博多辛麺 狛虎 Deitos店@博多 ~ 黒辛麺
博多駅デイトス2F「博多めん街道」内。さすがに「博多ラーメン」の類は食べ飽きたので目先を変えて辛麺がウリの店に突入。九州で辛麺といえば宮崎が有名ですが、この店は宮崎とは関係なさげ。先客7、後客7。
メニューは多彩で、卓上のメニューを見てスタンダードっぽい醤油ベースの「黒辛麺」を注文。辛さが0~25辛まで選べるので、「5辛(800円)」を注文。なお辛さの段階によって値段は小刻みに上昇します。さらに麺が「韓国麺:太麺」「韓国麺:細麺」「ちぢれ麺」「生麺」から選べるので「ちぢれ麺」をチョイス。後払い。店内にニンニク臭がこもっていますが、店からニンニクの要否も確認されます。
メニューは他に赤辛麺(トマトベース)、白辛麺(豆乳ベース)、博多辛麺(炙りもつ味噌ベース)など。
店内は横長カウンター4+3席と2人卓×4、4人卓×3。卓上に調味料類はなし。
そんなに混んでるわけではないのに出てくるまで結構待たされました。これは「博多めん街道」にやってくる客にはあまり好まれないような・・・
「良質の牛・豚・鶏などをブレンドしたバリバリ旨味成分がたっぷり入った究極の特性極旨スープ」というのが店のウリ文句。とろみはなく、ラー油で脂ぎっている訳でもなさげ。そして意外なことに5辛でもせいぜいピリ辛程度だったのには拍子抜け。むしろ旨味や酸味が強く出ており、この手のスープとしては珍しく飲む気になりました。そしてたいして辛くない割には食後に結構汗をかきました。
麺は中細縮れ麺でやや硬めの仕上がり。店の言う「モチモチ」とはだいぶ違うような気がしますが、スープはよく絡んで悪くはありません。ただ明らかに量が少なく、替玉を頼む客が多いのは納得。でも出てくるのが遅い店で替玉を頼むは結構リスキーじゃないかと・・・
スープの中には溶き卵がたっぷり。他にニラ、ひき肉、そしてスライスされたニンニクも少々。よってルックスは名古屋の「台湾ラーメン」にちょっと似ています。底にひき肉が溜まり勝ちなので穴あきレンゲが欲しいところ。
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