白龍 フェザン分店@盛岡 ~ じゃじゃ麺
盛岡名物「じゃじゃ麺」の発祥店とされる老舗の人気店「白龍」を3年ぶりに再訪。本店は盛岡城址近くにあって駅から距離があるのが難点でしたが、駅ビルリニューアルに伴って「おでんせ館」1Fに白龍の分店が出来て非常に便利になりましたが、場所柄コロナ禍で観光客が来ないと辛いようで先客2、後客2とガラガラ。
メニューは非常にシンプルでじゃじゃ麺と餃子しかなく「じゃじゃ麺・中(610円)」を注文。「ちいたんたん」は割愛。
店内はL字型カウンター10席と4人卓×4、2人卓×2。
注文すると「13分茹で時間をいただきます」と言われ、実際そのくらいしっかり待たされました。前回はランチタイムだったせいか意外なくらいさっと出てきて「茹で置き」疑惑が拭えませんでしたが、今回は店がガラガラなのでちゃんと注文を受けてから茹で始めたのでしょう。
麺が結構熱を持っているため、皿が思いのほか熱いので注意。さほど量がないようにも見受けられますが、皿中央がへこんでいるので中でも十分な量があります。
うどんと良く似たもちもちの麺の上に、肉味噌とネギとキュウリ、それに紅生姜を添えただけのシンプルな構成。肉味噌は「味噌をベースにひき肉、胡麻、椎茸 その他十数種類の材料を混ぜ込んで炒め寝かせた」ものだそうで、肉味噌が均一に麺に行き渡るようにぐちゃっぐちゃにかき混ぜて食べるのがおいしく食べるコツ。
ただ麺の量に比べて肉味噌が少なく、せっせとまぜまぜしてもえらく薄味。やむなく卓上のにんにくやラー油、さらに味噌までぶち込んで味を調える羽目に。油そば同様、最初から客が自分で味を調整することを前提に薄味にしているのかな??
麺はうどんに似ていますが水気が多くてかなり柔らかめ。うーん、こんなにぶよぶよだったっけ??? 以前はもうちょっとコシがあったような・・・でも肉味噌+にんにくの「しつこい2トップ」をしっかり受け止めるには個性のない麺がかえって相応しいのかも。また終盤になるときゅうりが箸休めとして効いてきます。
「じゃじゃ麺」は少々しつこく、かつ最後は単調になりがちなのは否めないので連食には向きませんが、盛岡に来たら欠かせない味であることは間違いありません。でも今回は麺の状態がイマイチだったなぁ・・・
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