがあり、さぞかし試作には力が入ったことでしょう。

 茹で上がったうどんに出来合いのカレーだしをぶっかけるだけなので、期間限定商品には珍しくあっという間に出てきます。

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 「トマトベースのカレーだしの味わいは、野菜の甘味と酸味がカイエンペッパーと絶妙なバランスを生み出し、後味はスッキリ爽快。一口、すすると最初に感じるのは奥深いコク。続いてカレーだしに溶け込んだトマトの酸味と野菜の甘さがやってきます。その後、爽やかな辛さが駆け抜けていきます。こだわりの食材と特製レシピで実現した緩急をつけた旨さに、打ち立て・茹でたてのもちもち、つるっとした麺があわさることで、箸が止まらず一気に食べ進められる一杯となっています。」と丸亀製麺のウリ文句も実に饒舌。

 そしてカレーだしはそのウリ文句に寸分も違うことなく、傑出して美味い!! カレー粉くさい昭和のカレーではなく、深みのある美味さ。丸亀製麺のレギュラーの「カレーうどん」を食べたことがなく、一般的なカレーうどんにありがちな「和風だしを効かせた旨味重視&甘目のカレーだし」とは全然違っていて、まずはトマトの酸味が強烈に自己主張。しかし、その酸味が全体に卓越するわけではなくベースとなったであろうもともとのカレーだしの旨味とのバランスが実に良く取れています。溶き卵がトマトの尖りを上手く包み込んでいるのかも。

 カイエンペッパーとは耳慣れない言葉ですが、「熟成された唐辛子を丸ごと粉砕することによってしっかりとパンチのある辛さを感じられる香辛料」とのこと。これが結構効いているのか、カレーうどんにしては案外辛い。食べ終わっても少々辛さが後を引きます。

 またこの商品には「ひとくちごはん」が付いてきます。どう見ても「ひとくち」どころではなく「半ライス」と言って然るべきサイズですが、残ったカレーだしにご飯をぶちこんで頂くと、これが正直うどんより圧倒的に美味い。カレーだしはうどんを食べているうちに自然体でどんどんだしが減ってゆくほどの粘度はないので、よく出来たカレーだしを存分に味わうにはご飯のほうが合うのかも。

 またデフォルトでは肉が全くなくてちょっと寂しいので、「豚肉のせトマたまカレーうどん」を併売しているのも納得。

 とはいえ、最近試食した丸亀製麺の期間限定商品の中ではぶっちぎりに美味かったのは確か。いやはやさすがTOKIO、恐れ入りました。

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