珍味堂@大橋通 ~ 四万十鶏チキンナンバン定食
とさでん大橋通電停から大橋通商店街を北へ。高知随一の繁華街帯屋町の西端と交わる「ひろめ市場」内。
「ひろめ市場」は端的に言えば「飲み屋しかないフードコート」みたいなもので、往訪した「珍味堂」は屋号通り酒飲みのための揚げ物や惣菜、海鮮系の珍味を出している店です。もちろん各種酒類も出しています。
ここに来たのは先日「ケンミンショー」で紹介されていた高知固有の「チキンナンバン」の試食。食堂が本業ではない店で食べるのも何ですが(苦笑)、車がないと行きづらい店まで行くほどのこともあるまいと思ってここで妥協。早速「四万十鶏チキンナンバン定食(1000円)」を注文。「オーロラソース」と「酢だれ」が選べますが、ここはもちろんオーロラソースで。
注文を受けてから揚げはじめるので出来上がりまで15分くらいかかり、番号札を渡されて近所で待機。
先述のように高知のチキンナンバンは、一般的なチキン南蛮(=衣をつけた鶏肉を揚げて甘酢のタレにからめ、タルタルソースをかける)と違って、ケチャップとマヨネーズで作るオーロラソースをかけるのが最大の特徴。オーロラソースにプラスアルファする調味料によって店毎に味が少々異なるんだとか。珍味堂のはかなり酸味きつめでした。
それはともかく、チキンカツがとにかくでかい!!ご飯との量的バランスが正直かなり悪く、店のオバハンがサンプルを見せて「ハーフサイズ」をそれとなく勧めていたのも納得。でもカツの出来が相当良いのか最後まで全く胃もたれぜず、箸も止まらずに一気に完食。
なお「ひろめ市場」の面白いところは下膳口がなく、食べ終わった皿などを片付けて回る係が巡回していること。たぶん酔っ払いにダラダラと居座られては困るからでしょうけど(苦笑)。
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