三男坊@蒲田 ~ 濃厚タンメン
蒲田駅西口の北西、ジョナサンの向かい辺りにある飲食店街の一角。駅からは非常に近いものの大通りからはちょっと引っ込んだところにあるので判り辛いかも。11時半の開店5分過ぎくらいに到着したところ先客8、後客ゾロゾロ。すぐに満席になり、一時は2~3人外待ちも。
店内の券売機で基本と思しき「濃厚タンメン(800円)」を注文。ランチタイムにはライスの無料サービスあり。
メニューは他に辛タンメン、塩タンメンなど。各メニューとも唐揚げとのセット「タンカラ」を推しています。
店内は縦長で厨房前にカウンター7+3席、反対側の壁沿いにカウンター6席。卓上には辛子味噌、酢、ブラックペッパー、一味。
到着時に先客は誰も食べていなかったので多少待たされるのはやむを得ないなと思ったのですが、開店時にはなんと店員が二人しかいない上にテイクアウトの注文も3、4個受けていたようで結局30分以上待たされました。あとから店員が一人やって来てなんとか店が回るようになりましたが、それでも回転はあまり良くなさそう。
「特製ダレで強火で一気に炒めた旨味と甘味を凝縮した400gの山盛り野菜、豚骨と鶏ガラをしっかり炊き込んだ濃厚ながらも後味すっきりな『濃厚スープ』、厳選小麦を使用した『極太四段階手もみ麺』」というのが店のウリ文句。
400gの山盛り野菜の構成は店内に貼られていて「人参、キャベツ、とうもろこし、にら、玉ねぎ、かまぼこ、イカゲソ、もやし、豚肉、キクラゲ」。でも見た目通りそのほとんどがもやしです(苦笑)。イカゲソなんてその存在に気付くのに時間がかかりました。なお頼めばにんにくや生姜もトッピング出来るようです。
スープは豚骨&鶏ガラ合わせのちゃんぽんと似た感じの味わいで、濃厚といってもしょっぱくはなく、むしろ甘目。でもいかにも塩分が多そうで飲むのはちょっと躊躇われました。もやしを浸してご飯のおかずにするにはちょうど良い感じでしょうか。
麺はちゃんぽんのような断面が丸いタイプではなく、むしろ手もみの結果若干平たくなった感じの中太麺。どういうわけかかなり硬めの仕上がりでしたが、スープには良く合っています。
どこからどう見ても「トナリ」とほぼ同じコンセプトの店で、「安くてそこそこ美味くて腹一杯になる」という意味でのコスパは抜群で店が混むのも納得。でもその元となった「トナリ」は一時多店舗展開したものの、その後バタバタと店を閉めているんだよなあ、なんでか知らんけど。
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