エニシスタンド@御徒町 ~ エニシ担々麺
山手線御徒町駅北口そば、1Fにユニクロがある「吉池ビル」の8F。神戸が本拠地の店のようです。先客2、後客9。このビルに食堂街があること自体驚きでしたが、客層が若い上にカップルや女性同士で来る方のほうが多くてさらにびっくり。
券売機はなく、メニューを見て基本と思しき「エニシ担担麺(900円)」を注文。辛さは不辣(辛さなし)、小辛、中辛から選べるので「中辛」でお願いしました。後払い。
メニューは他に鶏白湯担担麺、濃厚担担麺、麻辣担担麺、香醇担担麺など。担々麺専門店ですが、汁ありは鶏白湯担担麺だけ。
店内は縦長カウンター6席と4人卓×5。卓上にはエキゾチック酢、オレンジ酢、煮干酢、ミル入りミックスペッパー。
能書きによれば「自家製スパイスラー油だけでも20種類以上のスパイスを使用。具材は神戸ポークのうで肉とモモ肉を一気に強火で炒めて甜麺醤をベースに少し甘みのある『肉味噌ミンチ』に仕上げ、淡路島産の甘い生玉ねぎ、フライドオニオンとインドから仕入れたカシューナッツ、国産の水菜、(中略)柴漬けがアクセントとなっています」とのこと。柴漬け入りというのがとにかくユニーク。
一応タレは丼の底に溜まっていますが、しっかり麺をまぜまぜするととろみがあって麺に絡みまくるせいか、食べている最中は汁っぽさはほとんど感じません。中辛でも辛さや痺れはさほどのことはなく、食べた後もほとんど辛さが尾を引く感じもせず。それは良いのですが、少々味を重ね過ぎて味が濃すぎるのが難。ご飯がないと食べづらいほどではありませんが、ご飯が欲しくなるレベル。
麺は中太・平打ちのストレートタイプ。やや硬めに仕上げた生パスタと似ていますが、それよりは少々厚みがあるかな?カシューナッツのザクザク感に生玉ねぎのしゃきしゃき感と食感に変化が付くのは面白いのですが、柴漬けは先述の「味濃すぎ問題」を加速させているだけの気も。濃すぎる味に少々へきへきして、卓上の酢を試すのをすっかり忘れてしまいました。
店では最後に「ひとくちごはん」の投入を勧めていますが、自然体で食べているとタレなんてほとんど残らないので麺や肉味噌が少々残った状態で頼むのが良さげ。
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