102@川口 ~ 鬼脂中華そば
川口駅東口を出て産業道路を北へ。ほぼ半年ぶりの往訪。9月限定販売の「鬼脂そば(900円)」が気になったので再訪した次第。先客4、後客10人くらい。
非常に奥行きが深い店で、店内はコ字型カウンター20席弱ほど。卓上には胡椒、酢、柚子八味、揚げ玉ねぎ。
「たっぷり背脂に特製塩だれを合わせたこってりながらもくどさの残らないスープ」が店のウリ文句。豚骨ベースと思しきスープの表面には脂が分厚い層をなしていますが、わざわざ「鬼脂」を冠するほど背脂は多くありません。しかも背脂は細かいので食べ進んでいるうちに刻みネギと渾然一体となり、全然ギトギトしません。
スープはデフォルトでもややしょっぱめ。そこにやたらたっぷり添えられた辛味噌を溶かし込むと、ニンニク効果なのか旨味がぐっと増してなかなか良い感じに。ただ辛味噌を全部溶かしてしまうと辛さはともかく概してしょっぱくなりすぎることが経験則的に判っているので、慎重にちびちび溶かすことに。すると辛味噌が溶けたスープと溶けていないスープの味わいの違いが楽しめ、美味しさ2倍2倍!(昭和脳) ただ辛味噌を溶かすとわざわざ添えたアオサの香りが消し飛んでしまうのが残念至極。
麺は平打ちの強い縮れ入り。スープに負けないようにと考えたのかかなり硬めの仕上がりで、さすがにもうちょっと茹でたほうが良いのでは?と思いましたが、スープとの相性・絡み具合は上々。
ばら肉チャーシューはぺらぺらで残念。
102の中華そばって単なる品ぞろえの一環に過ぎず、つけめんと比べると出来はイマイチと思っていたのですが、昔よりかなりマシになったのかな?
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