担々まぜ釜玉うどん@丸亀製麺
2021年10月に試食したばかりの「担々まぜ釜玉うどん」。完売店舗が出るほどの大人気だったようで、それから半年も経たずに2022年3月15日から販売再開!! 早速「担々まぜ釜玉うどん・大(790円)」を試食。但し、「ひと口ごはん」がついた代わりに90円値上げ。また販売店もSC内店舗など小さめの店に限られているようで、ララガーデン川口店まで出かける羽目に。
「担々まぜ釜玉うどん」は、「茹で釜から直接どんぶりに盛り付けるもちもち食感の『釜抜き麺』に、だしの風味香る濃厚なごまだれを加えた和風仕立て。カイエンペッパーのシビれる辛さが加わったかつお粉と味噌のコクと花椒油のキレのある辛みの麻辣担々肉味噌、ラー油を絡めたシャキシャキ食感の白髪ねぎが食欲を刺激しクセになる味わいです。仕上げに、温泉玉子を添えてまろやかさを加えました。」というのが丸亀製麺のウリ文句。とりあえず何度もまぜまぜしてから試食。
ウリ文句は昨年から微妙に変わっていて、ザーサイがなくなったのと肉味噌に「本場四川の」という修飾を止めたのが目を惹きました。前回試食時にも感じたのですが、「担々」という割にはあんまり辛くないんですなぁ・・・どうしてもごまだれが卓越しがちな上に、温泉玉子が担々ミンチの辛さを包み込んでマイルドにしてしまうようで。だから「本場四川」という修飾を止めたんでしょう。「カイエンペッパーのシビれる辛さが加わったかつお粉」もただの魚粉と大差ない様子。なんとなく「台湾まぜそば」をインスパイアした商品のように見受けられますが、如何せんうどんであることに引っ張られてめっちゃ和風の味わいです。
また総じて味が濃すぎて飽きが来るのが早いので、箸休め代わりに青ネギをたっぷりと加えるのが吉。天かすでコクを加えるのもまた良し。うどんを食べ終わっても丼の中にはネギやら肉味噌やらが大量に余るので、値上げして「ひと口ごはん」を付けたのは実にGJです。
辛さに過大な期待さえしなければ、これはこれで食べ手を選ばないバランスの良い一品であることも確か。温泉玉子と濃厚ごまだれ、そして担々ミンチがなんらケンカしないどころか見事に絡み合って旨味は抜群! 「安くてそれなりに美味く、それなりにお腹一杯になる。しかも老若男女一切食べ手を選ばない」という丸亀製麺らしい一品だと思います。
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