せせりと野菜の味噌炒めと旨辛チゲスープの定食@やよい軒
「やよい軒」が2022年2月3日から期間限定発売中の「せせりと野菜の味噌炒めと旨辛チゲスープの定食(890円)」を試食。鶏の希少部位“せせり”を使用した定食を昨年5月に期間限定で販売したところ好評だったので、それをバーションアップして再投入したようです。「せせりと野菜の味噌炒め」だけでなく「旨辛チゲスープ」まで付けたので、やよい軒の定食にしてはやや高めの価格設定になっています。
「せせりと野菜の味噌炒めは、鶏一羽からわずかしか取れない“せせり”と、キャベツ・もやしなどの野菜を、柚子胡椒を使用したピリ辛の味噌だれを絡めて、中華鍋を使い強火で一気に炒めました。シャキシャキとした野菜と、弾力のあるせせりの食感をお楽しみいただけます。」というのがやよい軒のウリ文句。
味噌はピリ辛というより甘さが前に出た感じなのはまだしも、全体に焦げ交じりなのが気になりました。まるで家庭で味噌炒めを作った時にやらかしがちな失敗作みたいな・・・炒めすぎなのか野菜のシャキシャキ感はすっかり失われてモヤシを筆頭に全体にくたっとしていますし、脂はやたら多いのも気になりますし・・・
またこういう濃い味の炒め物だと「せせり」の良さなんて正直よく判らず。鶏肉にしては柔らかいかな?といった程度。普通の鶏モモ肉でぐっと単価を下げた商品を出してもらったほうが個人的には余程嬉しいのですが・・・
「旨辛チゲスープは、海鮮の旨味と味噌のコクをプラスしたピリ辛のスープに、豚肉や白菜キムチ、豆腐を加えた、身体の芯から温まる仕上がりです。」とやよい軒は謳っていて確かにその通りなんですが、いかにも冬季限定の人気商品「チゲ定食」の終売に伴って余ったチゲ用食材の有効活用を企図した商品っぽいのに「チゲ定食」のチゲ鍋よりはかなり薄味というか希釈化した感じなのでご飯のおかずには少々力不足。あくまでも味噌汁の代わりという位置づけかと。
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