満月@赤羽 ~ 白味噌らーめん
赤羽駅西口正面に建つ「ビビオ」の北向かい辺り。松屋や三忠食堂など飲食店の並ぶ一帯ですが、店は通りから引っ込んだところにあってうっかり通り過ぎがちかも。もともと赤羽駅東口にあった店が2019年3月に西口へ移転した直後に往訪して以来約3年ぶりの再訪。先客ゼロ、後客9。
券売機は無く、卓上のメニューを見て「おすすめ!」とあった「白味噌らーめん(930円)」を麺硬めで注文。ランチサービスなし。
相変わらずメニューは多彩で、メニューブック先頭は正油味の「らーめん」。他に各種つけめん、各種ざるらーめん、季節限定のカルボらーめん、とうふらーめん、ベーコンラーメン等々。野菜らーめんなど塩や味噌に出来るメニューもあるようです。
店内は壁に向かってカウンター5+2席。店中央にでかい8人卓×1、店奥に2人卓×3、4人卓×1。卓上には七味、酢、醤油、ラー油、コショウ。
大きめの丼にスープがなみなみと注がれた状態で登場!!
白味噌ベースですが、甘いと感じられるほど良くも悪くも味噌は自己主張せず。ニンニクチップ混じりなので、配膳時はニンニクの香りが強烈ですし、炒め物の脂も結構香ってきますが、その割に味わいはコッテリ&ずっしり寄りではなく、味噌ラーメンにしてはかなり大人しい感じ。この辺は赤羽の老舗店であるがゆえに高齢客主体という客層に合わせたのかも。ちょこんと乗っている豆板醤を溶かしても味が激変するほどでもないので、途中で卓上のラー油や七味を投入。
麺は「厳選した小麦粉で保存料とたまごを一切使用せずに、水とカン水と少量の塩だけで練り上げた」というのが謳い文句の手打ち麺で、平たくピロピロつるつるもっちりした食感が楽しい逸品。麺硬めだと若干スープに対して強すぎたかも。
炒め物はもやしがほとんどで、わずかにニラが混じるだけ。ひき肉や玉ねぎはなし。メンマもチャーシューもないので具はしょぼいという印象は否めず、量がやや多めなことを勘案してもやや割高な一杯かと。
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