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2022.03.12

魚雷@春日 ~ 本枯中華そば

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 都営三田線春日駅から白山通り「西片」交差点を西へ。「こんにゃくえんま交差点」を南へ曲がってすぐ。店入口上に掲げられた巨大な魚雷のオブジェが目印。約8年半ぶりの再訪。先客ゼロ、後客4。

 入口脇に券売機があり、ボタン先頭の「本枯中華そば(850円)」を注文。この店は「季節の具材」を含む11種類のトッピングから3種類が選べるのが特徴で、炙り豚バラチャーシュー、炙り鶏チャーシュー、うずら卵をチョイス。なお往訪時の「季節の具材」は菜の花でした。
 
 麺類メニューは他に「つけめん」があるだけで、後は「本枯中華そば」にあれこれトッピングでバリエーションをつけただけのシンプルな構成。

 店内はカウンター3席と、2人卓×3、4人卓×1。

 うーん、デフォルトの具は青菜しかないのか・・・ これだと追加トッピングのうち一つは野菜系にすべきだったと気付くも時すでに遅し。

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 「鹿児島県枕崎産の二年熟成最高級本枯節と一年物の粉骨節をサイフォンで抽出」というのがこの店のウリ。店内には鰹節の香りが強く漂っており、スープも節系の味わいが全開。動物系、魚介系を合わせたWスープだそうですが、動物系のほうは正直言われないと判りません。辛うじて旨味過多に陥る弊を免れており、醤油もいたずらに自己主張せず、全体にいたってあっさりすっきり。雑味が無くて、全く飽きが来ません。なお青菜の上の泡は知らん間に消えてしまい、味わいに与える影響は良く判らず。

 麺はやや細めのストレート麺で、心持ち柔らかめの仕上がり。スープはさっと絡む程度で、なんだか蕎麦に似た食感が少々。

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 鶏チャーシューはスープを邪魔しないように薄めの味付けで、鶏自体の旨味も存分に楽しめた秀作。一方豚バラのほうがいかにもバラらしく脂身がとろっとしていますが、ちょっと濃い目の煮込み加減でこのスープだとうるさく感じるかも。

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