牛ハヤシライス@吉野家
松屋が2021年10月7日より販売開始の「牛ハヤシライス(税込547円)」を「大盛(+55円)」で試食。
広告類には期間限定とはどこにも記されていませんが、店内放送でははっきりと「期間限定」と明言されていました。そのためか卓上のメニューには「牛ハヤシライス」は掲載されておらず、店内外のポスター等でこの商品をアピールするだけに留めています。カレーの出来やバリエーションでライバル松屋に大差を付けられているような気がする吉野家がハヤシライスで反撃に出たのかもしれませんが、今のところは威力偵察といったところでしょうか。
「特製のハヤシソースは牛由来の乳製品を隠し味に使ったトマト系ソースです。酸味とうまみの両方が味わえ、特製ハヤシソースのコクと爽やかさが牛肉とご飯の架け橋となり、食べ進めやすい味わいとなっています。提供前にかけるフレッシュミルクと隠し味に使った牛由来の乳製品が牛肉とうまくマッチングし、吉野家の牛肉のうまさを存分に味わうことができます。」というのが吉野家のウリ文句。
普段ハヤシライスを食べる機会なんて安いレトルトの「カリー屋カレー」のハヤシくらいしかないので比較対象としては適切ではないかもしれませんが(苦笑)、さすがにコクや旨味は段違い。ただ「牛由来の乳製品」が隠し味どころか結構癖が強く出ていて、思った以上にチーズ臭く感じました。その代わりにハヤシらしい酸味が抑えられてマイルドな味わいになっているのも確か。
ハヤシライスなので具は牛肉と玉ねぎしかなくても何の違和感もありません。ただ牛肉は牛丼用にカットされたサイズそのまんまなのか、スプーンだけで食べ進むには牛肉が長すぎて難儀。正直もうちょっと細かく刻んて欲しいもの。でも牛肉のクォリティーはさすが牛丼チェーン店ではぶっちぎりに高いと思います。
| 固定リンク